津和野の街並み

石見周辺おすすめ観光スポット8選

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鷲原八幡宮

鷲原八幡宮

鷲原八幡宮は、津和野城跡に鎮座する神社。鎌倉時代初期に城の守護神として創建され、鎌倉の鶴岡八幡宮を勧請したと伝えられています。本殿と楼門は室町時代の永禄11年(1568)に再建され、拝殿は江戸時代の正徳元年(1711)に大規模な改修が行われました。社殿は本殿、拝殿、楼門を一直線上に並べ、拝殿と楼門の間に池を設けて橋を架ける特徴的な構成で、2016年に国の重要文化財に指定されました。また、境内には日本で唯一原型を残す流鏑馬馬場があり、毎年4月の第1日曜日に流鏑馬神事が開催されます。馬上からかぶら矢で的を射抜き、「国の繁栄」「天下泰平」「五穀豊穣」を祈願します。

住所
島根県鹿足郡津和野町鷲原イ632-2
アクセス
JR津和野駅より石見交通バス長野行きで6分「鷲原」下車 

しまね海洋館アクアス

しまね海洋館アクアス

しまね海洋館アクアスは、浜田市にある中国・四国地方最大級の水族館。「しまねの海から日本海、そして世界の海へ」をコンセプトに、約400種1万点の海の生き物たちが展示されています。アクアスの目玉は何といっても、西日本で唯一飼育されているシロイルカです。愛らしい姿で人気を集めるシロイルカは、「幸せのバブルリング」や「幸せの魔法マジックリング」で訪れる人々を魅了。その他にも、山陰の神話に登場するサメ(地方名:わに)を展示する神話の海(サメ大水槽)、島根県の県魚でもあるトビウオや「ノドグロ」で知られる「アカムツ」など、島根の海や日本海の生き物たちを間近で観察することができます。また、イルカやアシカと触れ合えるふれあいタイムや、餌やり体験ができるえさやりタイムなどのイベントも充実しています。

住所
島根県浜田市久代町1117-2
アクセス
山陰道 江津道路「浜田東IC」から車で約10分
公式HP
https://aquas.or.jp/

石見銀山

石見銀山

石見銀山は、大田市に分布する鉱山遺跡で、1527年に発見されました。戦国時代に採掘が始まり、近代化以前のアジアを代表する鉱山として知られています。中国から韓国を経て伝わった灰吹法を改良し、16世紀には日本独自の小型製錬場を数多く建設して高品位の銀を大量に生産しました。この大量の銀は東洋と西洋の交流をもたらしたほか、豊臣秀吉の朝鮮出兵の軍資金に充てられたことでも知られています。石見銀山遺跡は、銀山エリアと大森エリアに分かれており、銀の歴史やレトロな町並みに触れながら散策することができます。銀山エリアには採掘坑道である間歩跡が点在し、大森エリアには江戸時代の町並みがそのまま残っています。また、石見銀山世界遺産センターでは、映像や資料写真、復元品などを使って石見銀山の歴史や鉱山技術、くらしなどを解説しています。さらに、2007年にアジアの鉱山遺跡としては初めてユネスコの世界遺産に登録されました。

住所
島根県大田市大森町イ1597-3
アクセス
JR大田市駅よりバスで約35分、世界遺産センター下車
公式HP
https://ginzan.city.oda.lg.jp/

太皷谷稲成神社

太皷谷稲成神社

太皷谷稲成神社は、津和野町にある神社で、日本五大稲荷の一つに数えられています。商売繁盛や開運厄除の神として信仰を集めており、特に正月は毎年数十万人の参拝客が訪れます。境内には約1,000本の朱塗りの鳥居が参道を通り、長いトンネルのような景色を呈しています。300mほど登った先に社殿があり、社殿からの眺めは津和野の町並みが箱庭のように見える絶景です。また、境内にある4か所の参拝所を「元宮」「命婦社」「新殿」「神殿裏奉拝所」の順に参拝する「四ヶ所参り」という独特の参拝形式を習わしとしています。

住所
島根県鹿足郡津和野町後田409
アクセス
中国自動車道「六日市IC」より約1時間
公式HP
http://taikodani.jp/

津和野カトリック教会

津和野カトリック教会

津和野カトリック教会は、鹿足郡津和野町にあるゴシック様式の教会で、木造モルタル造りの建物は城下町の古い街並みの中でひときわ目を引きます。ドイツ人シェーファー神父によって1931年に建てられ、1944年に再建されました。内部は畳敷きで、色鮮やかなステンドグラスが美しく、隣には殉教資料を集めた乙女峠展示室があります。津和野は長崎浦上のキリシタン信徒の殉教地として知られており、明治時代に政府のキリスト教弾圧により隠れキリシタンたちが改宗を求められて津和野の乙女峠に連れてこられました。そのなかで迫害により殉教していった人々も多く、津和野カトリック教会はその慰霊のために建てられました。

住所
島根県鹿足郡津和野町後田ロ66-7
アクセス
JR山口線「津和野駅」から徒歩12分

石見畳ヶ浦

石見畳ヶ浦

石見畳ヶ浦は、約1,600万年前の地層が隆起してできた隆起海床で、国の天然記念物に指定されています。畳を敷きつめたように見える波食棚や、貝の化石などが固まってできた腰掛けのような丸い岩(ノジュール)が特徴で、地質や化石の観察に適した「天然の地学博物館」とも呼ばれています。また、穴観音と呼ばれる海食洞や、犬島・猫島の景観も美しく観光地としても有名です。

住所
島根県浜田市国分町
アクセス
JR「下府(しもこう)駅」から徒歩20分

匹見峡

匹見峡

匹見峡は、益田市匹見町にある西中国山地国定公園に指定されている渓谷。前匹見、奥匹見、表匹見、裏匹見の4つの渓谷があり、それぞれ変化に富んだ地形は、春の新緑、夏の清流、秋の紅葉、冬の雪景色など、四季折々の絶景が楽しめます。また、渓流沿いには、自然散策路があるほか、バンガローやキャンプ場、バーベキューハウスも整備されています。

住所
島根県益田市匹見町匹見
アクセス
中国自動車道「六日市IC」より約1時間

仁摩サンドミュージアム

仁摩サンドミュージアム

仁摩サンドミュージアムは、大田市仁摩町にある砂・時・環境をテーマにした博物館。砂を使ったアート作品や世界各地の砂の展示、世界最大級の砂時計「砂暦(すなごよみ)」などがあるほか、砂に関する学習や研究の場として、見るだけでなく実体験できる施設となっています。また、入館時に無料でもらえる砂絵台紙に、12色の砂で色付けする「砂絵づくり」などのワークショップが多彩。さらに、隣接する別館「ふれあい交流館」では、ドラマに登場した砂時計やアクセサリーの販売のほか、サンドブラスト、クリアキャンドル、フュージングなどのガラス工芸体験(有料)も楽しめます。

住所
島根県大田市仁摩町天河内975
アクセス
山陰道 江津道路「江津IC」から車で約40分
公式HP
https://www.sandmuseum.jp/
石見銀山 大森の町並み

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