隠岐の島おすすめ観光スポット8選
ローソク島
隠岐の島町にあるローソク島は、日本海の荒波によって削られた高さ約20mの奇岩。その名のとおり、夕陽が島の先端に重なると、まるで巨大なローソクに火が灯ったように見えることから名付けられました。ローソク島は、遊覧船に乗って海側から眺めることができます。船は、代港から出航しており、約20分かけてローソク島を周遊。ローソク島のほかにも、周辺の島々や日本海の景色を楽しむことができます。
- 住所
- 島根県隠岐の島町代
- アクセス
- 西郷港から車で約50分(ローソク島展望台)
壇鏡の滝
壇鏡の滝は、隠岐の島町にある那久川の上流にある滝で、「日本の滝百選」「日本名水百選」に選ばれています。屏風状の岩壁の中央に壇鏡神社があり、その左右に高さ50mの雄滝と40mの雌滝が流れ落ちています。雄滝は滝の裏側(滝つぼ側)から流れ落ちる水をみることができることから、「裏見の滝」とも呼ばれています。また、滝は、古くから特別な水と信仰を集めており、地元の人からは長寿の水、または勝者の水とされています。島内で行われる行事では、参加前にまずこの水で身を清めるという風習があり、牛突きや相撲の試合の前日には関係者が水を汲みに訪れます。さらに付近の渓流には、貴重なオキサンショウウオが多数生息しています。
- 住所
- 島根県隠岐郡隠岐の島町那久
- アクセス
- 西郷港から車で約40分(ローソク島展望台)
赤尾展望所
赤尾展望所は、西ノ島町浦郷にある展望所で、大山隠岐国立公園に指定されている国賀海岸を一望できます。国賀海岸は隠岐を代表する世界一級の景勝地で、約7kmにわたって玄武岩の海蝕崖や海蝕洞が続いています。摩天崖や通天橋、天上界、国賀浜のほか、海を見渡せば果てしない水平線が広がり、地球の丸さを感じられるほどです。また、周辺一帯の放牧地では牛馬がのんびり草を食む姿も見られ、夕焼けが絶景の撮影スポットでもあります。「日本の夕陽百選」に認定されており、隠岐ジオパークのジオサイトにも指定されています。
- 住所
- 島根県隠岐郡西ノ島町浦郷
- アクセス
- 別府港<島前>から車で約25分
白島海岸
隠岐の島町にある白島海岸は、日本海の荒波によって削られた奇岩が連なる景勝地。大小様々な島々が散在し、安山岩や流紋岩など様々な種類の岩石が長い年月の風雨によって削られた白い岩肌とエメラルドグリーンの海が織りなす風景は、まさに絶景と呼ぶにふさわしい美しさです。特に、夕陽が沈む時間帯になると、岩肌がオレンジ色に染まり、幻想的な光景を見ることができます。また海岸は、白島崎から出航する遊覧船に乗って海側から眺めることができるほか、磯遊びや海水浴にも最適な場所です。夏には、多くの家族連れが訪れ、海水浴や潮干狩りを楽しんでいます。
- 住所
- 島根県隠岐郡隠岐の島町西村
- アクセス
- 西郷港から車で約35分
那久岬
隠岐の島町にある那久岬は、日本海の荒波によって削られた断崖絶壁と美しい海岸線が織りなす景勝地。古事記や日本書紀にも登場する神話の舞台であり、歴史上にも重要な役割を果たしてきた場所として知られています。岬からは、隠岐諸島の島々や青く輝く海を一望することができます。特に、夕陽が沈む時間帯は格別で、オレンジ色に染まる海とシルエットになった島々は、まさに絶景です。また岬には、突端に建つ昭和38年に建てられた那久岬灯台や後醍醐天皇が隠岐島に流された際に滞在したとされる行在所跡、隠岐島最大の古墳である横山古墳など歴史を感じさせる建造物も残されています。さらに、ハイキングや釣り、バーベキューなど、様々なアクティビティを楽しむことができるほか、岬の周辺には、温泉や海鮮料理店なども多くあり、観光とグルメを同時に楽しむことができます。
- 住所
- 島根県隠岐郡隠岐の島町那久
- アクセス
- 西郷港から車で約40分
浄土ヶ浦海岸
浄土ヶ浦海岸は、隠岐諸島の最大の島である島後(隠岐の島町)の東海岸から約1kmのところにある海岸。雄々しい岩礁群と透き通った海が特徴で、その名の通り極楽浄土のような独特の世界観を醸し出しています。海岸は、ダイビング、シュノーケル、シーカヤックなどのスポットとしても人気があるほか、岬を中心に多島海景観を形成し、海底は転石や暗礁が散在。海藻景観や魚類も多く見られます。夏には多くの海水浴客が訪れ、キャンプ場も近くにあり、シャワーやトイレが利用できます。
- 住所
- 島根県隠岐の島町布施75
- アクセス
- 西郷港から車で約30分
摩天崖
摩天崖は、西ノ島町にある海抜257mの大絶壁で、国賀海岸の代表的な景勝地。巨大なナイフで垂直に切り取ったような形をしており、海蝕作用によってできた崖としては日本有数の高さと言われています。冬に常に吹き付ける強い風と波によって何十万年もの歳月をかけて削り取られてできたもので、崖面には黒灰色の層と黒みがかった赤色の層が何層にも積み重なっています。また、赤尾展望所から通天橋までは、約2.3kmの遊歩道が整備されており、崖の上を散策するのがおすすめです。さらに、春から秋にかけてはオキタンポポやオキノアザミなどの隠岐特有の草花のほか、アマツバメなど多くの動植物を見ることもできます。
- 住所
- 島根県隠岐郡西ノ島町
- アクセス
- 別府港<島前>から車で約25分
赤ハゲ山
赤ハゲ山は、知夫里島にある標高325mの山。山頂からは360度のパノラマ絶景を楽しめるほか、西ノ島の焼火山や島前カルデラの地形、穏やかな内海の風景など、隠岐諸島の壮大な景色が一望できます。赤ハゲ山の名前の由来は、かつて山全体が牧畑として利用されていたため、木が生えていなかったことからと言われています。また赤ハゲ山は、トレッキングやハイキングに最適な場所。山頂までは、いくつかの登山道が整備されており、初心者から上級者まで楽しめるコースがあります。
- 住所
- 島根県隠岐郡知夫村
- アクセス
- 来居港から車で約20分