網走・知床周辺おすすめ観光スポット6選
博物館網走監獄
博物館網走監獄は、網走国定公園の天都山の中腹にある野外歴史博物館。北海道開拓と監獄受刑者をテーマとしており、19世紀後半から20世紀初頭に建てられた25棟の建造物を保存・展示されています。そのうち、舎房及び中央見張り所、庁舎、教誨堂、網走刑務所二見ヶ岡刑務支所の2件8棟は国の重要文化財に指定されており、1985年に公開された「五翼放射状平屋舎房」は、刑務所の施設としては日本国内最古、木造の行刑建築としては世界最古です。また、当時の囚人の様子や塀の中の暮らしを展示や人形、お土産などを通して学ぶことができ、実際に刑務所の食堂として使用されていた「網走刑務所旧二見ヶ岡農場食堂棟」と「監獄食堂」では、現在の網走刑務所で収容者が食べている食事のメニューを再現した「体験監獄食」が期間限定で提供されています。さらに、受刑者に大量に製造させていた煉瓦造りを学べる「レンガ作り体験」などの体験講座も開催されています。
- 住所
- 北海道網走市字呼人1-1
- アクセス
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[公共交通機関]①JR石北本線から網走バス・施設めぐり線で約10分、バス停:博物館網走監獄下車、徒歩すぐ
[車]①女満別空港から国道39号経由で約18km/約30分 - 公式HP
- https://www.kangoku.jp/
オホーツク流氷館
オホーツク流氷館は、網走市の天都山山頂にある流氷とオホーツク海をテーマにした体感型の観光施設。館内では、実物のオホーツク海の流氷を展示し、その発生の仕組みなどを紹介しています。また、流氷の海に生息するクリオネやフウセンウオなどの海洋生物の飼育展示や、マイナス15°Cの世界で本物の流氷に触れる「流氷体感室」、道内最大級のプロジェクションマッピングと400インチの5面スクリーンを備えた「流氷幻想シアター」など、見どころがいっぱいです。
- 住所
- 北海道網走市天都山244-3
- アクセス
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[公共交通機関]①JR石北本線・網走駅から網走バス・天都山行きで約15分、バス停:オホーツク流氷館下車、徒歩すぐ
[車]①女満別空港から国道39号経由で約17㎞/約20分 - 公式HP
- https://www.ryuhyokan.com/
美幌峠
"美幌峠は、阿寒摩周国立公園内に位置し、日本最大のカルデラ湖である屈斜路湖のパノラマや阿寒の山々を一望できる景勝地。展望台からは、中央に中島が浮かぶ屈斜路湖、硫黄山、斜里岳、十勝岳、知床連峰、大雪山などを見渡すことができるほか、天気がよければコバルトブルーの屈斜路湖が望め、「天下の絶景」とも呼ばれています。また、早朝の雲海や元旦のご来光、夜の星空も人気。さらに、峠の頂上には広い駐車場と道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」があり、レストハウスには休憩場所やお土産店、軽食コーナーがあるほか、展望台へ行く途中には美空ひばりの「美幌峠」の歌碑があり、歌が流れています。 "
- 住所
- 北海道網走郡美幌町字古梅国有林27イ林
- アクセス
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[公共交通機関]①JR釧網本線・摩周から車で約30分。またはJR石北本線・美幌駅から車で約30分
[車]①女満別空港から約40㎞/約50分
②北見道路・北見東ICから道道122号、国道243号経由で約53km/約55分 - 公式HP
- http://www.town.bihoro.hokkaido.jp/docs/2014031300013/
知床五湖
知床五湖は、斜里町にある5つの火山性堰止湖の総称で、知床八景のひとつに数えられています。知床半島中央のオホーツク海岸沿いに位置し、原生林に囲まれた神秘的な景色が特徴で、世界自然遺産にも登録されています。知床五湖の周辺は、高架木道と地上遊歩道の2つの散策方法があります。高架木道は安全でシーズンを通して誰でも自由に散策でき、展望台からは第一湖と知床連山の大パノラマを見渡すことができます。一方、地上遊歩道は時期限定で有料レクチャーを受けた後、ネイチャーガイドの解説を聞きながら散策することができます。また、知床五湖は多くの野生動物の生息地でもあり、ヒグマの目撃情報もあるため、注意が必要です。
- 住所
- 北海道斜里郡斜里町 知床国立公園内
- アクセス
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[公共交通機関]①JR釧網本線・知床斜里駅から斜里バス・知床線で1時間30分、バス停:知床五湖下車、徒歩すぐ
[車]①旭川紋別道・遠軽ICから約190km/約3時間50分 - 公式HP
- https://www.goko.go.jp/index.html
知床峠
知床峠は、知床連山の尾根筋に位置し、羅臼岳を真正面に、大樹海や根室海峡、国後島を望む大パノラマが楽しめます。また、雪のない期間は、ミズナラやトドマツなどの原始林や、運がよければ野生動物を見ることができます。峠は、大自然の中のドライブコースとして人気がありますが、気候の変化が著しく、雪崩や崖崩れなど道路管理に厳しい条件となっています。そのため、例年10月下旬〜4月下旬は通行止めとなり、「日本一開通期間の短い国道」とも呼ばれています。
- 住所
- 北海道目梨郡羅臼町
- アクセス
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[公共交通機関]①JR根室本線・釧路駅から標津経由阿寒バス・羅臼行きで3時間20分、バス停:羅臼営業所下車、斜里バス・阿寒バスウトロ行きに乗り換え約25分、バス停:知床峠下車、徒歩すぐ
[車]①根室中標津空港から国道272・335号経由で約80km/約1時間30分
オシンコシンの滝
オシンコシンの滝は、チャラッセナイ川の河口付近にある滝で、標高は70メートル、落差は50メートル、知床半島最大の滝で、日本の滝100選にも選ばれています。滝は途中で水流が2つに分かれていることから「双美の滝」とも呼ばれ、断崖から水しぶきを上げて落ちる姿は迫力があります。崖の中ほどまでは階段で登ることができ、滝を間近で見ることができます。また、滝の上には展望台があり、オホーツク海や知床連山の眺めは絶景。特に流氷の季節は白い海原が広がり圧巻の景色です。
- 住所
- 北海道斜里郡斜里町ウトロ西
- アクセス
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[公共交通機関]①JR釧網本線・知床斜里駅から斜里バス・知床線で約45分、バス停:オシンコシンの滝下車、徒歩すぐ
[車]①旭川紋別道・遠軽ICから約170km/約3時間20分