函館周辺おすすめ観光スポット7選
五稜郭公園
五稜郭公園は、函館市北郊の五稜郭城址にある公園。五稜郭は、江戸時代末期に北方防備のため、ヨーロッパの城塞を参考に建設された日本初の星形要塞で、1864年に完成しました。戊辰戦争の最後となる「箱館戦争」の舞台にもなり、新撰組副隊長の土方歳三の最後の地でもあります。現在は国の特別史跡に指定され、「五稜郭と箱館戦争の遺構」として北海道遺産にも選定されています。公園には、2門の大砲や江戸時代末期の歴史を伝える「箱館奉行所」など、城郭としての歴史や函館の歴史を感じるスポットが点在。また、約1,500本ものソメイヨシノが植えられており、桜の名所としても有名です。公園に隣接して立つ五稜郭タワーの展望台からは、五稜郭の星形の眺望のほか、函館市街や津軽海峡も一望できます。
- 住所
- 北海道函館市五稜郭町44
- アクセス
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[公共交通機関]①JR函館駅前から函館市電・五稜郭公園前下車、徒歩約15分
②函館駅前から函館バス(25系統、19系統、33系統)・五稜郭公園前下車、徒歩約10分 - 公式HP
- https://www.goryokaku-tower.co.jp/
函館山ロープウェイ&夜景
函館山ロープウェイは、標高334mの函館山の山頂まで、約3分で到着する125人乗りの大型ロープウェイ。ロープウェイ車内からも函館の夜景を見ることができますが、山頂展望台から見る夜景は「百万ドルの夜景」とも呼ばれ、香港やイタリアに並ぶ世界三大夜景に数えられるほか、ミシュランの旅行ガイドブックで三ツ星にも選ばれています。また、イカ釣り船のいさり火や青森側の夜景も望むことができ、季節によってさまざまな表情を見せてくれます。
- 住所
- [函館ロープウェイ]:北海道函館市元町19-7
- アクセス
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[公共交通機関]①JR函館駅前から函館市電・十字街電(所要時間約10分)下車、徒歩にて函館山ロープウェイ山麓駅へ約10分
[車]①道央自動車道・大沼公園ICから道道63号、国道278号経由で約30km/約1時間 - 公式HP
- https://334.co.jp/
五稜郭タワー
五稜郭タワーは、函館市北郊の五稜郭町にある国の特別史跡・五稜郭に隣接して作られた展望台。五稜郭築城100周年にあたる1964年に初代タワーが完成、2006年には老朽化に伴い2代目のタワーに建て替えられました。高さは107mで、タワーの断面は星型、展望台は五角形になっています。展望台は1階と2階があり、1階にはカフェや売店、2階には展望デッキや五稜郭の1/250の模型などがあります。展望2階(地上90m)からは、五稜郭の星形城郭のほぼ全景を見下ろすことができるほか、函館市街や函館山、津軽海峡、天気の良い日には遠く下北半島まで一望できます。春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は雪景色やイルミネーションと、四季折々の美しい風景が楽しめます。
- 住所
- 北海道函館市五稜郭町43-9
- アクセス
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[公共交通機関]①JR函館駅前から函館市電・五稜郭公園前下車、徒歩約10分
②函館駅前から函館バス・五稜郭公園前下車、徒歩約10分
[車]①道央自動車道・大沼公園ICから函館新外環状道路経由で約32km/約40分 - 公式HP
- https://www.goryokaku-tower.co.jp/
金森赤レンガ倉庫
金森赤レンガ倉庫は、函館ベイエリアにある明治期に建設された赤レンガ造りの倉庫群を再利用した複合施設。1863年に大分県出身の初代渡邉熊四郎が長崎県から箱館(現函館)に渡り、1869年に「金森洋品店」を開業したことが起源で、その後さまざまな事業を興し、1887年に倉庫業を開始しました。倉庫事業は衰退しましたが、建造物として注目されるようになり、1988年に函館ヒストリープラザとしてショッピングモールやビアホール、イベントホールが営業を開始しました。倉庫では、北海道産野菜を使ったオリジナル商品や地産地消にこだわった料理を楽しむことができるほか、ブロック玩具で遊べる「ブリックラボ」や、クリスマス頃に届くサンタメールを受け付けている「サンタ郵便局」などがあります。
- 住所
- 北海道函館市末広町14-16
- アクセス
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[公共交通機関]①JR函館駅前から函館市電・十字街電(所要時間約10分)下車、徒歩約5分
[車]①函館空港から道道63号、国道278号経由で約10km/約30分 - 公式HP
- https://hakodate-kanemori.com/
函館公園こどものくに
函館公園こどものくには、函館公園内にある小さな遊園地で、1956年に開園しました。飛行機、観覧車、メリーゴーランド、おばけ屋敷など、遊園地の定番アトラクションがすべて1回300円で楽しめます。また、観覧車は国内で現存する最古のもので、国の登録有形文化財に指定されています。2人乗りのベンチ型ゴンドラが特徴で、高さ10メートル、直径8メートル、ゴンドラ数8基で、1950年に函館近郊の七飯村(当時)の大沼湖畔に造られ、1965年に現在の場所に移設されました。
- 住所
- 北海道函館市青柳町17-4
- アクセス
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[公共交通機関]①JR函館駅前から函館市電・谷地頭行き・青柳町で下車、徒歩約3分
[車]①函館空港から国道5号経由で約13km/約30分 - 公式HP
- https://kodomonokuni.sakuraweb.com/
立待岬(たちまちみさき)
立待岬(たちまちみさき)は、函館山の南東端にある津軽海峡に面した岬。海抜約30mの断崖絶壁の上からは、北に函館市街と大森浜、南に津軽海峡、遠くは下北・津軽両半島を望む絶景が広がっています。立待岬という地名は、アイヌ語で「ココウシ(待ち伏せするところ)」を意味し、ここで魚を立って待っていたことから名づけられました。第二次世界大戦では旧日本軍の要塞となり、市民の立ち入りが禁止されていましたが、現在は見晴らしが良いことから観光名所として知られています。
- 住所
- 北海道函館市住吉町
- アクセス
- [公共交通機関]①JR函館駅前から函館市電・谷地頭行きで終点下車、徒歩約20分
谷地頭温泉(やちがしらおんせん)
谷地頭温泉(やちがしらおんせん)は、函館山の東側山麓にある日帰り入浴施設。1953年に函館市営として開業し、2013年に民営化されてリニューアルオープンしました。泉質はナトリウム-塩化物泉で、泉温は65.1°C、源泉掛け流しです。鉄分を多く含むため茶褐色のお湯は、湯冷めしにくいのが特徴。高温(43.5°C)、中温(42.0°C)、気泡風呂(40°C)の3種浴槽のほか、五稜郭を模した露天風呂、サウナ、水風呂を備えています。また、食事処では、かけそば、味噌ラーメン、天丼などの食事や、ソフトクリームを味わうことができます。
- 住所
- 北海道函館市谷地頭町
- アクセス
- [公共交通機関]①JR函館駅前から函館市電・谷地頭行きで終点下車、徒歩約5分
[車]①函館空港から国道278号経由で約11km