釧路・阿寒湖・根室周辺おすすめ観光スポット10選
釧路湿原展望台
釧路市湿原展望台は、釧路市にある湿原を見渡す高台にある展望・展示施設。湿原に生息する植物「ヤチボウズ」をモチーフにした外観で、1984年に建てられました。展望台内には、湿原を再現したジオラマや湿原の四季の映像、釧路湿原で見られる花のアートフラワーやタンチョウの営巣ディスプレイなどが展示されています。また、3階と屋上からは四季折々の湿原を観察できるほか、屋上からは釧路市街地を見渡すこともできます。さらに、展望台の周囲には1周約2.5kmの木道が整備されており、約1時間で散策することができます。
- 住所
- 北海道釧路市北斗6-1
- アクセス
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[公共交通機関]①JR根室本線・釧路駅より車で約30分
[車]①釧路空港より車で約18分 - 公式HP
- https://ja.kushiro-lakeakan.com/things_to_do/3639/
釧路市動物園
釧路市動物園は、釧路市阿寒町にある北海道最大の動物園で、敷地面積は47.8haあります。約60種、300匹以上の動物が飼育されており、北海道ゾーンではエゾモモンガやタンチョウ、ふくろうの森ではシマフクロウなど、北海道東部に生息する動物を見ることができます。また、園内にある木道散策路は、釧路湿原国立公園に隣接しているため、野鳥の飛び交う姿を観察できます。
- 住所
- 北海道釧路市阿寒町下仁々志別11番
- アクセス
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[公共交通機関]①JR根室本線・釧路駅よりタクシー、レンタカーで約18㎞/約27分、阿寒バスで約55分
[車]①釧路空港よりタクシー、レンタカーで約7㎞/約11分
②道東自動車道・阿寒ICから約11㎞/約14分 - 公式HP
- https://www.city.kushiro.lg.jp/zoo/
幣舞橋(ぬさまいば)
幣舞橋(ぬさまいばし)は、釧路川に架かる全長124mの橋で、釧路のシンボル。札幌の豊平橋、旭川の旭橋とともに「北海道三大名橋」のひとつに数えられ、釧路十景や日本百名橋にも選ばれています。1889年に全道一長い木橋として架けられた「愛北橋」を前身として、1900年に初代の幣舞橋が誕生しました。現在の橋は5代目で、1976年に建設。ヨーロッパ風のデザインで、道内初の鉄筋コンクリートが使用されています。欄干には四季を表現したブロンズ像が配されており、我が国初の橋上に彫刻を持つ橋として注目されました。また幣舞橋は、夕陽や霧といった自然、芸術、技術が融合した橋として知られています。夕陽に照らされた釧路港や、ライトアップされた橋が川の上に浮かび上がる様子は幻想的で、世界三大夕日のひとつと形容されています。
- 住所
- 北海道釧路市北大通1丁目
- アクセス
- [公共交通機関]①JR根室本線・釧路駅より北大通経由で徒歩約10分
- 公式HP
- https://ja.kushiro-lakeakan.com/things_to_do/3688/
釧路湿原
釧路湿原は、釧路平野に位置する日本最大の湿原で、釧路市、標茶町、鶴居村、釧路町の4つの町村にまたがり、面積は約2万6,000ヘクタールあります。国の特別天然記念物であるタンチョウが生息するほか、哺乳類39種類、鳥類約200種類、爬虫類5種類、両生類4種類が生息。エゾシカやキタキツネ、オジロワシ、イトウ、キタサンショウウオ、イイジマルリボシヤンマ、クシロハナシノブなど、希少な動植物も多く見ることができます。また、1980年に日本で最初にラムサール条約に登録され、1987年には湿原単体として初めて国立公園になりました。国立公園内には展望台があり、四季折々の自然観察やハイキング、カヌーなどを楽しむことができます。
- 住所
- 北海道釧路市(釧路町・標茶町・鶴居村)
- アクセス
- [公共交通機関]①JR釧網本線・釧路湿原駅(所要時間約30分)下車、徒歩約10分
- 公式HP
- https://www.env.go.jp/park/kushiro/
細岡展望台
細岡展望台は、釧路湿原国立公園内にある展望台で、釧路湿原の中を蛇行する釧路川と広大な釧路湿原を一望でき、別名「大観望」とも呼ばれています。JR釧路湿原駅から徒歩で約10分、展望台までは車で行くこともできますが、駐車場は駐車禁止のため、足の弱い人の乗降以外は坂の下にある駐車場に停めることになります。駐車場から遊歩道を歩いて行くと細岡ビジターズラウンジがあり、写真展示や喫茶メニュー、休憩用ソファなどがあります。細岡ビジターズラウンジ前の坂を登ると展望広場があり、林間の遊歩道を進むと視界が開けて釧路湿原を見ることができます。また、天候がよければ、北に雌阿寒岳や雄阿寒岳を望むことができ、夕日の名所としても知られています。
- 住所
- 北海道釧路郡釧路町字達古武22番
- アクセス
- [公共交通機関]①JR釧網本線・釧路湿原駅(所要時間約30分)下車、徒歩約10分
- 公式HP
- https://ja.kushiro-lakeakan.com/things_to_do/3651/
鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ
鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリは、釧路湿原の一角にある施設で、タンチョウとその生息地を保護することを目的としています。故・伊藤良孝氏が長年タンチョウに給餌してきた10haの草地の隣に、日本野鳥の会が運営するネイチャーセンターがあり、タンチョウの生態や保護の歴史について学ぶことができます。また、11月から3月にかけては、タンチョウが生活する湿原にエサが乏しくなるため、1日2回(午前9時と午後2時)給餌活動が行われています。12月下旬から1月初旬にかけては最大300羽近くのタンチョウが飛来、夕方にねぐらに向け群れで飛び立つ様子が見られるほか、2月は求愛ダンス、3月は湿原へ移動する姿を見ることができます。
- 住所
- 北海道阿寒郡鶴居村字中雪裡南(なかせつりみなみ)
- アクセス
- [公共交通機関]①JR根室本線・釧路駅より阿寒バス・つるい保養センター行きで約60分、鶴居村役場前下車、徒歩約10分
- 公式HP
- https://tancho.marimo.jp/
摩周湖第一展望台
摩周湖第一展望台は、摩周湖南側の外輪山を走る道道52号線沿いにあり、摩周湖を見るのに最適な場所です。正面にはカムイヌプリ(摩周岳)、カムイシュ(中島)、斜里岳などの風景を望み、背面には根釧台地を一望。また、6月から10月の早朝にはカルデラ湖の上に漂う雲海も観賞できます。展望台には大型駐車場や観光みやげ販売のレストハウスがあり、アイヌ伝説のスライドショーや食事を楽しむことができます。レストハウスでは、手作り名物の「いもだんご」や「摩周ブルー」という水色のソフトクリーム(ほんのりミント味)、オリジナル商品などを販売しています。
- 住所
- 北海道川上郡弟子屈町 摩周湖第一展望台 摩周湖レストハウス
- アクセス
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[公共交通機関]①JR釧網本線・摩周駅(所要時間約1時間40分)下車、阿寒バス摩周湖第1展望台行きで25分、終点下車、徒歩すぐ
[車]①釧路市街:道東道阿寒ICから国道240・241・243号、道道52号経由で約120km/約2時間 - 公式HP
- https://www.kawayu-eco-museum.com/mashuviewpoint1/
阿寒湖温泉
阿寒湖温泉は、阿寒湖の南岸に位置する温泉地で、阿寒国立公園の一部。約14本の源泉から毎分約3800Lのお湯が湧き出し、道東最大規模の温泉として知られています。温泉の歴史は古く、幕末の探検家・松浦武四郎が1858年に蝦夷地を踏査した際に、阿寒湖畔でアイヌの人々が利用していた温泉に入ったことが著書に記されています。明治34年に開湯し、当初はアイヌの人々の利用が多かったですが、明治41年に小さな簡易宿泊所が開業し、4年後には旅館が建ち現在の大温泉街が形づくられていきました。泉質は単純泉(中性低張性温泉)で、無色透明・無臭・低刺激が特徴。アルカリ性泉独特の滑らかな湯ざわりで、浴後は肌がしっとりした感覚が残ると評判の名湯です。
- 住所
- 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉
- アクセス
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[公共交通機関]①JR根室本線・釧路駅より阿寒バス・阿寒湖バスターミナル行きで約2時間
[車]①道東自動車道・足寄ICから国道241号経由で約70km/1時間10分 - 公式HP
- http://akanko-spa.jp/
阿寒湖アイヌコタン
阿寒湖アイヌコタンは、阿寒湖畔にある北海道内最大級のアイヌ民族のコタン(集落)で、約120人のアイヌの人々が暮らしており、かつてのアイヌ民家を再現した建物、木彫りの工芸品店や民芸品店、飲食店など数十店が並んでいます。集落内の「アイヌシアターイコロ」では、国の重要無形民俗文化財に指定されているアイヌの古式舞踊や、映像や現代舞踊の演出を加えた「ロストカムイ」などの演目を鑑賞。アートミュージアム「オンネチセ」では、自然と共存してきた人々の息づかいを感じられる展示品を観ることができます。阿寒湖アイヌコタンは、前田一歩園の3代目園主・前田光子氏がアイヌの生活を守るために土地を提供したことからその歴史が始まり、現在はアイヌの伝統文化を受け継ぎ、アイヌの生活様式や文化を体感できる場所として知られています。
- 住所
- 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4-7-19
- アクセス
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[公共交通機関]①JR根室本線・釧路駅より阿寒バス・阿寒湖バスターミナル行きで約2時間、下車徒歩約2分
[車]①釧路市街:道国道38号→国道240号→阿寒湖経由で、約74km /約1時間30 - 公式HP
- https://www.akanainu.jp/
根室・納沙布岬
納沙布岬は、東経145°49分、北緯43°22分、離島を除けば日本の最東端にある岬です。岬の先端には北海道内最古の洋式灯台が立ち、北方領土の貝殻島や水晶島、国後島などを望むことができます。また、日本で一番早く朝日を見られる場所として有名で、別名「朝日にいちばん近い街」とも言われています。毎年、元旦には日本一早い初日の出を見ようと、全国各地から多くの観光客が訪れます。
- 住所
- 北海道根室市納沙布
- アクセス
- [公共交通機関]①中標津空港:JR根室本線・根室駅の駅前ターミナルより根室交通バス納沙布線でノシャップ岬で約50分、徒歩約約7分
- 公式HP
- https://www.nemuro-kankou.com/access/spotmap-nosapp/