北海道観光のおすすめは?名所をエリアごとに解説!スポット

北海道観光のおすすめは?名所をエリアごとに解説!

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はじめに

北海道への観光旅行は、広大な土地や恵まれた自然の景観など、とても多くの見どころがあります。北海道へ旅立つにあたり、どんな名所があるのか、エリア別の観光スポットや交通手段などは事前にしっかり押さえておきたいところです。 ここでは、北海道観光でおすすめできる見どころや名所をエリア別に徹底解説しています。観光スポットまでのアクセスや、北海道を1日で回る場合のおすすめコースなどについても紹介していますので、北海道旅行を検討する際ぜひ参考にしてください。

北海道の魅力ってどんなところ?

北海道の魅力はたくさんありますが、主なポイントをピックアップすると以下のようになります。

東京の約40倍!広大なエリアで何度も訪れたくなる

北海道の大きさは東京の約40倍、日本国土の約2割を占めるといわれるほど。広大な土地の中に札幌や小樽、釧路などの観光名所が点在していて、飽きることなく何度も訪れたくなる魅力があります。

景観の美しさは圧巻!自然の恵みや温泉の名所も

北海道は、人の手が入っていない大自然が残されているエリアも多く、絶景が楽しめるスポットが点在しています。雪原や池、海岸などのほか温泉郷も数多く、行く時期に応じて四季折々の楽しみ方ができるのも魅力の1つです。

日本屈指のグルメスポットで舌鼓を

蟹やウニ、イクラなどの海鮮はもちろん、とうもろこしやじゃがいもなど、あらゆる食材が素晴らしく美味しいのも北海道が持つ大きな魅力です。スープカレーやラーメンなどのご当地グルメなどもぜひ味わっておきたいところ。このほかにも、開拓までに発展してきた独自の歴史やアイヌ文化に触れて学ぶ機会を得たり、自然を活かしたアクティビティに参加したりなど、さまざまな見どころがたくさんあります。

北海道を観光旅行する際のポイントは?

北海道を観光で旅する際のポイントとしては、以下のようなものが挙げられます。

北海道は想像以上に広い!観光プランを立てる際はアクセスにかかる時間も要チェック

わかっているようで忘れがちなのが、北海道の大きさです。例えば、札幌から旭山動物園へ移動しようとした場合、札幌駅から旭川駅まで約1時間半、そこから更に動物園まで、バスで40分ほどもかかります。 「旭山動物園へ行ってから札幌観光しよう」と考えていても、移動していて時間が足りなくなる可能性もあるでしょう。 北海道観光では、行きたい場所までの距離やアクセスにかかる所要時間を事前にチェックしてから旅行プランを組むことが大切です。現地では天候や交通事情なども見ながら、時間には余裕を持って行動するようにしましょう。

行き先によって温度も天気も違う?長距離を移動する際は服装にも注意

北海道の気候は本州に比べると、1年を通して湿度も温度も低めとなります。冬は雪が多く、氷点下を超える厳しい寒さとなる一方で、施設内は暖房が効いていて暖かいため、防寒機能に優れ、なおかつ着脱のしやすいアウターを選びましょう。 また、旭川など内陸方面へ行く予定がある場合、札幌よりも気温が低くなるため、夏でも長袖の羽織れるものを持っていくことをおすすめします。 北海道内を長距離移動する際、太平洋側や内陸、オホーツク海側などで気温や天候が大きく変化する場合もあります。目的地の気温や天候もしっかりチェックするようにしましょう。

秘境や絶景観光は事前の準備を整えよう

北海道には手つかずの秘境や壮大なスケールの絶景などが臨めるスポットも多く、チャンスがあればぜひ訪れておきたいところです。しかし、そうした秘境や絶景は危険度も高くなることを忘れてはいけません。 野生動物との遭遇や急な天候変化など、思わぬアクシデントに見舞われるリスクを常に考え、しっかりと事前準備を整えることが大切です。少しでも危ないと感じたら無理をせず、代替プランもチェックしておくことをおすすめします。 以上を踏まえて、以下より北海道のおすすめ観光スポットをエリア別に紹介していきます。ポイントや注意点をチェックしたら、後は思い切り北海道観光を楽しんでくださいね。

札幌エリア

札幌エリアのおすすめ観光スポットを紹介します。

札幌市時計台

国の重要文化財に指定され、札幌を代表する建築物の1つとしても知られているのが札幌市時計台です。「札幌農学校演武場」という正式名称があり、アメリカ製の時計が130年以上もの長い間時を刻み続けています。 古くは農学校の演舞場として利用されたほか、入学式などの式典も開催されていました。外壁の塗装工事が2018年に完了し、薄いグリーンがかったホワイトの外壁に赤い屋根が美しい時計台は、札幌観光で1度は訪れておきたい名所です。

営業時間
午前8時45分~午後5時10分(入館は午後5時まで)
休館日
1/1~1/3
料金
大人200円、小中学生、高校生:無料(要学生証提示)
所在地
北海道札幌市中央区北1条西2丁目
アクセス
JR札幌駅南口より徒歩約10分、市営地下鉄「大通駅」市役所側出口より徒歩約5分
公式サイト
http://sapporoshi-tokeidai.jp/

大通公園

大通公園は、札幌の中心に位置する公園で、さっぽろ雪まつりの会場としても有名です。雪まつりだけでなく、春や夏、秋にもさまざまなイベントが開催されており、都心のオアシスとなっているだけでなく、観光で訪れても楽しめる公園となっています。 大通西1丁目から西12丁目までのエリアに細長く広がっており、1~2丁目が国際ゾーン、3~5丁目がオアシスゾーン、6~9丁目がつどいゾーン、10~11丁目がフロンティアゾーン、12丁目が花のゾーン となっています。

所在地
北海道札幌市中央区大通西1~12丁目
アクセス
JR札幌駅、地下鉄大通駅、地下鉄西11丁目駅
公式サイト
https://odori-park.jp/

さっぽろテレビ塔

さっぽろテレビ塔は大通公園の国際ゾーンに位置する電波塔です。360度札幌の市街地が見渡せる展望台や夜間のライトアップなど、札幌観光でぜひ訪れたいランドマークの1つでもあります。日中や夜間、雪の季節や花咲く春など、時間帯や時期によってさまざまな景色が楽しめる札幌のおすすめスポットです。

営業時間
展望台:午前9時~午後10時(変動あり/展望最終入場は10分前)
休業日
年間に3日間の設備点検休業あり
展望台料金
高校生以上1000円、小・中学生500円、小学生未満は無料
所在地
北海道札幌市中央区大通西1丁目
アクセス
JR札幌駅、地下鉄大通駅より徒歩1~5、JR札幌駅南口より徒歩15分
公式サイト
https://www.tv-tower.co.jp/

北海道庁舎(赤れんが庁舎)

札幌の数あるランドマークの1つであり「赤れんが庁舎」の呼称でも親しまれている北海道庁旧日本庁舎は、北海道産の建築資材を多く使用して1888年に作られた洋風建築物です。明治時代の貴重な建物として国の重要文化財にも指定されており、館内では北海道の歴史が学べる資料なども展示されています。 2022年12月現在改修工事 のため休業中となっていますが、2023年春頃に仮設見学施設がオープンする予定です。

営業時間
8:45~18:00
料金
無料
所在地
北海道札幌市中央区北3条西6丁目
アクセス
JR、地下鉄札幌駅より徒歩6~8分、地下鉄大通駅より徒歩9分
公式サイト(北海道庁ホームページ)
https://www.instagram.com/kokusai.yataimura/
公式サイト(赤れんが庁舎改修事業お知らせサイト)
https://www.pref.hokkaido.lg.jp/kn/ksb/akarenga.html

JRタワー展望室T38

JR札幌駅から直結のJRタワー内にある展望室は、地上160m から360度の絶景が臨めます。季節ごとのイベントも盛りだくさんで、眺望が見られる開放的なお手洗い も密かな人気エリアです。

営業時間
午前10時~午後10時(最終入場午後9時半)
料金
大人740円、中高校生520円、小学生・幼児(4歳以上)320円、3歳以下は無料
所在地
北海道札幌市中央区北5条西2丁目5番地
アクセス
JR札幌駅直結
公式サイト
http://www.jr-tower.com/t38

札幌二条市場

札幌二条市場は「札幌市民の台所」として栄え、125 年以上の歴史を持つ市場です。北海道の新鮮な食材が魚介類はもちろん、野菜や果物 、インスタントラーメンやレトルトカレーなどのお土産 まで豊富に揃っています。市場内のグルメだけでなく、お土産探しにもぜひ訪れておきたいスポットの1つです。

営業時間
午前7時頃~午後6時頃(店舗により異なる)年中無休
所在地
北海道札幌市中央区南3条東1丁目
アクセス
地下鉄大通駅、またはバスセンター前駅より徒歩約5分
公式サイト
https://nijomarket.com/

札幌市中央卸売市場(場外市場)

二条市場と並び、札幌の二大市場 とされているのが札幌市中央卸売市場です。場内市場は業者のみしか入場できませんが、場外市場は数々の飲食店が軒を連ねており、多くの観光客が北海道の美味を求めて連日賑わっています。駐車場が広い ため、レンタカーで札幌観光する際にもおすすめです。

場外市場営業時間
午前6時~午後5時頃(店舗により異なる)
所在地
北海道札幌市中央区北11条西21丁目
アクセス
地下鉄二十四軒駅5番出口より徒歩7分、JR桑園駅西改札より徒歩9分
公式サイト
https://www.jyogaishijyo.com/

サッポロビール博物館

サッポロビールの誕生から歴史まで学べるビール博物館です。明治時代に建てられた重厚で広大な建造物は、北海道遺産にも指定されています。ガイド付きで復刻版のビールも試飲できるプレミアムツアー(要予約)や、博物館のあるサッポロビール園内では、ジンギスカンなどが楽しめるレストランなどもおすすめです。

営業時間
午前11時~午後6時(最終入場午後5時半)
プレミアムツアーは午前11時半から午後4時半の間で30分ごとに開催
休館日
毎週月曜(祝日の場合は翌日)および年末年始
料金
自由見学コース:無料
試飲付きプレミアムツアー:大人500円、中学生~20歳未満300円、小学生以下無料
所在地
北海道札幌市東区北7条東9丁目1-1
アクセス
地下鉄東区役所前駅徒歩約10分、JR苗穂駅北口より徒歩約8分
札幌駅北口と南口よりビール園行きのバスあり
公式サイト
https://www.sapporobeer.jp/brewery/s_museum/

白い恋人パーク

白い恋人パークは、北海道のお土産としても有名なお菓子「白い恋人」の製造ラインやチョコレートの歴史が学べる施設。白い恋人の手作り体験やオリジナルスイーツが食べられるチョコレートラウンジはもちろん、120種類のバラが楽しめる英国風ローズガーデンや子どもも遊べるアトラクションなどもあり、カップルから友達、家族連れまで楽しめる観光スポットとなっています。

営業時間
午前10時~午後5時(イベントなどにより変動あり)
チョコトピアファクトリー:午前10時~午後5時(ラストオーダー午後4時半)
※レストランにより営業時間が異なる
所在地
北海道札幌市西区宮の沢2-2-11-36
アクセス
地下鉄宮の沢駅徒歩約7分、札幌駅バスターミナル中央バス高速おたる号「西町北20丁目」下車徒歩約7分
公式サイト
https://www.shiroikoibitopark.jp/

さっぽろ羊ヶ丘展望台

札幌農学校(現在の北海道大学)の初代教頭であり「少年よ、大志を抱け」の名言でも知られるクラーク博士の銅像がある展望台です。 ラベンダー畑や雪原、紅葉など四季折々の絶景がゆったりと楽しめるほか、スノーパークやジンギスカン料理、期間限定の羊毛クラフト体験など、遊びもグルメも揃っています。

営業時間
午前9時~午後5時(各施設、時期などにより異なる)
料金
大人 530円、小中学生 300円
所在地
北海道札幌市豊平区羊ケ丘1番地
アクセス
地下鉄「福住駅」下車、バスターミナル4番乗り場より羊ヶ丘展望台行き
公式サイト
https://www.hitsujigaoka.jp/

円山動物園

札幌市円山動物園は、1951年に北海道初の動物園として開園した歴史ある動物園です。ホッキョクグマやエゾヒグマ、エゾシカ、シンリンオオカミなど、北国ならではの動物の生態に触れられます。アフリカゾーンではミーアキャットに会うこともでき、休憩所やギフトショップも充実しています。

営業時間
3月~10月:午前9時半~午後4時半(最終入園は午後4時)
11月~2月:午前9時半~午後4時(最終入園は午後3時半)
休館日
毎月 第2・第4水曜日(時期により変動あり)
料金
大人 800円、高校生 400円、中学生以下は無料
所在地
札幌市中央区宮ヶ丘3番地1
アクセス
地下鉄円山公園駅徒歩約15分、JRバス動物園線またはくらまる号
公式サイト
https://www.city.sapporo.jp/zoo/

大倉山ジャンプ競技場

1972年に開催された札幌冬季オリンピックの競技場の1つです。現在でも国際的なスキージャンプ大会の会場となっており、地上307mにある展望台 からは札幌市街の絶景が見渡せます。札幌オリンピックミュージアムや本格的なフランス料理が楽しめるレストランもあり、ディナーや夜景を楽しむのもおすすめです。

営業時間
4/29~10/31:午前8時半~午後9時
※オリンピックミュージアムは午前9時~午後6時
11/1~翌3/31および4/1~28:午前9時~午後5時
※オリンピックミュージアムは午前9時半~午後5時
料金
リフト代:大人(中学生以上)1,000円、小学生以下500円
オリンピックミュージアム:大人600円、中学生以下無料
所在地
北海道札幌市中央区宮の森1274
アクセス
地下鉄円山公園下車、バスターミナルよりバス乗車「大倉山ジャンプ競技場」下車
公式サイト
https://okurayama-jump.jp/

札幌もいわ山ロープウェイ

もいわ山(藻岩山)は札幌の中心部に位置する、標高531mの山。その昔はアイヌの人々から「インカルシペ (いつもそこに上がり見張りをするところ)」といわれていた山でもあります。 山頂の展望台からは360度のパノラマで絶景が見渡せ、特に夜景は日本新三大夜景 の1つにも数えられるほど。愛の鍵が取り付けられ、恋人の聖地としても知られる「幸せの鐘 」や絶景の中で食事が楽しめるレストランなどもあり、ロマンチックな札幌の夜を彩るのにふさわしい観光名所となっています。

ロープウェイ(山麓~中腹)営業時間
4月~11月:午前10時半~午後10時(上り最終は午後9時半)
12月~3月:午前11時~午後10時(上り最終は午後9時半)
ミニケーブルカー(中腹~山頂)営業時間
4月~11月:午前10時半~午後9時50分(上り最終は午後9時40分)
12月~3月:午前11時10分~午後9時50分(上り最終は午後9時40分)
休館日
※年次整備点検による休業期間あり
ロープウェイ、ケーブルカーセット往復料金
大人2,100円 小学生以下1,050円(就学前の幼児は大人1人につき2人が無料)
片道、ロープウェイのみ、ケーブルカーのみの利用もあり
所在地
札幌市中央区伏見5丁目3-7
アクセス
JRバス「もいわ山ロープウェイ」、市電停留場「ロープウェイ入口」より無料シャトルバスあり
公式サイト
https://mt-moiwa.jp/

定山渓温泉

札幌の中心部から車で1時間ほどの距離にある定山渓(じょうざんけい)温泉は、155年以上の歴史を持つ国立公園内にある温泉です。宿泊施設はもちろん、日帰り湯や願掛け手湯 、足湯など気軽に楽しめる温泉が点在しているほか、果樹園やワイナリー、乗馬やカヌー などのアクティビティも充実。秋には紅葉の絶景も美しく「札幌の奥座敷 」と呼ばれるおすすめの観光スポットです。

所在地
北海道札幌市南区定山渓温泉東3丁目
足湯営業時間
定山源泉公園:午前7時~午後9時
足のふれあい太郎の湯:午前7時~午後8時
アクセス
JR札幌駅より直行バスかっぱライナー「定山渓温泉」下車 (宿泊施設によって無料送迎バスもあり)
公式サイト
https://jozankei.jp/

新千歳空港

本州から飛行機利用で札幌を目指す際や、札幌から他の北海道エリアへ移動する際に利用する新千歳空港は、札幌の南、千歳市と苫小牧市にまたがっている空港です。数々のショップや空港限定のお土産などのほか、映画館 や温泉 、北海道の名物が味わえるレストランも充実しており、飛行機を利用しなくても行くだけで楽しめるスポットです。

営業時間
国内線:午前5時~午後11時、国際線:午前5時~午後8時
連絡施設:午前5時~午後11時
所在地
北海道千歳市美々
アクセス
JR新千歳空港駅直結、その他各社バス
公式サイト
https://www.new-chitose-airport.jp/ja/

北海道西部エリア(小樽・登別・函館)

小樽運河

北海道西部に位置する小樽・登別・函館エリアの観光名所を紹介していきます。小樽は札幌から西へ約40km、登別は札幌から南へ約120km、函館は北海道の南に位置し、札幌からは300km以上の距離があり、札幌よりも青森県に近い場所にあります。

青の洞窟

ニセコ積丹小樽海岸国定公園にある青の洞窟は、目の覚めるように美しいマリンブルーの海と絶景が楽しめる小樽の観光名所です。ラフティングボートで行く洞窟探検クルーズは、まるで別世界を旅しているかのような気分を味わえます。大自然の美しさや海のアクティビティを体験したい時におすすめのエリアです。

営業時期
4月~10月、クルーズ便は午前9時~午後4時半
料金
クルージングボート:大人5,500円、小学生まで3,300円、0~2歳は無料
ラフティングボート:6,600円/1名あたり(小学生以上から利用可能)
所在地
北海道小樽市塩谷1丁目27番23号
アクセス
小樽駅バスターミナルから北海道中央バス乗車、塩谷文庫歌下車
公式サイト
https://saltvalley408.jp/

小樽運河

北海道開拓時代の玄関口として栄えた小樽運河は、小樽港から入港する大きな船に積んだ貨物の運搬作業を効率良く行うために作られた運河です。 現在は街園などが整備され、小樽を代表するランドマークの1つ としても知られています。夕暮れには灯るガス灯と美しく照らし出される石造倉庫が楽しめる運河クルーズもおすすめです。

所在地
小樽市港町5小樽運河
アクセス
JR小樽駅より徒歩約10分
公式サイト(小樽市)
https://www.city.otaru.lg.jp/docs/2020100900367/

ニッカウヰスキー余市蒸溜所

国産ウイスキーの父と呼ばれる竹鶴政孝の出発点でもあり、日本のスコットランドとも称される地にあるのがニッカウヰスキー余市蒸溜所です。歴史ある建造物は重要文化財にも指定されており、ニッカやウイスキーの歴史がわかるミュージアムやガイド付きの製造工場内ツアー、有料試飲といったさまざまなアクティビティが楽しめます。

営業時間
午前9時~午後4時半(施設により異なる)
見学料
無料
休館日
12/25~1/7
所在地
北海道余市郡余市町黒川町7-6
アクセス
小樽駅バスターミナルよりバス乗車、余市駅前下車、JR余市駅より徒歩約3分
※小樽駅から余市駅への列車便は少なめのため要時刻表確認
公式サイト
https://www.nikka.com/distilleries/yoichi/

登別温泉

北海道を代表する一大温泉地であり、全国的にも知名度の高い 登別(のぼりべつ)温泉。日に1万トンも湧き出る豊富な温泉はラジウム泉、硫黄泉など9種類 にものぼり、多くの人を癒しています。8kmほど離れたところにあるカルルス温泉も薬湯として知られ 、絶景も楽しめる上、国民保養温泉地にも指定されている温泉郷となっています。

所在地
北海道登別市登別温泉町
アクセス
高速おんせん号、むろらん号など各種バスあり
公式サイト
https://noboribetsu-spa.jp/

のぼりべつクマ牧場

大迫力のオスのエゾヒグマから可愛らしい子グマまで、たくさんのクマに出会えるのぼりべつクマ牧場は、エサやり体験やクマのアスレチック、飼育員からクマの生態が学べる実験ガイド などが楽しめます。 アイヌの文化が体感できる「ユーカラの里 」やオリジナルグッズ、SNS映えする「クマの足あとカレー 」などもおすすめ。牧場まで高速ゴンドラ に乗って空の旅を楽しめるのも魅力の1つ。登別温泉を訪れた際にはぜひ足を伸ばしてみましょう。

営業時間
午前9時半~午後4時半(最終入園午後3時50分)
休園日
ロープウェイ法定点検および施設保守に伴う休園期間あり
料金
大人2,650円、4歳~小学生1,350円、3歳以下は無料(ロープウェイ往復運賃込み)
所在地
北海道登別市登別温泉町224番地
アクセス(ロープウェイ乗り場まで)
登別温泉バスターミナルより徒歩5分
公式サイト
https://bearpark.jp/

登別マリンパークニクス

第二次世界大戦下、北海道観光のおすすめは?名所をエリアごとに解説!での地上戦に際し多くの学生たちが動員され、命を失っていった「ひめゆり学徒隊」を慰霊するために建立された塔です。近隣に「ひめゆり平和祈念資料館」もあり、戦時下の模様や歴史を学び、平和について再考する貴重な場所となっています。

営業時間
午前9時~午後5時(チケットの販売は午後4時半まで)
休園日
保守休業期間あり
遊園地「ニクスランド」は4月下旬~10月中旬のみ営業
料金
中学生以上2,800円、4歳~小学生1,400円、3歳以下は無料
所在地
北海道登別市登別東町1丁目22
アクセス
JR登別駅より徒歩5分
公式サイト
https://www.nixe.co.jp/

五稜郭公園(五稜郭タワー)

「五稜星」と呼ばれる星型の形をした城郭が特徴的な五稜郭のある公園です。明治時代初期にあった箱館(かつての「函館」表記)戦争の舞台としても知られており、特別史跡にも指定されています。 五稜郭タワーからは函館の絶景が臨めるほか、桜やイルミネーションなど、四季折々の景色が楽しめます。

タワー営業時間
午前9時~午後6時(展望チケット販売終了は午後5時50分)
展望台料金
大人900円、中高生680円、小学生450円、小学生未満は無料
所在地(五稜郭タワー)
北海道函館市五稜郭町43-9
アクセス
市電五稜郭公園前より徒歩約15分
公式サイト
https://www.goryokaku-tower.co.jp/

トラピスチヌ修道院

日本初の修道女のための修道院として明治時代に建てられた トラピスチヌ修道院。日常の喧騒を忘れて心を穏やかにできる場として、信者や未信者を問わず広く開かれています。 売店では書籍やポストカードのほか、手作りの焼き菓子や雑貨なども販売されており、函館土産としてもおすすめです。

受付時間
午前9時~午前11時半/午後2時~午後4時半
所在地
北海道函館市上湯川町346
アクセス
函館駅より路線バス、シャトルバスあり
公式サイト
http://www.ocso-tenshien.jp/

湯の川温泉

「日本一空港に近い温泉」としても知られる湯の川温泉は、函館空港から車で5分ほどの立地にある函館の温泉地です。日帰り温泉や足湯などさまざまな温泉が楽しめるほか、近隣には温泉に入るサルが見られる「サル山温泉 」のある熱帯植物園や湯倉神社、団子 やソフトクリーム が美味しい甘味処などもあり、函館観光では外せないスポットとなっています。

所在地
北海道函館市湯川町
アクセス
函館駅より函館バス乗車
公式サイト
https://hakodate-yunokawa.jp/

北海道中部エリア(旭川・富良野・帯広)

北海道中部に位置する旭川、富良野、帯広エリアの観光名所を紹介しています。旭川は札幌から東北へ約130km、富良野は札幌から東へ約110km、帯広は札幌から東南へ150kmほどとなっています。

旭川市旭山動物園

日本最北に位置する動物園として知られるだけでなく、動物の行動や生態の魅力がわかるよう考えられた展示方法でも有名となった動物園です。ホッキョクグマやアザラシ、ホッキョクギツネにトナカイなど豊富な北国の動物だけでなく、カバやクジャク、レッサーパンダ などさまざまな種類の動物たちにも出会えます。

営業時間
夏期(5~10月)午前9時半~午後4時半または午後5時15分
冬期(11~4月)午前10時半~午後3時半 ※若干の変動あり
夜の動物園(お盆時期のみ):午前9時半~午後9時(最終入園午後8時)
入園料
大人1,000円、中学生以下無料
所在地
旭川市東旭川町倉沼
アクセス
旭川駅、旭川空港より路線バスで約30~40分
公式サイト
https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/

ファーム富田

日本最大級のラベンダー畑が圧巻のファーム富田は、富良野観光でぜひ訪れたいスポットの1つ。ラベンダーだけでなく、チューリップやコスモスなど、四季折々に咲く80種類以上の花々が迎えてくれます。 ラベンダーオイルの蒸留見学やトラクターが座席をひいて走るラベンダーバスなどのほか、カフェやショップもあり、富良野の自然が楽しめるおすすめの観光名所です。ラベンダーの見頃が7~8月ということもあり、冬期はクローズしている施設が多いため、事前にホームページにて確認してからのお出かけがおすすめです。

営業時間
花畑・駐車場:24時間、各施設により異なる
入園料
無料
所在地
北海道空知郡中富良野町基線北15号
アクセス
JR富良野線「ラベンダー畑駅」より徒歩約7分
公式サイト
https://www.farm-tomita.co.jp/

ばんえい十勝

鉄のソリを引く競馬「ばんえい競馬」を見ることができる世界で唯一の競馬場です。迫力のあるばんえい競馬のレースが毎週開催されているほか、ポニーやばん馬、うさぎなどと触れ合うことができる動物園 なども併設されています。

営業時間
レース開門は午後1時前後(日程により異なる)、時期によりナイター開催もあり
入場料
100円
所在地
北海道帯広市西13条南9丁目
アクセス
帯広駅よりバス運行中
公式サイト
https://banei-keiba.or.jp/

幸福駅・愛国駅

元々は旧広尾線の駅であった幸福(こうふく)駅と愛国(あいこく)駅は、1973年にメディアでその名称が紹介されたことをきっかけに有名となった駅。老朽化が進んでいたそれぞれの駅舎もリニューアルされ、当時の看板や車両の展示も見ることが可能です。 鳴らすと幸せが舞い込むとされる「幸福の鐘」や愛国駅の「交通記念館」のほか、お土産なども購入することができます。 恋人の聖地としても知られており、夏期はウェディングフォトが撮影できる「ハッピーセレモニー」も人気です。

所在地
幸福駅:北海道帯広市幸福町東1線
愛国町:北海道帯広市愛国町基線39-40
アクセス
幸福駅:JR帯広駅前のバスターミナルより十勝バス「広尾」行き乗車、「幸福」バス停より徒歩約5分
愛国駅:JR帯広駅前のバスターミナルより十勝バス「広尾」行き乗車、「愛国」バス停より徒歩2分
十勝おびひろ空港より車・タクシーで10~20分
公式サイト
https://www.koufuku-eki.com/

北海道東部エリア(網走・釧路)

北海道東部に位置する網走、釧路の観光名所や見どころを紹介します。網走は札幌から北東約330kmに位置し、オホーツク海に面しています。釧路は札幌の東約300kmに位置しており、太平洋に面しています。 網走から釧路までは女満別空港から釧路空港へ飛ぶ飛行機のほか、JR「しれとこ摩周号」でも行くことができますが、飛行機で2時間、しれとこ摩周号で3時間ほどかかります。

博物館網走監獄

北海道開拓の歴史を物語る、重厚な建築美も壮観な博物館網走監獄は、網走刑務所を移築して復元した博物館です。広大な敷地の中には重要文化財に指定されている庁舎や中央見張所などもあり、当時の囚人生活の様子に触れられるようになっています。当時の刑務所で出されていた監獄食が味わえる「監獄食堂」などもあり、歴史を学ぶだけでない楽しみもある施設です。また、周辺にはオホーツク流氷館や北方民族博物館などもあり、あばしり観光施設めぐりバス利用で行くことが可能となっています。

営業時期
午前9時~午後5時(入館受付は午後4時まで)
休館日
12/31・1/1
※監獄食堂は令和5年1月20日から再開
料金
大人1,500円、高校生1,000円、小中学生750円(インターネット割引券あり)
所在地
北海道網走市字呼人1-1
アクセス
JR網走駅より網走バス乗車約10分、女満別空港から車で約20分
公式サイト
https://www.kangoku.jp/index.html

阿寒湖温泉

阿寒湖温泉は、阿寒湖の南側に位置する湖畔の温泉地。刺激が少ない泉質で、子どもからご年配の方まで楽しめる温泉 や足湯、手湯のほか、周辺には阿寒湖アイヌコタンがあります。コタンとはアイヌ語で村のことであり、アイヌの方々の暮らしに触れたり、アイヌ料理を食べたりすることができます。 遊覧船や高速船で阿寒湖を渡れば、チュウルイ島のマリモ観察センターにも訪れることができ、釧路観光へ行くなら訪れておきたいエリアの1つです。

所在地
北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉
アクセス
JR釧路駅、釧路空港よりバスで約1時間
公式サイト(阿寒湖温泉旅館組合)
http://akanko-spa.jp/
公式サイト(釧路・阿寒湖観光公式サイト)
https://ja.kushiro-lakeakan.com/

北海道観光を1日で回る場合のエリア別おすすめコース

北海道観光を1日で回りたい場合、上記で紹介したエリアを複数回ることは難しいと考えた方がよいでしょう。 ここでは、観光スポットの多い札幌エリアのおすすめコースを紹介します。

はじめての北海道札幌おすすめコース

大通公園~テレビ塔~時計台~二条市場~白い恋人パークまたはサッポロビール博物館~JRタワー展望台

札幌駅に早朝到着後、まずはテレビ塔や時計台などのランドマークをチェックしてから二条市場で朝食またはランチを取り、白い恋人パークまたはサッポロビール博物館を巡ってすすきの通り周辺へ戻ってディナーを食べた後JRタワー展望台で夜景を見るコースです。 甘党派は白い恋人パーク、お酒好きならサッポロビール博物館へ行くとよいでしょう。余裕があれば円山動物園を回るか、二条市場と場外市場を回るグルメ観光もおすすめです。

北海道観光を2日以上で回る場合のおすすめコース

北海道を2泊3日以上で回れる場合は「札幌から旭川」「網走から釧路」など、エリアごとの観光も可能となります。 目的地までの所要時間に加え、乗り継ぎする場合は時刻表もチェックして、余裕を持って行動するようにしましょう。可能ならレンタカーを利用することで行動範囲が広がります。

北海道東部を巡る2泊3日コース

1日目:女満別空港~網走駅~網走博物館~オホーツク流氷館~北方民族博物館~網走泊
2日目:網走駅~釧路駅~阿寒湖温泉泊
3日目:阿寒湖温泉~釧路空港~新千歳空港~札幌駅周辺観光

1日目は本州から女満別空港まで飛行機を使い、バスで空港から網走駅へ。網走駅から施設めぐりバスで監獄博物館、流氷館、民族博物館を巡って網走駅へ戻ります。
2日目はしれとこ摩周号で釧路まで移動し、阿寒湖温泉を楽しみます。
3日目は阿寒湖温泉からバスで釧路空港へ行き飛行機で帰路につくか、余裕があれば新千歳空港で降りて札幌周辺を観光します。

このほかにも、さまざまな組み合わせが可能ですので、自分だけの観光コースを作る際の参考にしてみてください。

まとめ

広大な北海道はさまざまな観光名所があり、札幌以外のエリアにもおすすめのスポットがたくさんあります。本州ではなかなか体験できない施設や大自然に触れられる観光地ばかりなので、再訪や長期間の旅も視野に入れて北海道のさまざまなエリアを巡ってみてはいかがでしょうか。札幌周辺なら車がなくても、1日だけの観光も可能です。気温や天候にも注意して、北海道旅行を楽しんでくださいね。

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