雲上に広がる雄大な大自然を満喫!立山黒部アルペンルートへ!
立山黒部アルペンルートとは
立山黒部アルペンルートは標高3,000m級の峰々が連なる北アルプスを貫き、総延長37.2km、最大高低差は1,975m。
ほぼ全区間が中部山岳国立公園内にあり、富山県側の立山町「立山駅」から長野県側の大町市「扇沢駅」まで乗り物を乗り継ぐ山岳観光ルートです。
6つの乗り物を乗り継いで、標高2,450mへ。
アルペンルート内へは一般車両の通行はできません。移動交通機関は、自然の変化を楽しめる高原バス、360度のパノラマが展望できるロープウェイ、全線地下式ケーブルカー、黒部ダム建設時に用いたトンネルを通るトロリーバスなど、様々な特長のある6種類の乗り物を乗り継ぎます。
室堂
立山黒部アルペンルートの最高地点、標高約2,450mに位置する室堂は、アルペンルート観光の拠点です。
高さ20mに迫る雪の大谷や、「北アルプスで最も美しい火山湖」と言われるみくりが池など、多くの迫力ある大自然があります。
ライチョウや、オコジョに会えるかも?
立山アルペンルートには、国の天然記念物にも指定される珍しい動物や野鳥、貴重な高山植物がいっぱいです。
ライチョウは、特別天然記念物であり、絶滅危惧種にも指定されています。立山は、野生の雷鳥間近で見ることのできる数少ない生息地です。又、霊山立山では、昔から「神の使い」として大切にされてきています。
オコジョは、外見はぬいぐるみのように愛らしいですが、ライチョウの天敵でもあります。夏場は表面毛が茶色に、冬は全身が真っ白になります。又、オコジョは警戒心が強くなかなか発見することができません。
黒部ダム
日本一の高さでも有名な黒部ダムは、通称「くろよん」と呼ばれ、総工費513億円、7年もの歳月をかけ、1000万人もの人の手によって建設されたアルペンルートの名勝です。
視界に収まらないほどの水をたたえる巨大な黒部湖から、落差あるダイナミックな放水を行い、目を奪われる光景を生み出しています。