【2024年版】立山黒部アルペンルートツアーのおすすめプラン・観光情報
立山黒部アルペンルートとは
立山黒部アルペンルートは標高3,000m級の峰々が連なる北アルプスを貫き、総延長37.2km、最大高低差は1,975m。
ほぼ全区間が中部山岳国立公園内にあり、富山県側の立山町「立山駅」から長野県側の大町市「扇沢駅」まで乗り物を乗り継ぐ山岳観光ルートです。
6つの乗り物を乗り継いで、標高2,450mへ。
アルペンルート内へは一般車両の通行はできません。移動交通機関は、自然の変化を楽しめる高原バス、360度のパノラマが展望できるロープウェイ、全線地下式ケーブルカー、黒部ダム建設時に用いたトンネルを通るトロリーバスなど、様々な特長のある6種類の乗り物を乗り継ぎます。
日本最後のトロリーバス
立山アルペンルートの室堂と大観峰を結ぶ「立山トンネルトロリーバス」は日本に残る最後のトロリーバスです。
トロリーバスは、電車線から電力の供給を受けて走る「無軌道電車」と呼ばれる鉄道の一種で、1950年代から1970年代まで全国で広く運行されていました。
立山トンネルトロリーバスも1996年から運行を開始し、30年近く愛されてきましたが、2024年が最後の運行となります。
立山アルペンルートでは、そんな日本最後の”トロバス”を堪能できるイベントの開催が決まっており、SNSでも#ありがとうトロバスとして盛り上がりを見せています。
イベントの詳細はこちらから
https://www.alpen-route.com/trolleybus/
室堂
立山黒部アルペンルートの最高地点、標高約2,450mに位置する室堂は、アルペンルート観光の拠点です。
高さ20mに迫る雪の大谷や、「北アルプスで最も美しい火山湖」と言われるみくりが池など、多くの迫力ある大自然があります。
黒部ダム
日本一の高さでも有名な黒部ダムは、通称「くろよん」と呼ばれ、総工費513億円、7年もの歳月をかけ、1000万人もの人の手によって建設されたアルペンルートの名勝です。
視界に収まらないほどの水をたたえる巨大な黒部湖から、落差あるダイナミックな放水を行い、目を奪われる光景を生み出しています。