「メンマは竹からできている」って知っていますか?洲本市の魅力をご紹介

投稿日
更新日

洲本市ってどんなところ?

洲本市(すもとし)について

兵庫県淡路島は瀬戸内海に浮かぶ島で、島ならではの自然に恵まれています。島は洲本市・淡路市・南あわじ市の3 つの市から成っており、中央に 位置する洲本市は、中世以後に城下町が築かれ、淡路島の政治、経済、文化の中心として発展してきました。

「トカイナカ」とも呼ばれる洲本市は、都会と田舎のバランスが取れた、ちょうどいい街。大きな温泉街があり、食の宝庫でもある洲本市は住んで良し、観光に良しの魅力たっぷりの街です!そんな洲本市の観光モデルコースにない魅力をたっぷりご紹介します。

食べる竹林整備で山を守れ!

都市化が進み荒れる竹林

全国的に問題となっている「放置竹林」ですが、都会化が進む淡路島も同様です。竹は生命力が強く、放っておくと雑木林の中にどんどん地下茎を伸ばし、雑木林から光を奪って枯らしていきます。タケノコは、わずか2、3カ月で十数m、そのあと竹は二十数mの高さまで育ち、雑木林は次々に竹藪へと変わってしまいます。

国産メンマで「放置竹林」を有効活用

左:説明をする辻さん/右:メンマの材料となる幼竹のサイズ

今回、辻三奈さんが代表を務める「あわじ里山プロジェクト」のバンブー体験会を取材させていただきました。辻さんは「食べる竹林整備」をしている方。伸びたタケノコで「国産メンマ(あわじ島ちく)」を作り、竹林を整備しています。国産メンマ作りは全国35都府県で行われており、取材の前日には今年の全国会議「第4回純国産メンマサミット」が淡路島で開催され、300 人以上が集まりました。

あわじ里山プロジェクトの活動について、詳しくはこちらhttps://awaji-satoyama.com/

バンブー体験会に参加!

「純国産メンマサミット」って何?

左:メンマサミット会場、右:出展の様子

「純国産メンマサミット」は放置竹林の解消に向けて、「国産メンマ作りを始めとした竹林整備に取り組む個人・団体が発足させた「純国産メンマプロジェクト」。 第4回目のメンマサミットは、”資源としての竹”の利活用方法に関する情報共有・意見交換を通して、竹の価値を再確認しました。互いの活動の質を高めることで、放置竹林問題の解決と、地域活性化につながる新たなビジネス創出を行っています。次回「第5回純国産メンマサミット」は、2023年、福岡県糸島市で開催される予定です。

竹林整備を体験

「竹林整備」の重要性についての説明を伺いながら、竹で作った炭(竹炭)を使って焼き芋作り。竹炭にはマイナスイオンを発生させたり、消臭効果があるそうです。消臭剤などの生活用品はもちろん、土壌改良や建築材料としての活用が広がっており、今後ますます需要の増加が期待されています。

竹を資源として活かす様々な試み

左:竹炭/左:味付け島ちく(キムチ)

竹は「竹炭」や「メンマ」のほか、竹を砕いたチップを発酵させ「飼料」や「肥料」にしたり、竹で組んだ筏(いかだ)を「カキの養殖」に使ったりとさまざまな活用方法が試されています。また、辻さんは「竹林整備」の重要性を次世代に伝えるための「環境学習」にも力を入れています。

淡路島での暮らしを楽しむ

竹林整備を体験したあとは「AWAJISHIMA Sodatete Market(淡路島ソダテテマーケット)」へ。「AWAJISHIMA Sodatete Market」は、いろんな人と、いろんなコトを、いっしょに育てていくことを目的とした、毎月第4日曜日に開催される手作りのマーケットです。淡路島産にこだわったグルメやグッズなどさまざまなジャンルの個性的なお店がたくさん。その中の竹炭が入っている「島せっけん」を販売しているお店で、淡路島レモンユーカリが入ったフレグランスを購入♪

場所
Awajishima sodatete market
住所
洲本市民広場 兵庫県洲本市塩屋1-1-17
開催日
毎月第4日曜日
※冬季はお休みさせていただき、次の開催は3月からになります。
※開催日が変更になる場合があります。公式HPでご確認下さい。
公式HP
https://www.sodatetemarket.org/

おすすめグルメスポット!

淡路島カフェ

※島ちくを使った「ジェノベーゼパスタ」は島ちくの生産がはじ まり次第提供される予定。
右:島のパワーサラダ

淡路島カフェは「細胞からキレイになる健康食をカジュアルに!」をコンセプトに、こだわりの淡路島食材を中心としたメニューが自慢のカフェ。あわじ島ちくを使った「ジェノベーゼパスタ」や淡路島の食材だけで作った「島のパワーサラダ」はここでしか食べられない逸品です!

場所
淡路島カフェ
TEL
0799-70-7227
住所
兵庫県淡路市尾崎3067-10
営業時間
7時30 分~ 16 時30 分
定休日
火曜日・水曜日
公式HP
http://www.awajishima-cafe.com/

淡路島キムチ

左:淡路和牛を使ったプルコギ/右:カンジャンセウ丼

今年1 月15 日にオープンした、淡路島初のキムチ専門店。淡路島の玉ねぎ、白菜、きゅうり、大根、スルメや鳴門のワカメ等、淡路島の大地の恵と、近海の幸を使った「made in 淡路島キムチ」が食べられるお店です。人気のランチメニューは、選べるキムチ3 種付で、ごはん大盛が無料!

場所
淡路島キムチ
TEL
0799-20-5605
住所
兵庫県洲本市本町2-3-2
営業時間
10:00-18:00(ランチ/ 11:00-15:00)
定休日
火曜日
公式HP
https://awajisima-kimchi.com/

ほかにもたくさん洲本市の魅力
~ドライブで巡るおすすめ施設~

洲本温泉

城下町として栄えた洲本市街地にある淡路島最大の温泉地。オーシャンビューの露天風呂が魅力の老舗高級旅館などが海岸線に立ち並びます。2018 年に新泉源「うるおいの湯」が開湯しました。

ウェルネスパーク五色・高田屋嘉兵衛公園

淡路出身の海運業者・高田屋嘉兵衛(たかたやかへい)の偉業を記念して設立された施設。広大な敷地の中にはオートキャンプ場や歴史資料館、温泉、体験農園などの施設があり、子どもから大人まで1日楽しめます。宿泊施設を備えた「浜千鳥」では淡路牛を味わうことができます。

場所
ウェルネスパーク五色・高田屋嘉兵衛公園
TEL
0799-33-1600
住所
洲本市五色町都志1087
営業時間
各施設によって異なります。詳しくは公式HP をご覧ください。
定休日
無休
公式HP
http://www.takataya.jp/

淡路ごちそう館 御食国

大正ロマンを感じさせる赤レンガの外観が目を引く建物。開放感のある空間で海の幸・山の幸を活かした豊富なメニューを楽しめるレストランです。淡路島の特産品を取りそろえた直売店で買い物もできます。

場所
淡路ごちそう館 御食国
TEL
0799-26-1133
住所
洲本市塩屋1 丁目1-8
営業時間
【ランチタイム】11:30 ~ 14:30(LO)
【ディナータイム】17:00 ~ 20:00(LO)21:00(閉店)
定休日
毎週水曜日
※水曜日が祝日の場合は営業。8 月は無休
公式HP
http://www.miketsu.jp/

BANSANCHI LIFE 取材動画

日本一周中の旅行系YouTuber “BANSANCHI LIFE ~バンサンチライフ~” が洲本市の魅力を紹介します!

制作協力  洲本市商工観光課

マップ・アクセス情報

洲本市の魅力を楽しむ神戸フリープラン

羽田空港発、2名1室 1名あたりの旅行代金です。

おすすめ記事

予約する