清水寺

祇園・東山周辺おすすめ観光スポット15選

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蓮華王院・三十三間堂

蓮華王院・三十三間堂

蓮華王院・三十三間堂は、京都市東山区にある天台宗の寺院で、正式名称は蓮華王院本堂(れんげおういんほんどう)です。この寺院は、後白河上皇によって創建され、1165年に完成しました。三十三間堂という名前は、本堂の内陣にある柱間が33あることから来ています。本堂は国宝に指定されており、1001体の千手観音立像や28体の護法神像など多数の重要文化財を有しています。また、三十三間堂は「通し矢」という伝統的な弓道の大会で知られており、毎年1月に開催されます。この大会は、本堂の南面から北面に向かって矢を射るもので、その距離は約120メートルにもなります。

住所
京都府京都市東山区三十三間堂廻り657
アクセス
[電車]京阪電気鉄道・七条駅2番出口下車、徒歩約7分
公式HP
https://www.sanjusangendo.jp/

京都国立博物館

京都国立博物館

京都国立博物館は、平安時代から江戸時代にかけての京都ゆかりの文化財を展示・保存・研究している国立博物館。考古・陶磁・彫刻・絵画・書跡・染織・漆工・金工の分野ごとにテーマを設け、日本および東アジアの美術品・文化財など約14,600件を収蔵しています。本館(明治古都館)は片山東熊が設計した煉瓦造りの洋風建築で、1969年に国の重要文化財に指定されています。また、2008年には技術資料参考館(旧恩賜京都博物館陳列品収納用倉庫)が国の登録有形文化財に登録されています。

住所
京都府京都市東山区茶屋町527
アクセス
[電車・バス]JR京都駅、D2のりばから市バス206・208号系統にて博物館三十三間堂前下車、徒歩すぐ
公式HP
https://www.kyohaku.go.jp/jp/

建仁寺

建仁寺

建仁寺は、京都市東山区にある臨済宗建仁寺派の大本山で、京都最古の禅寺。1202年(建仁2年)に鎌倉幕府の2代将軍源頼家の援助を受けて、宋で禅を学んだ栄西禅師が開山しました。寺名は当時の元号から名付けられています。寺は、勅使門を正面に、三門、法堂、方丈が一直線に並び、禅修行のひとつである浴室も現存しています。方丈は慶長4年(1599年)に安芸の安国寺から移築した優美なこけら葺きの建物で、俵屋宗達の代表作「風神雷神図」の複製や、海北友松による「琴棋書画図襖」や「雲龍図襖」などを鑑賞することができます。本尊は法堂の釈迦如来で、法堂の天井には迫力満点の「双龍図」も描かれています。また、大雄苑という枯山水の庭や、○△□乃庭、潮音庭といった庭園も大変きれいです。

住所
京都府京都市東山区大和大路通四条下る小松町584
アクセス
[電車・バス]JR京都駅より市バス206・100号系統にて東山安井下車、徒歩約5分、南座前下車、徒歩約7分、
公式HP
https://www.kenninji.jp/

花見小路通

花見小路通

花見小路通は、京都市東山区に位置する、京都を代表する風情ある通りの一つ。北は三条通から南は安井北門通まで約1kmにわたり、祇園の中心を通るメインストリートとして知られています。特に、四条通を境にして南側には「祇園町南側」と呼ばれるエリアがあり、京情緒が溢れる町家と石畳風の道が続いています。ここでは、有名な一力亭をはじめとするお茶屋さんやオシャレな飲食店が軒を連ねており、訪れる人々を魅了しています。また、花見小路通は夜の街としても有名で、四条通の北側は祇園の飲み屋街として大人の社交場となっています。運が良ければ、お茶屋に向かう舞妓さんや芸妓さんの姿を見ることができるかもしれません。

住所
京都府京都市祇園町南側
アクセス
[電車]京阪電気鉄道 ・祇園四条駅下車、徒歩約1分
公式HP
https://www.gion.or.jp/around/花見小路

清水寺(京都府)

清水寺(京都府)

清水寺は、京都市東山区にある北法相宗の大本山で、約1200年の歴史を誇る世界遺産の寺院。本尊は十一面千手観世音菩薩で、山号は音羽山です。奈良時代の778年に僧延鎮が開山し、平安建都間もない798年に坂上田村麻呂が仏殿を建立したと伝えられています。音羽山の急峻な崖に建築された本堂は「懸造り(かけづくり)」と呼ばれる日本古来の伝統工法で、舞台は床下に建てられた18本の束柱で支えられています。本堂から張り出した高さ約13m・面積約190平米の舞台は「清水の舞台」と呼ばれ、四季折々の自然を間近に感じることができます。境内には、本堂のほかにも三重塔などの国宝や重要文化財、恋愛成就のパワースポットとして知られる音羽の滝、胎内巡りで有名な随求堂などの見どころがあります。

住所
京都府京都市東山区清水1-294
アクセス
[電車・バス]JR京都駅より京都市交通局(市バス)206系統・東山通北大路バスターミナル行き、100系統清水寺祇園 銀閣寺行き・五条坂下車、徒歩約10分
公式HP
https://www.kiyomizudera.or.jp/

高台寺

高台寺

高台寺は、京都市東山区にある臨済宗建仁寺派の寺院で、豊臣秀吉の正室である北政所(ねね)が秀吉の冥福を祈るために1606年に建立したお寺。山号は鷲峰山、本尊は釈迦如来とされています。北政所の落飾後の院号である高台院にちなんで名付けられ、その美しい庭園と桃山様式の蒔絵で知られており、「蒔絵の寺」とも呼ばれています。特に、霊屋(おたまや)の堂内装飾に用いられた蒔絵は「高台寺蒔絵」として有名。また、高台寺は夜間拝観を京都で最初に行い始めた寺院としても知られており、春には波心庭のしだれ桜、秋には紅葉が美しいと評判です。重要文化財に指定されている開山堂や観月台、傘亭・時雨亭などが残っており、豊臣秀吉と北政所を祀る霊廟としても知られています。

住所
京都府京都市東山区 高台寺下河原町526
アクセス
[電車]①JR京都駅から徒歩約20分
②京阪電気鉄道・祇園四条駅下車、徒歩約10分
公式HP
https://www.kodaiji.com/

円山公園(京都府)

円山公園(京都府)

円山公園は、京都市東山区にある国指定の名勝で、京都市で最も古い公園。八坂神社の東側に位置し、東山を借景に約86,600㎡の広大な敷地に回遊式日本庭園が広がっています。明治19年(1886年)に太政官布告に基づき公園地に指定されて誕生。明治維新後の廃仏毀釈や上知令によって没収された約9万平方メートルの寺域に造営されました。大正3年(1914年)には七代目小川治兵衛によって本格的な回遊式庭園が完成し、現在に至っています。公園は京都随一の桜の名所として知られ、園内中央にある「祇園の夜桜」は特に有名です。正式名称は「一重白彼岸枝垂桜(ひとえしろひがんしだれざくら)」で、現在は二代目。毎年花見の時期にはライトアップされた夜桜とぼんぼりの灯で幻想的な桜色に浮かび上がり、京都を訪れる人々を魅了しています。周囲には、料亭や茶店、野外音楽堂、あずまや、藤棚、池泉、噴水などの施設が点在し、四季を問わず京都の風情が感じられます。

住所
京都府京都市東山区円山町
アクセス
[電車・バス]①JR京都駅から市バス206系統で「祇園」下車
②京阪電気鉄道・祇園四条駅下車、徒歩約10分
公式HP
https://kyoto-maruyama-park.jp/

京都国立近代美術館

京都国立近代美術館

京都国立近代美術館は、1963年に設立された国立近代美術館の京都分館で、岡崎公園内にあります。国内外の近代美術品約1万3千点、特に京都を中心とした西日本の美術作品を多く所蔵しています。収蔵品は、近現代の美術工芸品を中心に、日本画、洋画、河井寛治郎の陶芸作品、写真コレクション、版画コレクションなど、約12,000点。コレクション・ギャラリーでは年間約5回の展示替えが行われるほか、特色ある特別展を年4~6回開催。また、美術館活動におけるジェンダーバランスの是正を目的としており、MoMAK filmsと名づけた映画会や、様々の教育プログラム、友の会活動などを展開しています。

住所
京都府京都市左京区岡崎円勝寺町26-1
アクセス
[電車・バス]JR京都駅からA1のりばから市バス5番で銀閣寺・岩倉行き、岡崎公園 美術館・平安神宮前、下車すぐ
公式HP
https://www.momak.go.jp/

平安神宮

平安神宮

平安神宮は、京都市左京区にある神社で、平安遷都1100年を記念して1895年に創建され、平安京の遷都を行った桓武天皇と、明治維新の基を築いた孝明天皇を祭神としています。社殿は、平安京が開かれた当時の正庁と朝堂院が約8分の5スケールで再現されており、創建当時に造営された大極殿や応天門、蒼龍楼、白虎楼、歩廊、龍尾壇などは重要文化財に指定されています。また、約3万坪の広大な神苑は、国の名勝に指定されており、四季折々の美しい景色を楽しむことができます。春には桜、夏には新緑、秋には紅葉、冬には雪景色と、いつ訪れても美しい景観が楽しめます。

住所
京都府京都市左京区岡崎西天王町97
アクセス
[電車・バス]JR京都駅から市バス5系統・100系統・110系統で岡崎公園 美術館・平安神宮前下車、北へ徒歩5分
公式HP
https://www.heianjingu.or.jp/index.html

蹴上インクライン

蹴上インクライン

蹴上インクラインは、京都市左京区南禅寺近くにある全長約582mの傾斜鉄道跡で、琵琶湖疏水の水運を支えるために敷設。疏水上流の蹴上船溜と下流の南禅寺船溜を結ぶ約36mの高低差を克服するために、舟を台車に乗せてケーブルカーと同じ原理で運ぶという画期的な流通手段でした。1891年から1948年まで運航されましたが、舟運の利用が減ったために1960年に稼働を停止。1973年には残っていたレールも撤去されましたが、市民の要望で1977年に復元され、現在は京都市の文化財に指定されています。復元された台車と三十石船が展示されており、レールは形態保存されています。また、インクラインの中は自由に歩くことができ、春には両側の桜が咲き誇り、華麗な様相を見ることができます。

住所
京都府京都市左京区粟田口山下町~南禅寺草川町
アクセス
[電車]地下鉄東西線・蹴上駅下車、徒歩約3分

京都市動物園

京都市動物園

京都市動物園は、京都市左京区にある京都市立の動物園。1903年に開園し、東京の上野動物園に次いで日本で2番目に古い歴史を持つ動物園です。約700種類の動物を飼育しており、特にゴリラの繁殖に力を入れています。園内は、アフリカの草原、ゴリラのおうち~樹林のすみか~、京都の森、もうじゅうワールド、ひかり・みず・みどりの熱帯動物館、ゾウの森、おとぎの国などのエリアに分かれており、動物との触れ合い体験や、餌やり体験など、様々なイベントが開催されています。

住所
京都府京都市左京区岡崎法勝寺町岡崎公園内
アクセス
[電車]地下鉄東西線・蹴上駅下車、徒歩約7分
公式HP
https://www5.city.kyoto.jp/zoo/

南禅寺

南禅寺

南禅寺は、京都市左京区にある臨済宗南禅寺派の大本山で、日本の禅寺の中で最も高い格式を持つ寺院。1291年に亀山法皇によって創建され、無関普門が開山となりました。南禅寺は、京都五山および鎌倉五山の上に置かれる別格扱いの寺院であり、日本最初の勅願禅寺として知られています。主な文化財としては、国宝に指定されている方丈や亀山天皇宸翰禅林寺御祈願文案、重要文化財に指定されている三門や勅使門などがあり、境内は国の史跡に、方丈庭園は国の名勝に指定されています。また、美しい自然と歴史が融合した場所としても知られ、小堀遠州作の枯山水庭園「虎の子渡し」など、見どころが多数あります。さらに、独秀流御詠歌や写経会などの行事や体験会を開催しており、訪れる人々に禅の文化を体験する機会を提供しています。

住所
京都府京都市左京区南禅寺福地町86
アクセス
[電車]地下鉄東西線・蹴上駅下車、徒歩約10分
公式HP
https://www.nanzenji.or.jp/

禅林寺 永観堂

禅林寺 永観堂

永観堂禅林寺 永観堂は、京都市左京区にある浄土宗西山禅林寺派の総本山で、聖衆来迎山(しょうじゅらいごうさん)という山号を持っています。853年に真紹僧都によって創建され、本尊として「みかえり阿弥陀如来」を安置しており、特に紅葉の名所として有名。本尊である「みかえり阿弥陀如来」は、頭部を左に向けた特異な姿の像で、この特徴的な姿勢は、来迎時に浄土へ戻る際に往生者を見守るために振り返る姿を表しているとされており、1999年に重要文化財に指定されました。また、「秋はもみじの永観堂」と古くから称され、その美しさは古今和歌集にも詠まれています。

住所
京都府京都市左京区永観堂町48
アクセス
[電車・バス]JR京都駅から市バス5系統で南禅寺永観堂道下車、徒歩約3分。
公式HP
http://www.eikando.or.jp/

哲学の道

哲学の道

哲学の道は、京都市左京区にある永観堂から銀閣寺までの小川沿いに続く約2kmの散策路で、桜や紅葉の名所として有名です。哲学の道の名前の由来は、京都大学の哲学者・西田幾多郎や田辺元らが好んで散策し、思案を巡らしたことからきています。1972年に地元住民の保存運動を経て「哲学の道」と公式に名付けられ、現在も多くの人々に親しまれています。散策路は、琵琶湖疎水分線に沿っており、沿道には多くの樹木が植えられています。また、周辺には南禅寺や永観堂などの名所が点在しており、これらを巡る道としても利用されています。哲学の道は、静かで穏やかな雰囲気を保ち、車の通行がないため、ゆったりとした時間を過ごすのに最適な場所。散策しながら、京都の自然や歴史、文化に触れることができます。

住所
京都府京都市左京区 哲学の道
アクセス
●北側から歩く場合 [電車・バス]地下鉄烏丸線・今出川駅から市バス102・203に乗り換えて「銀閣寺道」下車、徒歩すぐ
●南側から歩く場合 [電車・バス]地下鉄烏丸線・烏丸御池駅で地下鉄東西線へ乗り換え・蹴上駅下車、徒歩約20分
公式HP
https://ja.kyoto.travel/tourism/single01.php?category_id=8&tourism_id=2684

銀閣寺

銀閣寺

銀閣寺は、京都市左京区にある臨済宗相国寺派の寺院で、正式名称は「東山慈照寺(とうざんじしょうじ)」です。室町幕府8代将軍の足利義政が、自らの別荘「東山殿」の一部に観音殿として造営し、1489年に完成しました。義政の法号である「慈照院」にちなんで「慈照寺」と名付けられ、江戸時代に金閣寺に対して「銀閣寺」と呼ばれるようになったと言われています。銀閣寺は、金閣寺に代表される華やかな北山文化とは対照的に、質素で剛健な東山文化を象徴する寺院です。銀閣(観音殿)は国宝に指定されており、東求堂(書院)は日本最古の書院造りで住宅建築遺構として国宝に指定されています。また、白砂を段形に盛り上げた銀沙灘や向月台などからなる庭園は特別史跡・特別名勝に指定されており、四季折々の美しい眺めが楽しめます。

住所
京都府京都市左京区銀閣寺町2
アクセス
[電車・バス]JR京都駅から市バス100系統で銀閣寺前下車、徒歩約5分。
公式HP
https://www.shokoku-ji.jp/ginkakuji/
哲学の道

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