那智滝

熊野・那智周辺おすすめスポット8選

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熊野本宮大社

熊野本宮大社

熊野本宮大社は、田辺市本宮町にある熊野三山(本宮・速玉・那智各大社)の一つで、全国に約4,000社以上ある熊野神社の総本宮。熊野信仰の中枢を担い、古くから元神的存在として崇められてきました。社殿は桧皮葺の白木造りで、杉木立に囲まれた158段の石段を上った先にあります。神門をくぐると立派な社殿が現れ、向かって左手に夫須美大神と速玉大神、中央に家津御子大神、右手に天照大神が祀られています。かつては熊野川の中洲(大斎原)に鎮座していましたが、明治22年の洪水で多くが流出し、流失を免れた上四社3棟を明治24年に現在地に移築・再建しています。また、周辺は田辺市本宮町の中心地で、飲食店やおみやげ店などがあり、大社参道入り口横の「瑞鳳殿」にもカフェやおみやげ店、荷物搬送サービスなどがあります。

住所
和歌山県田辺市本宮町本宮1110
アクセス
JRきのくに線紀伊田辺駅下車、バス「本宮大社前」下車すぐ
公式HP
http://www.hongutaisha.jp/

熊野速玉大社

熊野速玉大社

熊野速玉大社は、新宮市にある熊野三山を構成する大社で、全国に祀られている数千社の熊野神社の総本宮。熊野川河口付近の右岸に鎮座し、主祭神は熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)と熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)の夫婦神です。境内には、天然記念物に指定される樹齢1000年のナギの巨木や、神宝館に保管されている約1,200点の国宝などがあります。また、神社境内を中心に背後の「権現山(神倉山)」と熊野川に浮かぶ「御船島」及び「御旅所」を含めたエリアは世界遺産に指定されています。

住所
和歌山県新宮市上本町1番地
アクセス
[電車]JR新宮駅から徒歩約20分
公式HP
https://kumanohayatama.jp/

龍神温泉元湯

龍神温泉元湯

龍神温泉元湯は、田辺市龍神村にある日本三美人の湯の一つと称される温泉の湯元で、日帰り入浴施設。1,300年の歴史があり、役小角によって発見され、弘法大師が開湯したと伝えられています。泉質はナトリウム炭酸水素塩泉(重曹泉)で、肌を活性化させ、美肌効果が高い美人の湯として知られており、冷え性や肩こり、神経痛にも効果があると言われています。温泉には、木風呂と岩風呂の内湯と露天風呂があり、龍神村産の檜をふんだんに使用。露天風呂からは渓流や山川の景色を眺めることができ、夜には星空を眺めたり川のせせらぎに耳を傾けたりすることもできます。

住所
和歌山県田辺市龍神村龍神37
アクセス
[車]湯浅御坊道路・吉備ICよりR424経由、龍神村方面へ1時間40分
公式HP
https://www.motoyu-ryujin.com/

湯の峰温泉公衆浴場・つぼ湯

湯の峰温泉公衆浴場・つぼ湯

湯の峰温泉公衆浴場・つぼ湯は、田辺市本宮町にある歴史的な温泉施設で、熊野古道の一部として世界遺産に登録されています。日本最古の温泉の一つとされ、約1800年以上の歴史があります。つぼ湯は、一度に2~3人しか入れない小さな浴槽で、湯の色が1日に7回変わるといわれる神秘的な温泉。熊野信仰において重要な場所とされ、浸かることで病気が治る、あるいは神聖な力を得られると信じられてきました。また、熊野詣の際に身を清める場所としても利用され、多くの参拝者にとって特別な意味を持つ温泉となっています。

住所
和歌山県田辺市本宮町湯峯110
アクセス
[公共交通機関]JR紀勢本線新宮駅より熊野交通バス湯の峰温泉行1時間15分、湯の峰温泉より徒歩すぐ
公式HP
https://www.hongu.jp/onsen/yunomine/tuboyu/

熊野那智大社

熊野那智大社

熊野那智大社は、東牟婁郡那智勝浦町にある神社で、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)の一つとして知られています。日本の古代から続く熊野信仰の中心地の一つであり、神道と仏教が融合した独自の宗教文化が発展した場所でもあります。元々は那智の滝を神体として崇める自然崇拝が起源で、その後、神社として整備。平安時代には熊野詣が盛んになり、熊野三山は皇族や貴族を含む多くの参拝者を集めました。また社殿は、朱塗りの美しい建物群で構成されており、自然の中に調和した美しい景観を作り出しているほか、参詣道は、古くから「熊野古道」として知られ、多くの参拝者が厳しい山道を歩いて訪れました。現在でも巡礼やハイキングを楽しむ人々に人気があり、那智大社の神聖な雰囲気を感じながら自然と歴史を味わうことができます。さらに、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部としても登録されています。

住所
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
アクセス
[公共交通機関]JR紀勢本線・紀伊勝浦駅より熊野御坊南海バスでバス停「那智山」まで約30分、タクシー20分
公式HP
https://kumanonachitaisha.or.jp/

太地町立くじらの博物館

太地町立くじらの博物館

太地町立くじらの博物館は、東牟婁郡太地町にある鯨に関する博物館で、世界でも珍しい鯨に特化した施設です。太地町は、古くから捕鯨の町として知られており、この博物館はその歴史や文化を紹介するとともに、鯨についての知識を広めるために設立されました。博物館では、鯨に関するさまざまな展示のほか、鯨やイルカと直接ふれあえる体験型のアトラクションも多数あり、捕鯨文化の重要性を伝えるとともに、鯨という生き物に対する理解を深め、太地町の豊かな文化を感じる機会を提供しています。

住所
和歌山県東牟婁郡太地町太地2934-2
アクセス
[公共交通機関]JR紀勢本線・太地駅から太地町営じゅんかんバスでくじら館前バス停まで 約5分
公式HP
http://www.kujirakan.jp/

那智滝

那智滝

那智の滝(那智大滝)は、那智山の大雲取山から流れ出る本流が原生林を切り裂いて落下する滝で、落差133m、幅13m、滝壺の深さは10mに及ぶ日本一の滝です。銚子口の岩盤に3つの切れ目があり、三筋になって落下し始めることから「三筋の滝」とも呼ばれています。滝は、熊野灘の海上からも遠望でき、熊野那智大社の別宮・飛瀧神社の御神体として古くから人々の畏敬を集めてきました。また、滝壺には不老不死の仙薬が沈められているとされることから、古来より那智の滝の水は延命長寿の水として知られており、今日も多くの方が水を求めて参拝されます。滝を正面から見ることのできる「お瀧拝所舞台」と呼ばれる場所もあり、滝の水をいただくこともできます。

住所
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山
アクセス
[公共交通機関]JRきのくに線・紀伊勝浦駅下車 バス30分「那智の滝前」徒歩5分
公式HP
https://kumanonachitaisha.or.jp/

青岸渡寺

青岸渡寺

青岸渡寺は、那智勝浦町にある寺院で、熊野那智大社に隣接する古刹。西国三十三所巡礼の第一番札所としても有名で、日本最古の巡礼路「西国三十三所」の出発点として多くの参拝者を迎えています。寺の歴史は非常に古く、推古天皇の時代、インドから来た修行僧・裸形上人(りょうぎょうしょうにん)が那智山で修行を行い、那智の滝を神聖視してこの地に寺を建てたと伝えられており、その後、行基や弘法大師(空海)などの著名な僧侶たちがこの寺を訪れ、発展させていきました。また本堂は、18世紀に再建されたもので、朱塗りの美しい木造建築が特徴。本堂からは、那智の滝を見渡すことができ、その景観は多くの参拝者や観光客を魅了しています。境内には、三重塔もあり、この塔と那智の滝を背景にした風景は、青岸渡寺の象徴的な景色となっています。

住所
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山8
アクセス
[公共交通機関]JRきのくに線・紀伊勝浦駅よりバスにて那智山下車、徒歩約15分
公式HP
https://seigantoji.or.jp/
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