【にっぽんの温泉100選】
19年連続1位 草津温泉の魅力とは?
草津温泉の魅力とは
温泉について
日本三名泉の1つである草津温泉。
6つの源泉を有していて自然湧出量は日本一!なんと毎分32,300リットル以上、1日にドラム缶約23万本分もの温泉が湧き出しています。また、日本有数の強酸性であり湯畑温泉ではなんとpH2.1と高い殺菌効果と温浴効果が期待される。昔から恋の病以外効かぬ病はないという伝えがあるほどの効能です。
旅行会社社員など旅のプロが「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各項目を評価して選定した温泉ランキング【にっぽんの温泉100選】では、19年連続で不動の首位をキープ!
気候について
草津温泉は海抜1,200mの高原の町で、北と西は白根山をはじめとする2000メートル級の山々に囲まれ、1年間の平均気温が7℃、夏の一番暑い時期でも平均18℃となっており避暑地としても人気があります。 冬は雪が多く降るエリアであり、日によっては-10℃くらいにます。
観光について
湯畑を中心に周辺には、湯もみショーや温泉らくごで有名な「熱乃湯」、2022年2月全面オープンした「裏草津」、河原に広い露天風呂のある「西の河原公園」、約250種1000頭の動物を飼育されている「草津熱帯圏」、標高1,370mの天狗山山頂から滑空するアトラクションBanZipTENGUが有名な「草津温泉スキー場」など見どころが多く、 いずれも湯畑から徒歩で行けるほどの距離にある為、他の温泉地よりも観光地としての完成度が高い。
観光施設や温泉だけでなく、湯畑周辺をぶらりと歩きながら定番の温泉まんじゅうや名物を食べ歩きするのも草津の楽しみ方の1つです。
新スポット「裏草津」とは?
湯畑から歩いて約3分の所にある共同浴場「地蔵の湯」周辺を2021年6月に「裏草津」としてリニューアル。華やかな湯畑周辺とはひと違い、少し落ち着いた場所でのんびり、ゆったりとした時間が流れ、違う感覚の楽しみ方を味わうことができます。
地蔵の湯付近では足湯の他に、全国的に珍しい「顔湯」や「手洗乃湯」、百年石制作体験ができる「百年石別邸」、貸切温泉施設「伝統湯地蔵」があり、階段を少し上がった高台エリアに、約1万冊の漫画が置かれている「漫画堂」や木の香りに包まれた開放的でおしゃれな空間広がる「カフェ月の貌」の他に「高台広場」があります。
草津の温泉水が新型コロナウイルスを不活性化?
群馬大学と草津町は、昨年2月に草津温泉の温泉水に新型コロナウイルスを不活性化させる効果があると発表した。草津温泉の代表的な源泉「湯畑」から湧き出た温泉を使い実験した結果、なんと10秒間で97.51%、1分間で99.12%不活化する効果があったという。
水道水の不活化率1とすると283倍!草津温泉は酸性なのでPhを合わせた硫酸を溶かした水の不活化率を1とすると56倍という結果になりました。
※この実験結果は、草津温泉に来訪・入浴すると感染症にかからない、または治癒するということではありませんのでご注意ください。
参考データは こちら
最後に
草津温泉の魅了についていかがでしたでしょうか?
今回取り上げた魅力はほんの一部にしか過ぎません。草津温泉は古き良き街並みを残しつつも、毎年何かしら進化を遂げている為、定期的に訪れてみたいと思えるような温泉地です。
町全体で「泉質主義」を掲げ、温泉に全てをかけている草津の人たちの結果が、【にっぽんの温泉100選】19年連続不動の首位という結果に表れているのだと思います。
是非、これを機に草津温泉に訪れてみてはいかがでしょうか?