日本三大花火大会「長岡まつり大花火大会」を楽しむ-2023-
夏と言えば花火っていう方も多いのではないでしょうか。そんな花火大会の中でも、日本三大花火大会のひとつとされている「長岡まつり大花火大会」は100年以上の伝統があり、その壮大なスケールに全国から多くの観客が集まります。今回は美しく夜空を彩る長岡花火の楽しみ方はもちろん、長岡花火の歴史や花火に込められた想いなど、花火大会をもっと楽しむための情報をご紹介します!
長岡まつり大花火大会とは
毎年華やかに繰り広げられる「長岡まつり」。長岡花火大会は1879年(明治12)から現在に至るまで100年以上に渡り受け継がれてきました。しかし1938年(昭和13)戦争によって中止に追い込まれ、1945年(昭和20)8月1日には街の8割が焦土と化した、いわゆる「長岡空襲」により多くの犠牲が出ました。空襲から1年後の1946年(昭和21)8月1日に「長岡復興祭」が開催され、この祭りによって長岡市民は心を慰められ、復興に臨み、1947年(昭和22)には花火大会が復活しました。
現在も、長岡空襲の始まった時刻(8月1日午後10時30分)にあわせて花火を打ち上げ、慰霊、復興への感謝、恒久平和への願いを込めて、白一色の尺玉3発が打ち上げられています。そのため、長岡まつりがスタートするのは毎年8月1日。花火大会は8月2日、3日に固定されて行われています。花火の規模や内容は2日と3日ともほぼ同じで、当日は少しの雨なら花火を打ち上げます。
直近では、新型コロナウイルス感染症の影響で長岡まつり大花火大会は2年連続中止となりましたが、2022年はコロナ禍から歩みだす時として、また「慰霊、復興、平和への祈り」という長岡花火の想いを込めて大花火大会が開催される運びとなりました。
- 会場
- 新潟県長岡市長生橋下流信濃川の河川敷
- 日時
- 毎年8月2日、3日
- 時間
- 両日とも19時20分から21時10分頃まで
花火の見どころ
正三尺玉(30号)花火
長岡花火を代表する名物花火で直径90cm重さ300kgの巨大な玉が600mの上空で直径650mもの大輪の花を咲かせます。火薬使用量80kgは、現在法的に認められている最大重量。長岡花火の総合技術の粋を結集した傑作。
米百俵花火・尺玉100連発
昭和61年市制施行80周年を記念して誕生した名物花火。ワイドスクリーン方式により約1秒間隔で10号玉花火が打ち上げられます。平成18年の市制100周年で見事100連発を達成。
復興祈願花火フェニックス
平成16年の中越大震災からの復興祈願花火。開花幅約2キロメートルにもおよび、視界に収まりきらない圧倒的なスケールの超ワイドスターマインが、黄金の不死鳥となって空高く舞い上がります。 これらの他にも様々な花火が観客を魅了します。
長岡まつり大花火大会の観覧方法
せっかく長岡まつり大花火大会に足を運ぶなら、どこから花火を眺めるかは重要ポイントです。
観覧席
例年、信濃川を挟んだ右岸・A会場(長岡駅側)と左岸・B会場(長岡インター側)と会場を分けて販売されています。両会場をつなぐ大手大橋・長生橋は当日通行止めになるため、会場までの移動ルートをよく考えて席を選びましょう。有料席はマス席・イス席・フェニックスエリア席など種類も豊富。開催される年によって種類や場所が変わる場合があり、会場案内図をよく確認して申し込みましょう。
ビッグホリデーでは左岸・B会場のマス席をご用意!
バス駐車場もB会場側にありますので交通規制を心配する必要もありません!
2023年の長岡まつり大花火大会では例年設けられていた無料席がありません。 会場から少し遠ざかった場所なら、花火の種類や風の向きによっては見えにくい場合もありますが、混雑を避けたい人にはお勧めです。
ホテルは2つからお選びいただけます
ホテルグリーンプラザ上越
自家源泉を引き込んだお肌に優しい樺野沢(かばんさわ)温泉で旅の疲れを癒しましょう。
天然温泉の露天風呂やサウナ・水風呂・ジャグジーなどもございます。
※大浴場はご到着後から約1時間ご利用できます。翌朝は5時から時間内ご利用いただけます。
ホテルアルパイン
アットホームな雰囲気とおもてなしが好評のホテルです。
最上階の6階にある展望大浴場からは谷川連峰が見渡せ、眺望は抜群です!
まとめ
日本三大花火大会のひとつに数えられる長岡まつり大花火大会は、直径650mもの大輪の花を咲かせる「正三尺玉」や打ち上げ幅約2kmにも及ぶ「復興祈願花火フェニックス」など視界に収まりきらない大玉花火の連続が魅力です。
この夏は、花火に込められた慰霊、復興、平和への祈りを感じつつ、夜空を彩る大花火を体感するために、長岡まつり大花火大会にお出かけしてみてはいかがでしょう。
長岡まつり大花火大会の最新情報は公式WEBサイト をご確認ください。