熊本市内おすすめ観光スポット5選
熊本城
「熊本城」は、日本三名城の一つとして知られ、別名「銀杏城」とも呼ばれています。慶長6年(1601年)に名将加藤清正によって築城されたこの城は、周囲5.3㎞、総面積98haに及ぶ広大な城郭で、天守3、櫓(やぐら)49、櫓門(やぐらもん)18、城門29の構えを持ちます。石垣や自然の地形を利用した独特の築城技術が生かされており、明治10年の西南の役では、政府軍が50日余も籠城し、難攻不落の城として真価を発揮しました。春には山桜、肥後桜、ソメイヨシノの3種類、約800本の桜が咲き誇り、美しい風景が楽しめます。2016年の熊本地震で甚大な被害を受けましたが、現在は復旧工事が進み、特別公開として被害の状況や復旧工事の様子を見学することができます。
- 住所
- 熊本県熊本市中央区本丸1−1
- アクセス
- 熊本ICから車で30分
- 公式HP
- https://castle.kumamoto-guide.jp/
熊本市動植物園
熊本市動植物園は、熊本市東区にある動物園・植物園・遊園地が一体化した施設。動物園では、約200種の動物が飼育されており、ゾウやキリン、ライオンなどの大型動物から、レッサーパンダやコアラなどの小型動物まで、幅広い動物を見ることができます。植物園では、約1,200種の植物が植栽されており、四季折々の花々を楽しめます。また遊園地には、ジェットコースターや観覧車などのアトラクションがあり、子供たちに大人気です。
- 住所
- 熊本県熊本市東区健軍5-14-2
- アクセス
- 熊本ICから車で20分
- 公式HP
- https://www.ezooko.jp/
水前寺成趣園
水前寺成趣園(すいぜんじじょうじゅえん )は、美しい回遊式庭園で知られ、熊本市中心部にありながら、都会の喧騒を忘れさせる憩いの場所として親しまれています。この庭園は、初代熊本藩主細川忠利公の時代に作庭が始まり、3代目藩主綱利公の頃に完成しました。名前の由来は、中国の詩人陶淵明(とう‐えんめい)の詩「帰去来辞」から取られており、1929年に国の名勝・史跡に指定されました。園内は、30~40分で散策できる広さで、出水神社や能楽殿、夏目漱石の句碑などが点在、梅や桜、松などが庭園を彩り、四季折々の自然と庭園美が楽しめます。また、縁結びの木として話題の「梛(なぎ)」の巨木や縁結びのベンチがあり、恋人たちにも人気のスポットとなっています。
- 住所
- 熊本県熊本市中央区水前寺公園8-1
- アクセス
- 熊本ICから車で20分
- 公式HP
- http://www.suizenji.or.jp/
加藤神社
加藤神社は、熊本城内にある神社で、戦国時代の名将、加藤清正を主神として祀っています。1871年(明治4年)に「錦山神社」として建立され、その後、1874年(明治7年)に熊本市京町へ、1962年(昭和37年)に現在の熊本市本丸へと移されました。境内には、熊本三手水鉢(ちょうずばち)と称される大手水鉢(おおてみずばち)や、文禄・慶長の役を記念した太鼓橋、旗立石(はたたていし)などの歴史的な遺物が数多く残されています。毎年7月の第4日曜日には「清正公まつり」という熊本の夏を代表する祭りが開催され、子どもたちを中心とした「千人清正(せんにん きよまさ)」の神輿行列が街中を練り歩き、多くの観光客や地元の人々で賑わいます。
- 住所
- 熊本県熊本市中央区本丸2-1
- アクセス
- 熊本ICから車で30分
- 公式HP
- http://www.kato-jinja.or.jp/index.html
立田山憩の森
立田山(たつだやま)憩の森は、熊本市街地から北へ車で約20分の場所にある自然豊かな公園で、四季折々の美しい景色が楽しめる場所です。自生している木々に加えて、全国や世界の樹木も植林されており、SNS映えする写真を撮影できることからフォトジェニックなスポットとして人気があります。また、1.2kmある遊歩道で森林浴が楽しめたり、お祭り広場や公衆トイレなどの施設が整備されており、市民の健康づくりや人々のふれあいの場としても活用されています。
- 住所
- 熊本県熊本市北区龍田陳内2-43-23(立田山管理センター)
- アクセス
- 九州道熊本ICから車で15分