唐津・呼子周辺おすすめ観光スポット10選
唐津城
唐津城は、豊臣秀吉の家臣であり、初代唐津藩藩主となった寺沢志摩守広高によって、1608年(慶長13年)に築城された城。唐津湾に突き出た満島山(標高42m)の山頂部を本丸とし、南西に広がる砂丘上に二ノ丸、三ノ丸が連なる平山城です。満島山の東西に広がる松原を翼に見立て、舞鶴城とも呼ばれています。昭和41年(1966年)に再建され、現在は国の史跡に指定されています。城内には、天守閣や櫓、門などの遺構が保存されており、見学することができます。また、唐津焼の展示館や、唐津市立博物館も併設されています。
- 住所
- 佐賀県唐津市東城内8-1
- アクセス
- JR唐津駅より車で7分
- 公式HP
- https://karatsujo.com/
樫原湿原
樫原湿原は、九州の「尾瀬」ともよばれ、自然環境保全地域特別地区に指定されています。標高約200メートルの山中に位置し、面積は約15ヘクタール。湿原内には、ニッコウキスゲやミズバショウなどの湿地植物が群生し、春から秋にかけて美しい花々を楽しむことができます。豊かな自然が残された貴重な場所であり、野鳥の宝庫としても知られています。湿原内には、コハクチョウやオオワシなどの野鳥が飛来し、観察することができます。
- 住所
- 佐賀県唐津市七山池原乙789
- アクセス
- 佐賀大和ICから車で40分
虹の松原
虹の松原は、唐津市にある海岸線に沿って虹のように弧を描いて広がる松林。長さは約4.5km、幅は約500m、面積は約214haにおよび、三保の松原(静岡県)、気比の松原(福井県)とともに日本三大松原の一つに数えられており、国内の松原で唯一「国の特別名勝」に指定されています。約400年前に唐津藩初代藩主の寺沢志摩守広高が、潮風や飛砂を防ぐために植林したもので、約100万本のクロマツが群生。古くは「御松原」や「二里の松原」と呼ばれていましたが、弓なりに弧を描く松原を虹にたとえ、「虹の松原」というようになりました。また、日本の白砂青松100選、日本の渚百選、かおり風景100選、日本の道100選にも選ばれています。
- 住所
- 佐賀県唐津市鏡
- アクセス
- 多久ICから車で40分
鏡山展望台
鏡山展望台は、標高284mの鏡山の山頂に位置し、唐津市街地や唐津湾、国の特別名勝に指定されている虹の松原を一望できる展望台。天候が良ければ、遠くに壱岐島も望めます。周辺には、春には桜やツツジが咲き誇り、自然豊かな公園も完備。鏡山稲荷神社や鏡山神社、佐用姫神社なども鎮座しています。また、展望台には、駐車場や売店、休憩所があり、食事や休憩をとることができます。
- 住所
- 佐賀県唐津市鏡鏡山山頂
- アクセス
- JR虹ノ松原駅から車で15分
呼子の朝市
呼子の朝市は、石川県の輪島、岐阜県の高山と並ぶ日本三大朝市の一つ。元旦を除く毎日、朝7時30分から12時まで、呼子港の朝市通りで開かれています。約200mの朝市通りには、50軒近くの露店が並び、新鮮な魚介類や加工品、野菜や果物などが販売されています。朝市の見どころは、新鮮な海の幸。特に、呼子はイカの町として知られており、新鮮なイカが豊富に販売されています。また、特産の「いかしゅうまい」や「いかの活き造り」も人気があります。
- 住所
- 佐賀県唐津市呼子町呼子朝市通り
- アクセス
- 多久ICから車で60分
七ツ釜
七ツ釜は、唐津市街から北西へ約6kmの屋形石土器崎にある海食洞。玄界灘の荒波によって玄武岩が浸食されてでき、1925年に国の天然記念物に指定されています。海面から高さ40mの断崖に7つの巨大な洞窟が並んでおり、最大の海食洞は間口3m、奥行きは110mあり、波の状況により舟で中に入ることができます。また、七ツ釜の上は草原となっており、上から七ツ釜をのぞめる展望台は絶景スポットとして有名で、多くの観光客で賑わっています。
- 住所
- 佐賀県唐津市屋形石
- アクセス
- 多久ICから車で60分
波戸岬
波戸岬は、唐津市鎮西町にある東松浦半島の最北端にある岬。玄海国定公園の一部で、九州本土の最西北端に位置しています。「日本渚百選」「玄海国定公園」「恋人の聖地プロジェクト・サテライト」に認定されている景勝地で、特に夕日が沈む時間帯の景色がおすすめ。周辺は、ハイキング、釣り、キャンプ、海水浴など様々な楽しみ方ができるリゾートエリアになっており、海を眺めながらのんびり過ごすことができます。また、波戸岬名物の「さざえのつぼ焼き」も人気です。
- 住所
- 佐賀県唐津市鎮西町波戸
- アクセス
- JR唐津駅より車で30分
呼子大橋
呼子大橋は、1989年に開通した呼子本土と加部島を結ぶ全長728mの斜張橋で、佐賀県を代表する観光スポットです。緩くカーブした橋の姿が、海に映える美しい景観が魅力。特に夕日が沈む時間帯は、海と呼子大橋の美しいシルエットが旅情をたっぷり感じさせてくれます。また、呼子大橋の近くには、弁天遊歩橋という遊歩橋があり、遊歩橋を渡りながら、呼子大橋の全景を眺めることができます。加部島側の「風の見える丘公園」からは、呼子大橋や唐津湾、玄界灘を一望できます。
- 住所
- 佐賀県唐津市呼子町加部島
- アクセス
- 多久ICから車で60分
浜野浦の棚田
浜野浦の棚田は、玄海町の北西部にある国の重要文化的景観に指定されている棚田。浜野浦川によって形成された浸食谷に、戦国時代から江戸時代にかけて築かれ、面積は11.5ヘクタールで、大小283枚の田んぼが階段のように連なっています。玄界灘の青い海とのコントラストが美しく、日本の原風景を残す景観として、多くの人々に愛されています。また、日本棚田百選に選ばれており、NPO法人「地球活性化支援センター」が認定する「恋人の聖地」にも選ばれています。
- 住所
- 佐賀県東松浦郡玄海町浜野浦
- アクセス
- JR唐津駅より車で30分
有田ポーセリンパーク
有田ポーセリンパークは、有田焼の魅力を国内外に発信するテーマパーク。パーク内には、ドイツ・ドレスデンのツヴィンガー宮殿を模した「ツヴィンガー宮殿」、有田焼の歴史や文化を紹介する「有田焼伝統館」、有田焼の工房や体験施設など、さまざまな施設があります。また、四季折々の花々が咲き誇るガーデンや、レストラン、ショップなどもあり、一日中楽しめるスポットとなっています。
- 住所
- 佐賀県西松浦郡有田町戸矢乙340番地28
- アクセス
- 有田ICより車で3分
- 公式HP
- https://www.arita-touki.com/