門司港周辺おすすめ観光スポット8選

門司港レトロ

門司港レトロは、JR門司港駅周辺の外国貿易で栄えた時代の建造物を中心に、ホテルや商業施設などを大正レトロ調に整備した観光スポット。門司港は、明治から昭和初期にかけて神戸、横浜と並んで日本三大港に数えられた港町です。戦前は貿易港として栄え、日清戦争や日露戦争の勃発とともに栄えました。昭和末から保存・整備が始まり、1995年に都市型観光拠点「門司港レトロ」としてオープンしました。シンボル的存在の「門司港駅」をはじめ、アインシュタインが宿泊した迎賓館「旧門司三井倶楽部」、「旧九州鉄道本社（現九州鉄道記念館）」などが保存、公開されています。

住所: 福岡県北九州市門司区港町
アクセス: JR門司港駅からすぐ
公式HP: https://www.mojiko.info/

門司港レトロ海峡プラザ

門司港レトロ海峡プラザは、門司港レトロ地区の中心にある複合商業施設。レストランや雑貨店、海産物店、お土産店などが入っており、地元の人や観光客で賑わっています。海峡プラザは、大正モダンの建物で、放物線とアーチが美しいデザインが特徴。門司港の代表的な建物に囲まれ、隣接する親水広場やレトロ中央広場では定期的にイベントが開催されます。

住所: 福岡県北九州市門司区港町5-1
アクセス: JR門司港駅からすぐ
公式HP: https://www.kaikyo-plaza.com/

旧門司三井倶楽部

旧門司三井倶楽部は、大正10年に三井物産の社交倶楽部として建設された歴史的建造物で、国の重要文化財に指定されています。ハーフティンバー様式と呼ばれるヨーロッパ伝統の木造建築工法で作られており、木造の骨組みの間を漆喰やレンガ、石などを使って埋めて壁が作られ、木造の骨組みがそのまま外観デザインのアクセントとなっています。また、内装は、洋風と和風が融合した豪華な造りで、天井や壁には、繊細な装飾が施されており、当時の貴族の社交場としての華やかな雰囲気を今に伝えています。現在はレストランや門司区出身の作家・林芙美子の記念室として利用されています。

住所: 福岡県北九州市門司区港町7-1
アクセス: JR門司港駅からすぐ

門司港駅

門司港駅は、1914年に門司駅として開業し、1942年に門司港駅と改称されました。1988年に鉄道駅舎として初めて国の重要文化財に指定。2019年には6年の復元工事を終えて、大正時代の姿に復元されました。駅舎は、木造2階建てのネオルネサンス様式で、左右対称の造りが特徴的です。建物の中央部は「門」の文字を表現していると言われています。関門トンネルが開通するまでは九州の鉄道の玄関口であり、対岸の下関駅との間に就航した関門連絡船との連絡中継駅として賑わいました。

住所: 福岡県北九州市門司区西海岸1-5-31
アクセス: JR門司港駅からすぐ

九州鉄道記念館

九州鉄道記念館は、九州鉄道発祥の地、門司港レトロ地区にある鉄道の歴史と文化を展示する博物館。館内には、蒸気機関車や電車の実物や模型、歴史的な写真や文書などが展示されています。また、駅員の歴代制服やヘッドマーク、各種切符、鉄道用具、駅弁ラベルなど、見て触れて楽しめる展示物も並んでいます。屋外には、九州各地で活躍した歴代の実物車両（8車両）を展示する車両展示場や、複線や信号機などを備えた本格的なミニ鉄道公園があり、本物の列車と同じような運転体験ができます。

住所: 福岡県北九州市門司区清滝2丁目3-29
アクセス: JR門司港駅から徒歩3分
公式HP: http://www.k-rhm.jp/

旧門司税関

旧門司税関は、1912年に建設され、昭和初期までは税関庁舎として使用されていた歴史的建造物。1889年に門司が「特別輸出港」に指定されたことに伴い、輸出入貨物の監督や税金の徴収などを行う機関として設けられました。東京・日本橋や横浜・赤レンガ倉庫を設計したことで有名な明治建築界の三大巨匠の一人、妻木頼黄氏が関与した現存する数少ない建築物の一つで、1927年に税関が移転した後は、民間へ払い下げられ事務所ビルとして利用されました。現在は北九州市により改修され、市民のための休憩・展望施設として広く利用されています。

住所: 福岡県北九州市門司区東港町1-24
アクセス: JR門司港駅から徒歩5分

ブルーウィングもじ

ブルーウィングもじは、門司港レトロの中心「第一船だまり」に架かる歩行者専用の青い跳ね橋。全長約108mで、日本最大級の歩行者専用橋です。1日6回、船の航行に合わせてゆっくりと跳ね上がります。約20分間かけて開橋する姿は、まるで翼を広げているようで、夜にはライトアップも行われます。「恋人の聖地」に選定されており、跳ね橋が閉じて最初に手をつないで渡ったカップルは一生結ばれるといわれています。

住所: 福岡県北九州市門司区港町
アクセス: JR門司港駅から徒歩5分

和布刈公園

和布刈公園（めかりこうえん）は、北九州市門司区にある総面積37.1haの都市公園。瀬戸内海国立公園の指定区域で、門司城跡を擁する古城山（標高175メートル）一帯が公園として整備されています。園内にはウォーターフロントエリアも含まれ、関門海峡や関門橋、行き交う船を間近に眺めることができます。また、園内には、全国的にも珍しい塩水を利用したプール、国内最大級の有田焼による壁画「源平壇之浦合戦絵巻」、テラスデッキなどがあります。

住所: 福岡県北九州市門司区門司
アクセス: JR門司港駅からバスで15分