ハートのカタチをしたハートフルな街♡沖縄県南城市の魅力をご紹介
南城市ってどんなところ?
南城市について
沖縄本島の南部に位置する南城市は、1町3村(佐敷町・知念村・玉城村・ 大里村)の合併により、2006年1月1日に誕生しました。緑豊かな自然環 境に囲まれ、市の東に位置する離島の久高島は、神の島・琉球民族発祥の 地とされています。ほかにも、世界遺産である「斎場御嶽(せーふぁうた き)」、歴史を刻んだ多くの「グスク」の数々、東御廻り(あがりうまーい)の文化遺産など、貴重な歴史や文化史跡がたくさんあります。
4町村合併で地形がハート型に
南城市では、8月10日を「市民平和の日」として条例に定め、形だけではなく市民一人ひとりの心が平和になり、お互いを助け合う、本当の意味での「ハートのまち」を目指しています。ハートのまちには、昔ながらの人の温かさや、地域の伝統が今も息づいています。
ハートフルな体験がいっぱい!
ヨナグニウマの乗馬体験
ヨナグニウマは、島馬(シマウマ)などと呼ばれていた沖縄の在来馬。大きな馬が沖縄本島に導入される以前は、本島にもたくさんのヨナグニウマが暮らしていました。今回お世話になった「うみかぜホースファーム」は、本島にもヨナグニウマを復活させたいという思いから2009 年にオープンした牧場です。
ヨナグニウマの保護活動を行う団体「ヨナグニウマ保護活用協会」について詳しくはこちら
「うみかぜホースファーム」は、乗馬体験だけでなく、訪問型動物介在教育 (AAE)プログラムや牧場遠足、障がいを持つ子どものための動物介在療法 (AAT) などにも力を入れています。小柄だけど、優しくて力持ち。そんなヨナグニウマの魅力・能力を、さまざまな分野で最大限に引き出すことを目的に活動しています。
体験したプログラムは「ビーチライド」。白い砂浜(百名ビーチ)で、馬に乗ってのんびりお散歩ができます。ヨナグニウマはかなり小さめで75キロ以上は乗せられないみたいですが、温厚な性格で優しく愛嬌がたっぷり!どこまでも続く白い砂浜と、エメラルドグリーンの海にとても癒される乗 馬体験でした。はじめは馬に乗ることに緊張していましたが、優しいスタッフさんの指導のもと、手綱を掴んで1 人で乗ることができるようになりま した♪
途中でお腹を空かせて草を食べ始めたり、馬の習性?で砂の上でごろごろしたり、とても愛くるしい姿にすぐにヨナグニウマの虜になりました!
- 場所
- うみかぜホースファーム
- 住所
- 沖縄県南城市佐敷字新里1688 ユインチホテル南城内
- 公式HP
- https://umikaze-horsefarm.jimdofree.com/
※体験プログラムについて詳しくはHP をご覧ください。
ちんすこう作り体験
さまざまな体験プログラムや観光情報を発信している「がんじゅう駅・南城」でちんすこう作りを体験。最初にレシピをいただき、調理手順の説明を受 けましたが、意外なことに「ちんすこう」の材料は「薄力粉」「砂糖」「ラード」 の3つだけ!生地を作って成形しオーブンで焼くのですが、焼いているときの芳ばしい香りと、焼きたてのホクホクとしたやわらかい感じがたまりません♪作りたての「ちんすこう」のおいしさに感動です!
琉球衣装体験
「がんじゅう駅・南城」では、手軽に沖縄衣装体験も楽しめます。琉装のほか、エイサーや絣など衣装の種類も豊富で、しかも着付け時間は約5 分!敷地内にある幸せの架け橋や海をバックに記念撮影をすることができます。女性の衣装の被りものが結構重いのですが、地元の方はこれを着て踊るとの話を聞いてびっくりしました!
- 場所
- がんじゅう駅・南城(体験滞在交流センター)
- TEL
- 098-948-4660
- 住所
- 沖縄県南城市知念字久手堅541
- 営業時間
- 9:00 ~ 18:00
- 定休日
- なし
- 公式HP
- https://okinawa-nanjo.jp/station/
絶景グルメ体験
絶景グルメ体験ができる「リゾートレストランせいふぁー」は、南城市地域物産館2階にある、カフェ&レストラン。久高島を望めるオーシャンビューで、ゆったりとした時間を過ごすことができます。今回いただいた「なんじょうそば御膳」 は沖縄そばとは違い、麺にクレソンが練られている緑色のそば。「グルクン定食」は沖縄で獲れるカサゴの仲間で、身の味がしっかりしていて、とってもおいしかったです♪ ジーマミー豆腐や海ぶどう、ゴーヤの漬物が小鉢で付くため、この一食で沖縄料理を堪能できる逸品でした!
- 場所
- リゾートレストランせいふぁー
- TEL
- 098-948-1070
- 住所
- 南城市知念字久手堅539 南城市地域物産館2F
- 営業時間
- 10:00 ~ 17:00(16:00 ラストオーダー)
- 定休日
- 不定休
- 公式HP
- http://www.wagan-sefa.com/
聖地体験
玉城城跡は琉球王国時代から現代まで続く聖地。標高約180m の天然の要 塞に築かれた城跡です。階段を上ると円形の城門があり、ここからは久高 島や沖縄本島の中南部が一望できます。城内は静かでとても神秘的な雰囲 気…。神聖な場所といわれているのが、とてもよくわかりました。聖地を 巡る「東御廻り」の拝所の一つとして、今も参拝者が多く訪れる場所です。
市内観光はNバスがおすすめ!
Nバスとは
令和元年10 月より運行を開始した南城市を走るコミュニティバス。市民の日常の足としてはもちろん、観光客にも活用されています。
モデルコース
今回はモデルコースの一つの「琉球創世の神話をたどる旅」(所要時間:約 6時間)をご紹介します。主な経路:南城市役所(発)▶ニライ橋・カナイ橋(通 過)▶斎場御嶽▶知念岬公園・南城市地域物産館▶受水走水▶浜川御嶽▶ヤ ハラヅカサ ▶南城市役所(着)▶猿人の湯
ニライ橋・カナイ橋
「ニライカナイ」とは海の向こうにある理想郷という意味。海に向かって大きくカーブを描く全長660m、高さ80m の橋は「知念岬」や「神の島・久高島」を望むことができ、コバルトブルーの海を見渡す大パノラマに感動です!
斎場御嶽
「御嶽(うたき)」とは沖縄で古くから伝わる祈りの場のことで、「斎場御嶽」は、数ある御嶽の中でも琉球王国最高の聖地として、王府が直接管理していました。琉球の創世神アマミキヨがやってきて住み着いたとされる知念・ 玉城の聖地を巡拝する神事の行事を東御廻り(アガリウマーイ)といい、「斎場御嶽」はその参拝地の代表として、昔から多くの人が参拝しています。
南城市地域物産館・知念岬公園
「斎場御嶽」の入場券売場がある南城市地域物産館には、カフェやおみやげ 販売所などが併設されています。また、近くにある絶景で有名な「知念岬公園」は太平洋が一望でき、久高島やコマカ島を間近に見ることができます。
新原(みーばる)ビーチ
新原ビーチは、天然の砂浜が長く続くビーチ。大潮の干潮時には沖合のリーフ(サンゴ礁)まで歩いて行けるほど遠浅の海で、ファミリーにもオスス メです。シャワー、売店、レストランなどの設備も充実。グラスボート(船底がガラス張りの船)に乗って、色鮮やかな熱帯魚を見ることもできます。
受水走水(うきんじゅはいんじゅ)
琉球の稲作発祥の地と伝えられている2つの泉。西側を受水、東側を走水 といい、受水に面して三穂田(ミフーダ)と呼ばれる田があります。旧暦1月の最初の午の日に、親田御願(ウェーダウガン)と呼ばれる田植えの儀式が行われます。
浜川御嶽(はまがーうたき)
百名ビーチ北端の崖の上にある緑に囲まれた御嶽。アマミキヨがヤハラヅカサに降り立った後、仮住まいをした場所とされています。浜川とは海のそばの湧き水のことで、アマミキヨはこの水で疲れを癒し、ミントングスクに移り住んだと言われています。
ヤハラヅカサ
神々の住む理想郷「ニライカナイ」から久高島に降り立ったアマミキヨが、沖縄本土に第一歩を記したとされる場所がヤハラヅカサ。百名ビーチの北端にある琉球石灰岩で作られた石碑は、満潮時には水没し干潮時にその姿全体を見ることができます。
猿人の湯
南城市役所に戻ったら、近くにある「猿人の湯」へGO !沖縄では珍しい天然温泉は、ろ過・加温・加水を一切していない源泉かけ流し。湯船からの眺望は抜群で昼は青い空と海、夜は南城市の夜景と星空を楽しめ、旅の疲れが癒されます。
南城市のオススメおみやげ
南城市地域物産館
YouTubeの視聴者プレゼントを買いに南城市地域物産館へ。特産品やおみやげをはじめ、ここでしか手に入らない久高島の商品や、南城市公式キャラクターなんじぃのグッズもあります。「ちんすこう作り体験」と「琉球着物体験」をアテンドしてくださった南城市観光協会の藤﨑さんにも手伝っ ていただきプレゼント選び。素敵な南城みやげを買うことができました♪おみやげについて詳しくは、YouTubeを見てね!
- 場所
- 南城市地域物産館
- TEL
- 098-949-1667
- 住所
- 南城市知念久手堅539
- 営業時間
- 9:00~18:00
- 定休日
- なし
- 公式インスタグラム
- https://www.instagram.com/nanjoshop/
BANSANCHI LIFE 取材動画
日本一周中の旅行系YouTuber “BANSANCHI LIFE ~バンサンチライフ~” が 南城市の魅力を紹介します!
制作協力:南城市観光協会( https://okinawa-nanjo.jp/)