千年先の未来を考えるエコアイランド沖縄県宮古島市の魅力をご紹介
宮古島市ってどんなところ?
宮古島市について
宮古島市は沖縄本島から南西に約300km に位置し、大小6つの島(宮古島、 池間島、来間島、伊良部島、下地島、大神島)で構成されています。島全体がおおむね平坦で、山岳部は少なく、大きな河川がないため、生活用水等のほとんどを地下水に頼っています。宮古島では地下水を守ることと環境保全のため、「エコアイランド宮古島」を宣言しています。
今回は、宮古島を中心に周辺の島の人気スポットについてもご紹介します。美しいビーチと美味しいグルメ♪宮古島へ訪れる際は、是非参考にして ください。
千年先の未来に続く島づくり
エコアイランド宮古島とは
エコアイランド宮古島とは、宮古島の環境や資源を大切にするとともに、いつまでも住み続けることができる島を目指すための取り組みとして、2008 年に宣言されました。2018年には、さらに「エコアイランド宮古島宣言2.0」の発表と併せて、目指すべき5つのゴールを掲げ、スマートコミュニティや 地産地消などの先進的な取り組みをおこなっています。
エコアイランド宮古島について 詳しくはこちら
人と人との気持ちをつなぐ理想通貨(みゃーく)
宮古島の理想通貨とは、宮古島市が発行する、エコ活動に対する感謝の気持ちとしての通貨です。宮古島にいいことをした人に、ちょっといいことで返すような、気持ちの交換ができるように作られました。理想通貨は、市内の協力店で商品やサービスと交換できます。理想通貨の単位はM(みゃーく)。理想通貨は、エコアイランド宮古島に関する活動に参加するともらえます。例えば、ごみ拾いや環境学習、エコアイランド宮古島の広報活動などです。理想通貨は、宮古島の自然や文化を守り、持続可能な島づくりに貢献するための仕組みです。
理想通貨(みゃーく)について 詳しくはこちら
エコアクション体験!
ワンハンドクリーンアクション
「ワンハンドクリーンアクション」とは、外出先で気がついた時に、空いている片方の手で持てるだけのゴミを拾って持ち帰る気軽にできるエコアク ションのこと。宮古島の美しさを守るだけでなく、島の人々や訪れる人々との交流や協力を深めることにもつながっています。
今回は、宮古島でハレルヤツアーズを主催する大林領(おおばやし・りょう)さんに「ウミガメとシュノーケル体験ツアー」の中で、「ワンハンドクリーンアクション」 についても体験させていただきました!
大林さんは3年間地域おこし協力隊として「たった一人のエコアイランドマラソン」と題して島内でリヤ カーを引きながら陸のクリーン活動を行い、歩く広告塔となりエコアイランド宮古島をPRをしながらSNSやメディアなどでの発信。地域おこし協力隊の任期最後の1年間はコロナ禍で一人でも気軽にできる 「ワンハンドクリーンアクション」の浸透を図ろうと活動を行っていた方。卒業後の現在は、ハレルヤツアーズとして、宮古島を散策、美しい宮古ブルーの水中世界を楽しみながら、エコ活をする体験ガイドツアーを行っています。
「ワンハンドクリーンアクション」は観光客でも手軽に参加できるので、観光の隙間時間に参加してみるのはいかがでしょう?シュノーケル体験をするビーチの駐車場でしばらくゴミ拾いをした私たちは、一人5M (みゃーく)をいただきました♪
理想通貨(みゃーく)を使ってみた!
後日、別の海岸でも「ワンハンドクリーンアクション」に参加した私たちは、 さらに一人5M、合計20Mをゲット!みゃーくの使えるカフェ 「DOUG’ S COFFEE(ダグズ・コーヒー)」でお菓子と交換していただきま した♪ 実は協力店は、集まった理想通貨をお金に変えることはできませ ん。エコ活を応援したいという気持ちを、サービスとして提供しています。 こうやってお店も間接的にエコ活動に参加することで、島全体にエコ活動の輪が広がっていきます。
みゃーくの使えるお店は こちら
ウミガメとシュノーケリング体験!
宮古ブルーに感動
あいにくの雨で少し肌寒さを感じる気温でしたが、大林さんの案内でウミガメに遭遇できるというビーチに到着。早速、ウエットスーツに着替えて 海へ! 海に入ってみると意外に温かく、冬の海特有の透明度が高い海の 中はとてもキレイで神秘的♪ 色とりどりの熱帯魚やサンゴなど、南国な らではの景色を見ながら水中散策。海のガイド歴も長い大林さんのレク チャーを受けながら、いざウミガメ探し!
いよいよ念願のウミガメに遭遇
しばらく海中散策をしていると、なんと3頭ものウミガメに遭遇。普段は会えても1~2頭とのことなので、とてもラッキーでした♪ 息継ぎで水 面に上がってくるタイミングでツーショット撮影。人を怖がる様子もなく、 愛くるしい表情もバッチリと撮ることができました。野生の生きものであ るウミガメと一緒に泳ぐことは、まさに夢のような体験。この素晴らしい 海がいつまでも続くために、環境保全の大切さを感じさせられるツアーでした。
- 場所
- ハレルヤ 宮古島 Photo&Tours
- 電話
- 050-3503-1318
- 住所
- 沖縄県宮古島市平良字西里1115-6-202
- 公式HP
- https://www.hallelujah.okinawa/
宮古島オススメグルメ
農家れすとらん 楽園の果実
農家れすとらん楽園の果実は、宮古空港から車で約15 分、来間島の自 然と農産物を楽しめるお店です。有機JAS認証を受けた畑を持つ農家の方 が経営しており、自家製栽培のオーガニックマンゴーをはじめ、宮古島産 の果実や野菜を使用した料理やスイーツを味わうことができます♪ケーキ、ジャム、ゼリーなど自社製造のオリジナル商品は、お土産としておす すめです
- 場所
- 農家れすとらん 楽園の果実
- 電話
- 0980-76-2991
- 住所
- 沖縄県宮古島市下地来間476-1
- 営業時間
- 11:00 ~ 18:00(LO17:30)
- 定休日
- 火曜日(季節により変動)
- 公式HP
- https://rakuen-kajitsu.jp/
食事処花風(はなふう)
花風食堂は、昼は定食や沖縄そばなどの料理を提供し、夜は居酒屋として 営業する小さな食堂。特に沖縄そばの焼きそばや豚汁が美味しくて安く、ボリュームがあると人気です。島民と旅行者の交流の場ともなっており、とても親しみやすい雰囲気の中で食事やお酒が楽しめます♪
- 場所
- 食事処花風(はなふう)
- 電話
- 080-2259-8238
- 住所
- 沖縄県宮古島市下地字来間130-2
- 営業時間
- 10:30-14:00、18:00-0:00
- 定休日
- 不定休
- https://www.facebook.com/kurimajima.hanahu/?locale=ja_JP
カラオケ居酒屋 三四郎
カラオケ居酒屋 三四郎は、伊良部島近海でとれた新鮮なマグロやカツオを 使った料理が自慢。佐良浜漁港から直送されるお刺身はみずみずしくて甘みがあります。ほかにも沖縄料理や揚げ物などのメニューが豊富♪カラオケは無料で楽しめ、ステージで歌って踊ることもできます。
公式Instagramアカウント「カラオケ居酒屋 三四郎」
- 場所
- カラオケ居酒屋 三四郎
- 電話
- 090-4980-3460
- 住所
- 沖縄県宮古島市平良字下里118番地
- 営業時間
- 18:30 ~ 25:00
- 定休日
- 月曜日
- 公式HP
- https://sanshiro.jimdofree.com/
ほかにもたくさん宮古島の魅力
下地島空港RW17END
下地島空港RW17ENDは、通称「17エンド」と呼ばれる絶景スポットで、目を疑うようなブルーの海が広がっています。滑走路が真北に対して170 度を向いていることから、その名前がつけられました。下地島空港 RW17ENDへ行くには、下地島空港から徒歩で約15 分かかります。車両通行止めとなっているため、車で行くことはできないので注意してください。
竜宮城展望台
竜宮城展望台は、宮古島と来間大橋でつながる来間島の高台にある3階建ての展望台。竜宮城展望台からは、正面に東洋一の白い砂浜「与那覇前浜ビー チ」、左右には伊良部島や来間大橋という素晴らしい景色が広がっています 。海は砂地とサンゴの根とが織りなすグラデーションがとても美しく、感動的な絶景スポットです。
- 場所
- 竜宮城展望台
- 住所
- 沖縄県宮古島市下地字来間
宮古島市熱帯植物園
宮古島市熱帯植物園は、沖縄県内最大の人口熱帯植物園で、敷地面積は約12万㎡もあります 。現在約1,600種以上の植物が生育しており、色彩豊かな花々や蝶や野鳥などが見られます。ウォーキングマップや植物図鑑を利用して散策したり、いにしえの薬草やガジュマルの木などを見学したりすることができます 。また、季節ごとにイベントや展示も行われており、併設するアトリエでは、ハレルヤツアーズの大林さんが提携している琉装フォト体験もあります!
- 場所
- 宮古島市熱帯植物園
- 電話
- 0980-72-9784
- 住所
- 沖縄県宮古島市平良字東仲宗根添1166-286
- 公式HP
- http://www3.miyakojima.ed.jp/shokubutsuen/
BANSANCHI LIFE 取材動画
日本一周中の旅行系YouTuber “BANSANCHI LIFE ~バンサンチライフ~” が宮古島の魅力を紹介します!
制作協力:宮古島観光協会 (https://miyako-guide.net/)