那覇市内おすすめ観光スポット8選
国際通り
国際通りは、那覇市の中心部に位置する、約1.6キロメートルにわたる賑やかな通りです。この通りは、戦後の焼け野原から驚くべき発展を遂げた地域であり、その長さがほぼ1マイル(約1.6キロメートル)あることから「奇跡の1マイル」とも称されています。現在、国際通りは、沖縄のメインストリートであり、国内外から多くの観光客が訪れる商店街として知られています。通りにはデパート、レストラン、サービス、雑貨店、ホテル、お土産屋など、観光客を対象としたさまざまな店舗が軒を連ねています。また、通りの脇道を入ると、沖縄らしいディープなお店が多数あるので、散策するのも楽しみのひとつです。
- 住所
- 沖縄県那覇市
- アクセス
- ゆいレール県庁前駅または牧志駅から徒歩すぐ
- 公式HP
- https://naha-kokusaidori.okinawa/
第一牧志公設市場
第一牧志公設市場は、1950年に那覇市が開設した市営の市場。沖縄の食材が集まることから「県民の台所」とも呼ばれ、観光名所としても親しまれています。2019年に建物の老朽化のため閉鎖され、2023年に建て替えが完了しました。新しくなった市場は地上3階建てで、1階には約70店舗の小売業者が、2階には食堂街が営業しています。食堂では、中味汁やラフテーなどの伝統的な琉球料理のほか、ポーク玉子やタコライスなど、カジュアルな沖縄料理も味わえます。
- 住所
- 沖縄県那覇市松尾2丁目10-1
- アクセス
- ゆいレール牧志駅から徒歩10分
- 公式HP
- https://www.makishi-public-market.jp/
玉陵
玉陵は、那覇市首里金城町にある琉球王国第二尚氏王統の歴代国王の陵墓です。1501年に第3代尚真王が父の尚円王の遺骨を改葬するために築造したもので、建造物として沖縄県初の国宝にも指定。世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつにも登録されています。墓室は、自然の洞穴を利用しながら前面に石灰岩の切石を精緻に積み上げて切妻造の墓室を築造した、破風墓の形式をしています。玉陵には、東室、中室、西室の3つの墓室、玉陵碑、前門、後門、展示館である玉陵奉円館、沖縄戦前は墓守が番をし、琉球王国時代には墓参りの国王が休憩したという東の御番所などがあります。
- 住所
- 沖縄県那覇市首里金城町1-3
- アクセス
- ゆいレール首里駅より徒歩約15分
波上宮
波上宮は、那覇市にある神社で、波の上ビーチがある海岸に垂直に切り立った崖の上に建っています。琉球王朝時代より信仰され、伊弉冉尊(いざなみのみこと)を祀っており、家内安全や良縁祈願など、様々なご利益があることで知られています。波上宮の始まりは、海の彼方にあると信じられている理想郷「ニライカナイ」の神々に、豊漁と豊穣を祈願し、祈りを捧げた拝所が始まりとされています。また、神社の下に見える「波の上ビーチ」は、別名「開運ビーチ」として有名です。
- 住所
- 沖縄県那覇市若狭1-25-11
- アクセス
- ゆいレール旭橋駅から徒歩約15分
- 公式HP
- https://naminouegu.jp/
波の上のビーチ
波の上ビーチは、那覇市にある人工ビーチです。人工ビーチでありながら、キレイな白い砂浜と青い海が魅力。シャワーやトイレなどの設備が整備されており、快適に過ごせます。また、ダイビングやシュノーケリング、SUPなどのマリンアクティビティも楽しめます。那覇空港から車で約15分と近く、那覇市唯一の海水浴場として市民や観光客に親しまれています。
- 住所
- 沖縄県那覇市若狭1丁目25-9
- アクセス
- ゆいレール旭橋駅から徒歩約15分
- 公式HP
- https://www.naminouebeach.jp/
識名園
識名園は、那覇市にある琉球王朝時代の庭園。日本風の大名庭園に中国式の要素を取り入れ、琉球の果樹木を配した庭園で、「庭の国宝」とも呼ばれています。1799年に琉球王家の別邸として造られ、国王一家の保養や外国使臣の接待などに利用されました。沖縄戦で破壊されましたが、1975年から20年かけて再建され、かつての姿を見ることができます。2000年に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つとして世界文化遺産に登録され、国の特別名勝にも指定されています。識名園の特徴は、池の周りをぐるりと歩きながら散策できる「廻遊式庭園」と呼ばれる造園形式です。ガジュマルやデイゴ、アカギなど沖縄ならではの植物が、四季折々の姿で庭園を彩っています。
- 住所
- 沖縄県那覇市真地 421-7
- アクセス
- 市内線、識名・開南線(2番)、松川新都心線(3番)、新川おもろまち線(4番)、識名・牧志線(5番)、牧志開南循環線(14番)に乗車して、識名園前バス停下車すぐ
首里金城町石畳道
首里金城町石畳道は、琉球王国時代の16世紀に整備された「真珠道」の一部です。首里城と各地方を結ぶために整備された道のひとつで、首里城から国場川の真玉橋に至る総延長10kmの官道でした。幅平均約4mの道に約20-30㎝の琉球石灰岩が敷き詰められており、何代もの人々の往来でなめらかな光沢をたたえています。第二次世界大戦の沖縄戦で真珠道の大半は破壊されましたが、金城町に現存する238mの区間が首里金城町石畳道としてその姿を現在に伝えています。古都首里を彷彿とさせる場所として多くの観光客が訪れています。
- 住所
- 沖縄県那覇市首里金城町2-35付近
- アクセス
- ゆいレール首里駅より徒歩約15分
沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)
沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)は、沖縄の自然や歴史、文化などを広く紹介する総合博物館・美術館。博物館では、地学・生物・人類・考古・民俗・歴史・美術工芸の各分野の資料を展示しています。また、沖縄に深い関わりのあるアジア・太平洋地域の資料を調査研究・収集・保存・展示する活動を通して、文化交流の促進をめざしています。美術館では、沖縄に伝わる美術や沖縄出身のアーティストの作品を紹介しています。
- 住所
- 沖縄県那覇市おもろまち3丁目1番1号
- アクセス
- ゆいレールおもろまち駅から徒歩約15分
- 公式HP
- https://okimu.jp/