高知市周辺おすすめ観光スポット13選

桂浜水族館

桂浜水族館は、1931年に開業した高知県内最古の水族館です。太平洋に面した桂浜公園内にあり、黒潮の恵みを受けた多彩な海の生き物を展示。アカウミガメや、カツオの回遊を観察できる水槽など、高知ならではの展示が魅力です。館内には、約250種7000点の生き物が展示されており、その中でも特に人気なのが、土佐湾に生息する幻の魚「アカメ」の群泳です。アカメは、体長が1mを超えることもある大型魚で、その美しい泳ぎは必見です。また、水族館では、ウミガメやペンギンのエサやり体験や、アシカのショーなど、さまざまなイベントも開催されています。

住所: 高知県高知市浦戸778 桂浜公園内
アクセス: 高知ICから車で30分
公式HP: https://katurahama-aq.jp/

にこ淵

にこ淵は、仁淀川の支流である枝川川にある淵です。高さ約10メートル、幅約50メートルの滝つぼで、その美しい青色の水が「仁淀ブルー」と呼ばれ、全国的に人気を集めています。にこ淵の水は、仁淀川の源流部から流れてくるもので、石灰岩の浸食によってできた、透明度の高い水。太陽の光が差し込む角度によって、水の色がグリーンやブルー、コバルトブルーなどに変化します。特に、太陽の光が真上から差し込む正午前後が、最も「仁淀ブルー」が美しく見えると言われています。にこ淵は、水神の化身とされる大蛇が棲むという伝説が残る神聖な場所でもあり、入水や飲食、トイレなどは禁止されています。

住所: 高知県吾川郡いの町清水上分2976-11
アクセス: 伊野ICから車で約60分

高知城

高知城は、初代土佐藩主である山内一豊が1601年に築城を開始し、10年がかりで築かれた平山城。城内の建築物15棟が国の重要文化財に指定されており、城跡は国の史跡に指定されています。高知城の特徴は、城の中心・本丸全体の建造物が江戸時代から残っていることで、天守と本丸御殿が江戸時代から現存しているのは高知城だけです。明治維新による全国的な廃城の嵐、太平洋戦争など幾度となく襲った危機を乗り越え、「南海道随一の名城」と呼ばれる優美な姿を今に残しています。また、城内には、高知城歴史博物館があり、高知城の歴史や文化について学ぶことができます。

住所: 高知県高知市丸ノ内1丁目2－1
アクセス: 高知ICから車で15分
公式HP: https://kochipark.jp/kochijyo/

桂浜

桂浜は、太平洋に面した浦戸半島の先端に位置する海岸。弓状に広がる砂浜は、松林と紺碧の海が調和した高知県を代表する景勝地で、四国八十八景26番にも選ばれています。古くから月の名所として知られており、高知の唄「よさこい節」にもその情景が歌詞として残っています。また、幕末に活躍した志士「坂本龍馬」が、郷里の土佐の中で最も愛した場所といわれており、太平洋を望んで立つ坂本龍馬の銅像があります。さらに周辺には、高知県立桂浜水族館や、坂本龍馬記念館など、さまざまな観光スポットがあります。

住所: 高知県高知市浦戸9
アクセス: 高知ICから車で30分

はりまや橋

高知市の中心部にある「はりまや橋」は、赤いアーチ型の橋で、江戸時代に播磨屋と櫃屋という商家が、互いの店の往来のために堀川に架けた私設の橋が起源とされています。その後、堀川が埋め立てられ、現在の位置に移されました。橋は、高知の民謡「よさこい節」にも唄われており、「土佐の高知のはりまや橋で、坊さんかんざし買うを見た」というフレーズで知られています。このフレーズは、純信という僧侶と、お馬という娘の悲恋物語を詠んだもので、はりまや橋は、この物語の舞台としても有名です。

住所: 高知県高知市はりまや町1丁目
アクセス: 高知駅から徒歩で10分

わんぱーくこうち

わんぱーくこうちは、高知市制100周年記念施設として1993年に開園した都市公園。園内は、池を中心にアニマルランド、プレイランド、レストラン、水上ステージ、庭園広場、水辺散策広場などがあり、特に人気のアニマルランドでは、ライオンをはじめ約90種類の動物を間近に見ることができます。また、プレイランドには、観覧車やメリーゴーランド、ゴーカートなど、子供から大人まで楽しめるアトラクションが充実しています。

住所: 高知県高知市桟橋通6丁目9番1号
アクセス: 高知ICから車で15分

高知県立美術館

高知県立美術館は、1993年に開館した高知市にある美術館。近現代美術を中心に、国内外のさまざまな作家の作品、約41,000点の美術作品を収蔵しています。特に、マルク・シャガールのコレクションは世界有数であり、約1,200点の絵画や版画などが収蔵されています。また、美術館ホール、図書室、ミュージアムショップ、カフェなどを併設しており、美術館ホールでは、コンサートや演劇などのイベントも開催されています。

住所: 高知県高知市高須353-2
アクセス: 高知ICから車で10分
公式HP: https://moak.jp/

土佐神社

土佐神社は、古代から祀られた古社で、中世・近世には土佐国の総鎮守として崇敬された高知県を代表する神社です。御祭神は、味鋤高彦根神(あじすきたかひこねのかみ)と一言主神(ひとことぬしのかみ)。社殿は、長宗我部元親再建御造営のもので、入りとんぼ（入蜻蛉）という特殊な建築様式で知られています。また、境内には、礫石や御手洗池、みそぎ岩、斎籠岩などがあります。毎年3月11日から13日まで行われる「土佐神社春季例大祭」では、高知市内から多くの人々が訪れ、神輿の渡御や神事が行われます。

住所: 高知県高知市一宮しなね2丁目16−1
アクセス: 高知ICから車で5分
公式HP: https://tosajinja.com/

坂本龍馬像

高知県には、坂本龍馬の銅像が数多くありますが、その中でも最も有名なのが、桂浜にある「坂本龍馬像」です。この像は、1928年に高知県の青年有志によって建立されたもので、高さは5.3メートル、台座を含めた総高は13.5メートルで、日本では最大級とされています。像の姿は、懐手を組み、ブーツを履き、はるか太平洋を見つめているものであり、龍馬の志の高さと、未来への希望を表現しています。また、毎年4月上旬からの2カ月間と、龍馬の誕生日であり命日でもある11月15日を挟んだ約2カ月間、龍馬と同じ目線で太平洋を眺めることができる展望台が設置され、多くの観光客が訪れています。

住所: 高知県高知市浦戸（桂浜公園内）
アクセス: 高知ICから車で30分

高知県立坂本龍馬記念館

高知県立坂本龍馬記念館は、1991年11月15日に開館、坂本龍馬の生涯や業績をテーマとした展示を行っている博物館です。館内は、龍馬の生い立ちや少年時代、土佐勤王党時代、海援隊時代、幕末の志士たちとの交流、そして暗殺までの生涯を、年代順に展示。展示品は、龍馬の遺品や肖像画、書簡、資料など、約3,000点にのぼります。また、映像や音声による解説も充実しており、龍馬の偉業や人柄をより深く理解することができます。坂本龍馬に興味のある方はもちろん、幕末の歴史や日本の近代化に興味のある方にもおすすめの施設です。

住所: 高知県高知市浦戸城山830
アクセス: 高知ICから車で30分
公式HP: https://ryoma-kinenkan.jp/

ひろめ市場

ひろめ市場は、高知城のすぐ近くにあり、4000坪の敷地に鮮魚店や精肉店、雑貨店、洋品店、飲食店など、約160の店舗が軒を連ねています。市場では、新鮮な魚介類を使った刺身や寿司、焼き魚、揚げ物など、さまざまな料理を楽しむことができ、高知の郷土料理である「かつおのたたき」や「こうし飯」なども味わうことができます。さらに、高知ならではのお土産もたくさん揃っており、名物の「芋けんぴ」や「かまぼこ」をはじめ、特産品である「鰹節」や「ゆず製品」なども販売。高知の食や文化を存分に楽しめる、おすすめのスポットです。

住所: 高知県高知市帯屋町2丁目3－1
アクセス: 高知ICより車で15分
公式HP: https://hirome.co.jp/

高知県立高知城歴史博物館

高知県立高知城歴史博物館は、高知城のふもとにある博物館。2017年に開館し、高知県の歴史、特に近世・近代の歴史（幕末～明治維新、現代まで）について、研究・展示を行っています。土佐藩主・山内家伝来の貴重な資料を中心に、土佐藩・高知県ゆかりの歴史資料や美術工芸品の数々、国宝や重要文化財を含む、約6万7千点におよぶ資料を収蔵。また、体験型展示や映像、メディア機器などを用い、大人から子どもまで楽しみながら学ぶことができ、年間を通して季節やテーマにあわせた多彩な企画展を開催しています。

住所: 高知県高知市追手筋2-7-5
アクセス: 高知ICより車で15分
公式HP: https://www.kochi-johaku.jp/

竹林寺

竹林寺は、高知市五台山にある真言宗智山派の寺院。四国八十八箇所霊場第31番札所であり、本尊は文殊菩薩です。聖武天皇の勅願により、行基によって724年に開創。その後、長宗我部元親や、夢窓国師などの高僧が修行の地として訪れました。本堂は、文殊菩薩を安置する「文殊堂」と呼ばれ、国の重要文化財に指定されています。境内にある五重塔は、高さ約30メートルで、高知県の代表的な五重塔の一つ。庭園は、夢窓国師の作庭と伝えられており、高知県の三名園の一つに数えられています。

住所: 高知県高知市五台山3577
アクセス: 高知ICより車で20分
公式HP: http://www.chikurinji.com/