四万十・香美・室戸周辺おすすめ観光スポット11選

龍河洞

画像提供：Instagramより＠youna1229様

龍河洞は、日本三大鍾乳洞のひとつに数えられ、国の天然記念物および国の史跡に指定されている鍾乳洞。1億7500万年の歳月をかけて形成されたと言われており、洞内は、高さ11メートルの巨大石柱「天降石」や、玉簾の滝、龍宮殿、七福神など、多様な鍾乳石の自然造形を見ることができます。また、世界的にも珍しい弥生人の土器が鍾乳洞と一体化してできた「神の壺」など、文化財としての価値もあり、鍾乳洞の出口付近では、弥生時代の土器や石器が出土しています。

住所: 高知県香美市土佐山田町逆川1424
アクセス: 南国ICから車で25分
公式HP: https://ryugadou.or.jp/

高知県立のいち動物公園

高知県立のいち動物公園は、1991年に開園し、約105種、1,400点以上の動物を飼育している高知県を代表する観光スポット。園内には、温帯の森、熱帯の森、アフリカ・オーストラリアゾーン、ジャングルミュージアム、こども動物園、どうぶつ科学館などのエリアがあり、さまざまな動物を見ることができます。また、リスの小道・ウマのニンジンタイムなどの体験型イベントも充実。さらに園内には、自然豊かな森林や池があり、散策やバードウォッチングを楽しむこともできます。

住所: 高知県香南市野市町大谷738
アクセス: 南国ICより車で20分
公式HP: https://noichizoo.or.jp/

創造広場アクトランド

創造広場アクトランドは、1992年に開園し、龍馬歴史館、絵金派アートギャラリー、世界クラシックカー博物館、世界偉人館、ニーオアフリカンギャラリー、KUMAʼS コンテナギャラリー、ボンネットバス博物館、世界モデルカー博物館の8つの展示館と、わんぱく広場、レインボー広場、大五郎の3つの広場があるテーマパーク。展示館では、龍馬の生涯や土佐の美術、世界の文化や歴史など、さまざまなジャンルの展示が行われています。また、屋外広場では、無料で遊べるアスレチックや遊具が揃っており、子どもから大人まで楽しめる施設です。

住所: 高知県香南市野市町大谷928-1
アクセス: 南国ICより車で20分
公式HP: https://actland.jp/

四国カルスト

四国カルストは、愛媛県と高知県の県境に位置するカルスト台地。日本三大カルストのひとつで、山口県の秋吉台、福岡県の平尾台と並び称されています。東西約25km、標高1,000mから1,500mに連なる壮大な景勝地で、カルスト地形としては日本で最も標高が高く、澄み渡った空と間近に見える雲を背景に、牧草地に石灰岩が露出した特徴的な風景が広がっています。高原の雄大な景色や珍しい高原植物を楽しむことができ、白い岩肌の石灰岩、緑の草原、放牧された牛たちが織りなす牧歌的な風景は「日本のスイス」とも称されています。

住所: 愛媛県上浮穴郡久万高原町西谷
アクセス: 須崎東ICから車で1時間15分

佐田の沈下橋

佐田沈下橋は、四万十川最下流にある沈下橋。四万十川に40本以上ある沈下橋の中で最も長く、全長291.6m、幅員4.2mあります。沈下橋とは、増水時に川に沈んでしまうように設計された橋で、水の抵抗を小さくするため、欄干がないのが特徴。佐田沈下橋は、中村市街地に最も近く、現在も生活道として利用されています。深い山並みを背景に一直線に伸びるシンプルな橋梁で、日本の原風景として心癒されるフォトスポットとなっており、夏を中心に多くの観光客が訪れます。

住所: 高知県四万十市佐田
アクセス: 四万十町中央ICから車で約75分

白山洞門

白山洞門は、足摺岬にある海蝕洞。高さ16メートル、幅17メートル、奥行き15メートルの規模を誇り、花崗岩でできた洞門としては日本最大級です。太平洋の荒波が、花崗岩の岩盤を浸食してできたもので、階段の遊歩道が整備されており、すぐ近くでその姿を見ることができます。1951年に高知県の天然記念物に指定されています。

住所: 高知県土佐清水市足摺岬
アクセス: 四万十町中央ICから車で約120分

足摺岬

足摺岬は、四国最南端に位置する岬。太平洋（フィリピン海）に突き出た足摺半島の先端にあり、足摺宇和海国立公園に指定されています。花崗岩が浸食された大海食崖で、展望台からは270度以上の視界が広がり、彼方にのぞむ水平線がアーチ状に見え、地球が丸いことが実感できます。また、岬の先端の断崖上には白亜の「足摺岬灯台」が建ち、弘法大師が開いたとされる四国八十八箇所第三八番札所の「金剛福寺」もあります。足摺岬の名前は、四国昔話八十八ヶ所巡りに由来。二人の法師が観音様になって、船の舳先に立っているのを見た和尚が足摺りしながら悲しみ泣き叫んだことから、この岬を足摺岬と呼ぶようになったと伝えられています。

住所: 高知県土佐清水市足摺岬
アクセス: 四万十町中央ICから車で約120分

道の駅あぐり窪川

道の駅あぐり窪川は、高知自動車道四万十町中央ICを降りてすぐ、国道56号沿いにある道の駅。「あぐり」という名前は英語の「アグリカルチャー（農業）」に由来しています。名物は、1日最高2200個売れたことがあるという「具だくさん豚まん」。特産品である「四万十ポーク」を使用し、自社の工場で製造しています。また、地元の搾りたて生乳と特産品のきな粉、生姜、緑茶、四万十栗を使ったオリジナルアイスクリームも人気があります。

住所: 高知県高岡郡四万十町平串284−1
アクセス: 四万十町中央ICから車ですぐ
公式HP: https://aguri-kubokawa.co.jp/roadside_station/

室戸岬

室戸岬は、太平洋に突き出る室戸半島の先端にある岬。四国の東南端に位置し、太平洋に向かって逆三角形に突き出た地形が特徴です。室戸阿南海岸国定公園、日本新八景、四国八十八景22番に選定、世界ジオパークに認定されており、デートスポットとしても有名です。また、サーフィンの名所でもあり、夏には多くのサーファーたちが集う場所として知られています。

住所: 高知県室戸市室戸岬町
アクセス: 南国ICから車で約120分

北川村「モネの庭」マルモッタン

北川村「モネの庭」マルモッタンは、フランスの画家クロード・モネが愛したジヴェルニーの庭を再現した庭園です。モネは、生涯の半分をジヴェルニーの庭とアトリエのある邸宅で過ごし、創作以外の時間を庭仕事に充てていたと言われています。マルモッタンでは、モネの代表作「睡蓮」をモチーフにした水の庭や、四季折々の草花が咲き誇る花の庭、地中海の雰囲気を再現したボルディゲラの庭など、3つの庭を散策することができます。また、モネの絵画や、モネの庭を記録した写真や映像などを展示するギャラリーもあります。モネ財団から「モネ」を冠することを公式に認められた世界で唯一の庭園です。

住所: 高知県安芸郡北川村野友甲1100番地
アクセス: 南国ICより車で70分
公式HP: https://www.kjmonet.jp/

柏島

柏島は、四国最南端の宇和海に浮かぶ周囲約4kmの小さな島で、足摺宇和海国立公園に指定されています。柏島の海は、エメラルドグリーンで透明度が高く、世界有数のダイビングスポットとして知られています。多様な熱帯魚やサンゴ礁を楽しむことができ、シュノーケリングやシーカヤックなどのマリンアクティビティも人気です。また島内には、亜熱帯の植物が生い茂る原生林や、断崖絶壁、奇岩などが点在し、見どころがいっぱいです。

住所: 高知県幡多郡大月町
アクセス: 宿毛和田ICより車で約40分