秋の寒霞渓

彩の紅葉シーズンにおすすめの大人旅!小豆島&高松を巡る観光モデルコース

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はじめに

高松市では、特別名勝栗林公園が錦秋の彩りで訪れる人々を魅了し、屋島の山頂からは紅葉越しに瀬戸内海の絶景が広がります。瀬戸内海に浮かぶ島・小豆島では、寒霞渓が日本有数の紅葉名所として知られ、渓谷を染める鮮やかな紅葉が心に残る旅の思い出を彩ります。秋の柔らかな陽光の下、瀬戸内の穏やかな海と彩り豊かな自然がつくりだす季節の美しさを感じられる充実の旅をお楽しみください。

【モデルコース】
彩の紅葉シーズンにおすすめの大人旅!小豆島&高松を巡る2泊3日

高松空港へは羽田空港から飛行機で約80分。空港から高松市内中心部へはリムジンバスで約40分とアクセスも良好。また、高松港へのアクセスも便利で、小豆島へはフェリー・ジェット船が定期運航し、気軽に島旅を楽しむことができます。今回ご紹介するモデルコースでは高松市内は公共交通機関を利用し、小豆島ではレンタカーでめぐる内容となっています。秋の紅葉シーズンにぜひ訪れていただきたい観光スポットも含まれているので、季節の表情を楽しむ、彩のある旅の参考にしてください。

<モデルコース行程表>

1日目
羽田空港-ANA533-高松空港-栗林公園-屋島-高松市内(泊)
2日目
宿泊施設-高松港~フェリー~土庄港-道の駅小豆島オリーブ公園-小豆島オリーブ園-寒霞渓-エンジェルロード-小豆島(泊)
3日目
宿泊施設-二十四の瞳映画村-金両醤油-土庄港~フェリー~高松港-高松空港-ANA538-羽田空港

【モデルコース1日目】名勝庭園&瀬戸内の見晴台で感じる秋の訪れ

【9:40頃】羽田空港

ANA533便に乗って、四国・香川県の旅のスタートです。羽田空港から高松空港までは約80分のフライトです。

↓空港リムジンバスで移動 約40分

【12:00頃】特別名勝 栗林公園(滞在目安90分)

栗林公園

栗林公園は、国の特別名勝に指定された日本庭園で、四季折々の風景が楽しめます。特に秋は園内のカエデなどが色づき、池や築山と調和した美しい紅葉が広がります。紅葉と松の緑が織りなす風景は、まさに絵巻のような美しさです。昼の景色も素晴らしいですが。秋のライトアップもおすすめです。(紅葉の見頃:11月下旬~12月上旬)

アクセス
JR栗林公園北口駅から徒歩約3分
開園時間
ほぼ日の出から日没まで 7:00頃~17:00頃
入園料
大人 500円/小人(小学生・中学生)170円

【13:30頃】ガーデンカフェ栗林で昼食(滞在目安60分)

栗林公園 商工奨励館リニューアルオープンとともに、西館にオープンしたカフェ。地元・香川の生産者と連携し、厳選した旬の食材を利用したイタリアンを提供しています。 “おもてなし”の心とともに、瀬戸内の新鮮な旬食材をご堪能ください。

※当施設は2025年8月現在、リニューアル休業中です。9月下旬~10月頃を目途に再オープンする予定です。

↓JR+シャトルバスで移動 約70分

【15:40頃】屋島(滞在目安30分)

屋島

屋島は、源平合戦の舞台として知られる歴史ある名勝地で、山上からは瀬戸内海の多島美を一望できます。秋には山全体が紅葉に包まれ、モミジやカエデが色づく風景は見応えたっぷり。特に夕暮れ時は、赤や橙に染まる木々と海の青が織りなす絶景が広がります。展望台や遊歩道からの眺めも素晴らしく、歴史と自然が調和した紅葉の名所として、多くの人々に親しまれています。(紅葉の見頃:11月下旬)

アクセス
JR屋島駅から屋島山上までシャトルバスで約10分

↓JR+シャトルバスで移動 約60分

【18:00頃】宿へチェックイン

≪高松市内≫

ザ・セレクトン高松

客室一例 外観

客室にはサータ(R)社製マットレス導入で、旅の疲れを癒す心地よい睡眠をサポート。全室Wi-Fi接続可なので、滞在中も快適なインターネット環境を完備しています。
アクセス:高松港まで徒歩約25分/車で約7分

高松東急REIホテル

客室一例 外観

機能的で落ち着いた客室は、観光の拠点におすすめ!朝食付プランなら和洋ビュッフェをお召し上がりいただけます。讃岐うどん、讃岐オリーブ牛の朝牛丼やオリーブ地鶏など、この地ならではの贅沢な朝食をご堪能ください。
アクセス:高松港まで徒歩で約15分/車で約7分

【モデルコース2日目】瀬戸内の島・小豆島の錦絵のような渓谷へ

宿泊施設を8:00頃出発し、高松港フェリー乗り場へ向かいます。

【9:00発】フェリーで高松港から小豆島(土庄港)へ(所要時間60分)

高松港

高松港には大巻伸嗣氏による作品で、高さ8mのカラフルな2本の柱が特徴的なアート作品も設置されています。それでは、高松港から約1時間で小豆島の土庄港へフェリーで向います!

▸ポイント
小豆島を観光するには定期観光バスや路線バスなどの交通機関がありますが、自由に島内を巡るならレンタカー利用が便利です。島内にはいくつかのレンタカー会社がありますが、各社台数は限られていますので、ご旅行までに事前にご予約をすることをおすすめします。
島内のレンタカー会社については 小豆島観光協会ホームページをご覧ください。

↓車で移動 約40分

【11:10頃】道の駅 小豆島オリーブ公園(滞在目安60分)

小豆島オリーブ公園

約2000本のオリーブ畑に囲まれた公園。瀬戸内海を見下ろす小高い丘の上に白いギリシャ風車があり、無料で借りられる魔法のほうきにまたがって風車の前で写真を撮ると映画の主人公になった気分になれ素敵な思い出に!ほかにも道の駅ならではの、小豆島産オリーブオイルや化粧品、お菓子などのオリーブ製品のほか素麺や醤油・佃煮など小豆島ならではのお土産が揃っています。

アクセス
土庄港から車で約25分

↓徒歩で移動

【12:20頃】小豆島オリーブ園で昼食(滞在目安60分)

ひしお丼

園内には樹齢100年を超えるオリーブ原木があり、また広大なオリーブの森にはイサム・ノグチの遊具彫刻などもあり散策もおすすめ。レストランからは瀬戸内海の青い海がパノラマビューで見ることができます。オリジナルのひしお丼でお腹を満たしてはいかがでしょう。

アクセス
土庄港から車で約20分

↓車+ロープウェイ利用 約30分

【13:50頃】寒霞渓(滞在目安80分)

寒霞渓

寒霞渓(かんかけい)は、瀬戸内海に浮かぶ小豆島の中心に位置する、日本三大渓谷美のひとつで、奇岩と深い渓谷が織りなす景観が魅力です。秋には岩肌に沿ってモミジやカエデが赤や黄色に染まり、まるで燃えるような紅葉景色が広がります。こううん駅(紅雲亭)から山頂駅まではロープウェイで向かうことができ、日本で唯一、『空・海・渓谷』を一度に眺望でき、四季折々の景色を車窓からお楽しみいただけます。小豆島を代表する秋の名所寒霞渓で、紅葉の見事な彩りをお楽しみください。(紅葉の見頃:11月上旬~下旬)

アクセス
寒霞渓ロープウェイでこううん駅(紅雲亭)から山頂駅まで約5分
公式HP
寒霞渓ロープウェイ
ご案内
ロープウェイ運休期間(設備更新工事の為)2026年1月14日~2月6日
※運行予定を事前にホームページでご確認ください。

↓車で移動 約40分

【16:00頃】エンジェルロード(滞在目安00分)

エンジェルロード

1日に2回、干潮時に海の中から出現する不思議な砂の道は、大切な人と手をつないで渡ると願いが叶うといわれているロマンティックな場所。渡る手前の弁天島を登ると「約束の丘展望台」があり、エンジェルロードを背景に幸せの鐘を鳴らすことができます。

★旅のポイント★

エンジェルロードは干潮時に現れる砂の道です。事前に潮見表を確認し現れる時間を調べてから訪れるのがおすすめ。詳しくは小豆島土庄町観光サイトをご覧ください。

アクセス
土庄港から車で約8分

【17:00頃】宿へチェックイン

オリビアン小豆島夕陽ヶ丘ホテル

温泉 外観

日本の夕日百選にも選ばれた瀬戸内海随一の夕陽を眺めながら、スパークリングワインやオレンジジュースをお楽しみいただける、サンセットサービスも開催。ウェルカムベビーのお宿に認定されており、お子さま連れたファミリーに嬉しいサービスが充実しています。
アクセス:土庄港から車で約20分

ベイリゾートホテル小豆島

温泉 外観

移りゆく瀬戸内の空と海を眺める、しょうどしま温泉。敷地内の地下1600mより汲み上げた自家源泉の天然温泉で、ゆっくり寛ぐ至福の時間!夕食バイキングは、香川県魚ハマチや真鯛といった新鮮な地魚をはじめとして、島名物の手延べそうめんや炊き立ての佃煮、オリーブオイルなど島の素材にこだわった小豆島ならではのメニューです。
アクセス:土庄港から車で約35分

小豆島国際ホテル

温泉 外観

小豆島国際ホテルの客室は全て、美しい瀬戸内海を望むことのできるオーシャンビュー。恋人の聖地「エンジェルロード」まで徒歩1分の距離にあり、干潮の時間にあえば、気軽に散歩できおすすめ!館内には露天風呂もあり、天気が良ければ満点の星空&波の音で癒される入浴時間をお楽しみいただけます。
アクセス:土庄港から車で約5分

【モデルコース3日目】ノスタルジックな記憶をたどる時間

宿泊施設を8:50~9:20頃に出発し、小豆島の東部エリアへ観光にいきます。

【9:30頃】二十四の瞳映画村(滞在目安90分)

二十四の瞳映画村

瀬戸内海を望む海岸沿いの敷地に、大正・昭和初期の小さな村がよみがえります。ここは、映画『二十四の瞳』のロケ用オープンセットを改修したもので、木造校舎や漁師の家、土産物店などが並び、当時の情景を再現しています。敷地内にある映画館「松竹座」では、『二十四の瞳』を常時上映。播磨灘(瀬戸内海)の絶景も楽しめ、ノスタルジックな雰囲気の中、心癒されるひとときを過ごせます。

アクセス
土庄港から車で約45分
料金
期間によって料金が変動します。事前にHPでご確認ください。
A期間(3/15~7/20)大人900円/小人450円
B期間(7/21~11/30)大人1000円/小人500円
C期間(12/1~3/14)大人850円/小人430円
(2025年7月現在情報)
公式HP
https://www.24hitomi.or.jp/

↓車で移動 約15分

【11:15頃】金両醬油(滞在目安20分)

金両醬油

有形文化財に指定されている醤油蔵でつくられる醤油は、創業1880年から受け継がれる伝統の一品。杉桶でじっくり仕込んだ小豆島桶仕込醤油をお土産にいかがでしょうか。

アクセス
土庄港から車で約25分
公式HP
https://kinryo-shoyu.co.jp/

↓車で移動 約30分

【12:00頃】土庄エリアで昼食(滞在目安60分)

土庄エリアでは、瀬戸内の旬を活かした海鮮料理やご当地グルメが楽しめるお店が点在。港近くにはカフェや定食屋もあり、観光の合間に立ち寄るのにも便利です。地元食材を使ったお気に入りの一品を、ぜひ見つけてみてください。

土庄エリアのレストランを探すなら こちらをご覧ください。

【13:55頃】フェリーで土庄港から高松港へ(所要時間60分)

フェリー

土庄港には金色に光り輝くシンボル的なアート作品「太陽の贈り物」が設置されています。それでは、レンタカーを返却したらフェリーに乗船し高松港へ向かいましょう。

↓空港リムジンバスで移動 約40分

【16:10頃】高松空港

飛行機の出発までは空港ではお土産をみたり、小腹をみたす讃岐うどんを食べたりしながら過ごしましょう。帰りはANA538(17:05頃発)に乗り、18:30頃に羽田空港到着です。彩の紅葉シーズンを楽しむ小豆島&高松の旅の終了です!

Googleマップ

さいごに

今回は、秋におすすめの紅葉スポットをめぐる小豆島&高松の旅をご紹介しました。小豆島へは高松港からフェリーやジェット船が1時間に1本のペースで定期運航しており、気軽に島旅を楽しむことができます。季節ごとに表情を変える自然の美しさを、ぜひ間近で感じる秋の旅へ出かけてみませんか?

栗林公園

▸四国旅行をお探しの方

今回ご紹介したモデルコースの他にもビッグホリデーでは、四国旅行の「おすすめツアー」「観光スポット記事」をご用意しております。旅の計画に四国旅行の特集ページをご覧ください。

オリーブ原木

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