田子町のにんにく

にんにくの町、青森県田子町の魅力をご紹介

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田子町について

田子町(たっこまち)のなまえの由来

「田子」と書いて「たっこ」と読みます。由来については諸説ありますが、この地の先住民であるアイヌ人の言葉で「小高い丘」を意味する「タプコプ」から来ている説が最も有力です。

緑豊かな山々と清らかな湧水に恵まれた町

田子町イメージ

町の面積のほとんどが山林で、農業、林業、畜産業が盛ん。なかでもにんにくの栽培は全国的なブランド「たっこにんにく」として有名です。また古い歴史を持つ町には、全国にも誇れる数多くの巨木・古木が身近なところに残っています。

田子町公式サイトはこちら

なぜ、にんにくの町に?

先人たちのたゆまない努力の結晶

「にんにくの町・田子町」の始まりは1960 年代。 農家の出稼ぎをなくすため、町ぐるみでにんにく栽培に着手したことが始まりと言われています。 火山灰質土壌の痩せた土地を、町で盛んな畜産の堆肥を使って有機質に改良し、栽培品種は隣の福地村(現・南部町)で栽培されていた「福地ホワイト6片」に一本化。現在は国内生産量の80%を占め、白さと品質の良さが自慢です。

いまも受け継がれるにんにく愛

あおいもりトレーディング代表の五十嵐孝直様 あおいもりトレーディング代表の五十嵐孝直様
あおいもりトレーディング代表の五十嵐孝直様

田子町にはにんにく愛にあふれた方がたくさんいます。そのなかの一人、五十嵐孝直さんは、以前シンガポールで食べた『バクテー』の味が忘れられず、日本一のニンニクを求めて田子町にやってきた移住者の方です。五十嵐さんは『バクテー』の普及に努める一方、田子町全体を活性化するために田子旅(観光)にも力を入れています。
バクテーと田子旅について詳しくはこちら

にんにくの首都の未来を考える

にんにく栽培イメージ にんにく栽培イメージ
にんにく栽培イメージ にんにく栽培イメージ

町の人口減少に伴い、にんにくに関わる人も減っており、それが問題となっています。五十嵐さんたちはにんにくに関わる人を増やすために、9月に植え付け体験、6月に収穫体験を行っています。現在はにんにく農家の方にご協力をいただきながら試験的に行っている段階ですが、地域の抱える問題を“楽しみながら解決する” きっかけになればと毎年開催されています。

町にあふれるにんにくオブジェ

にんにくポスト ニンニクソファー
左:にんにくポスト/右:ニンニクソファー

田子町の至る所に、にんにくをモチーフにしたオブジェがあります。にんにくポストやニンニクソファー、にんにく道路看板、 にんにく街灯、 にんにく欄干など、自然豊かな町の風景の中に不思議と溶け込んでいます。にんにくの愛らしい形は田子町の誇りとして町の至る所にデザインとして採用されています。

自然の豊かさ、魅力を体験!

タプコプ創遊村

タプコプ創遊村 タプコプ創遊村

町役場から車で30 分、「タプコプ創遊村(そうゆうむら)」は100 ~ 350年ぐらい前に実際に住んでいた茅葺き屋根5棟を移築し、田子町の農村生活空間を再現・保存する目的で作られました。豊かな自然に囲まれた昔ながらの風景は、訪れる人の心を癒します。

こんにゃく作りイメージ レザークラフトイメージ
左:せんべい作りイメージ/右:レザークラフトイメージ

それぞれの茅葺き家では、せんべいやこんにゃく作りやそば打ちのほか、田子牛の皮を使ったレザークラフト、昔の民具や農具の見学など、様々な体験や見学を楽しむことができます。※体験は要予約キャンプ場もあるので、1日たっぷりと楽しめます!

場所
タプコプ創遊村
TEL
0179-32-4344
住所
青森県三戸郡田子町田子川代ノ上ミ-66-39
営業時間
定休日:10:00~17:00 ※16:00までに入村※火曜日定休日(祝祭日のときはその翌日)
アクセス
役場から車で40分

にんにくグルメ三昧!

田子町ガーリックセンター

外観 田子ガーリックステーキごはん
左:外観/右:田子ガーリックステーキごはん

田子町の中心にある「ガーリックセンター」は、売店、レストランを併設する田子町のにんにく産業の振興と国際交流の拠点となっており、「たっこにんにく」の美味しさや品質の高さを全国へ情報発信しています。なかでもレストラン「Gilroy Cafe(ギルロイ・カフェ)」で食べられるニンニクフルコースランチの「田子ガーリックステーキごはん(通称・ガリステごはん)」は大人気メニュー! 是非一度食べてみてください。

場所
田子町ガーリックセンター
TEL
0179-32-3165(代)
住所
青森県三戸郡田子町田子字田子11
営業時間
9:00~18:00
公式HP
https://www.garlicenter.com/

ほかにもたくさん田子町の魅力

みろくの滝/蛇王の松

みろくの滝 蛇王の松
左:みろくの滝/右:蛇王の松

みろくの滝は、室町時代初期頃に弥勒菩薩を信仰し、この滝で修行をしていたお坊さんにちなんでつけれらました。巨大な岩肌を水がすべり落ちる姿は、幾筋もの細く白い糸のようで別名「そうめんの滝」とも呼ばれています。蛇王の松は、蛇王神社境内にあるアカマツの巨木です。青森県では1位、全国でも3位という大きさを誇り、この地方では古くから山の神が宿る神木として、代々大切に守られ、奉られてきました。

創遊村229 スキーランド

229 スキーランド 229 スキーランド
229 スキーランド

229( にんにく) スキーランドは、知る人ぞ知るスキー場。雪の量が豊富な上、気温の低い土地柄で雪はサラサラです。初心者から上級者までレベルに合わせて選べる3コースとなっており、初心者から家族連れまで気軽に楽しめるファミリーゲレンデです。休憩や食事のできるセンターハウスはアットホームな雰囲気が人気です!

場所
創遊村229 スキーランド
TEL
0179-32-2100
住所
青森県三戸郡田子町大字田子字川代ノ上ミ66-39
営業時間
【平日】17:00 ~ 22:00
【土曜日・休日前】9:00 ~ 22:00
【日・祝日】9:00 ~ 16:00
アクセス
東北自動車道十和田ICより、国道104号を田子方面へ車で50分

BANSANCHI LIFE 取材動画

日本一周中の旅行系YouTuber “BANSANCHI LIFE ~ バンサンチライフ~ が田子町の魅力を紹介します!

田子町観光協会https://takko-kanko.com

田子町イメージ

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