富士・御殿場周辺おすすめ観光スポット8選

富士サファリパーク

富士サファリパークは、富士山麓にある大自然の中で、約60種類・900頭の動物たちがのびのびと暮らす大型レジャースポットです。園内は「サファリゾーン」と「ふれあいゾーン」に分かれています。サファリゾーンは、富士山を背景に約50分かけてドライブするコースで、7つに分かれた各ゾーンに世界中から集まった動物たちが自由に暮らしており、マイカーや観光バスに乗車して、ライオンやゾウ、キリンなどの動物たちの姿を見ることができます。窓ガラスがない金網張りのバスに乗車すると、動物たちの息遣いまで感じることができるほか、ゼブラ模様の4WD車で一般車輌が入れないオフロードを走行し、野生動物に大接近することもできます。

住所: 静岡県裾野市須山字藤原2255-27
アクセス: 東名高速道路「御殿場IC」から車で約25分
公式HP: https://www.fujisafari.co.jp/

まかいの牧場

富士宮市にある「まかいの牧場」は、富士山の麓にある朝霧高原に位置する体験型の牧場。広大な敷地で、ひつじやヤギ、牛、うさぎ、ラマなど、さまざまな動物たちとふれあうことができるほか、牛の乳搾りや仔牛のミルクやり、バターやチーズ作り体験、グランピングなどの施設も豊富に用意されています。また、ハイジのブランコや富士山テラスなど、SNS映えするフォトスポットも多数あります。

住所: 静岡県富士宮市内野1327−1
アクセス: 東名高速道路「富士IC」から車で約30分
公式HP: https://www.makaino.com/

大淵笹場

富士市にある大淵笹場は、広大な茶園と富士山を望む静岡県内有数の景勝地。富士山由来の栄養豊富な土壌と清らかな環境で育てられた茶葉は、地元の製茶工場で上質な緑茶や紅茶に加工され、静岡県が認定する「ふじのくに山のお茶 100選」にも選ばれています。大淵笹場は、茶農家や地元住民で組織された「大淵二丁目ささば景観保存会」によって整備されており、茶畑の売り上げは景観保全活動に活用されています。

住所: 静岡県富士市大淵1445
アクセス: 東名高速道路「富士IC」から車で約20分

白糸の滝

富士宮市にある白糸の滝は、富士山の雪解け水が湧き出して流れる名瀑で、日本三大名瀑にも数えられています。高さ約20m、幅約150mの湾曲した絶壁から、大小数百の滝が白い絹糸のように流れ落ち、その姿は女性的な美しさで知られています。滝の周辺には、富士山の湧水で育った木々や草花、藻などがあり、滝に近づくにつれ涼しい風と水のしぶきを感じることができます。また、滝の周りにはお店が軒を連ねており、お土産や食事を楽しむこともできます。

住所: 静岡県富士宮市上井出273-1
アクセス: 東名高速道路「富士IC」から車で約30分

田貫湖

田貫湖は、富士宮市にある標高650mの湖で、富士山の全景を真東に望む絶景スポット。春は桜やツツジ、秋は紅葉が美しく、富士山をバックに四季折々の自然美を楽しむことができます。また、空気が澄んだ冬場には雪化粧の逆さ富士、4月と8月の20日前後には山頂から朝日が昇る「ダイヤモンド富士」を見ることができるほか、ボート遊びやサイクリング、ハイキングやキャンプなど、アウトドアも楽しめます。さらに、ヘラブナ釣りの名所としても全国的に知られています。

住所: 静岡県富士宮市佐折634-1
アクセス: 新東名高速道路「新富士IC」から車で約40分

富士スピードウェイ

富士スピードウェイは、富士山のすそ野に位置する日本を代表するサーキット。高速コーナーから低速コーナーまで多彩なレイアウトのコースは、世界でも有数の1.5kmのホームストレートを備えるほか、広いエスケープゾーンやコースに沿ったサービスロードなど、安全性を確保しています。また、最新のコース監視カメラやタイム計測装置、夜間レースに対応するための照明設備、監視ポストへのLEDパネル型信号機など、最先端機器の導入により、安全公正な競技運営を可能としています。敷地内には、メインコースのほかにも参加型モータースポーツのための施設や、交通安全のための講習を行なう施設「モビリタ」も用意されています。

住所: 静岡県駿東郡小山町中日向694
アクセス: 東名高速道路「御殿場IC」から車で約20分
公式HP: https://www.fsw.tv/

駒門風穴

駒門風穴は、御殿場市にある富士山の溶岩洞窟で、国指定の天然記念物。約1万年前の新富士噴火により形成され、内部は本穴と枝穴に分かれており、本穴は長さ291m、枝穴は110mあります。天井には溶岩流の跡が残っており、内部の温度は年間を通して13℃で、夏は涼しく冬は暖かです。見学可能な範囲は本穴が入口から約160mまで、枝穴は本穴との分岐点から約45mまでで、所要時間は約20分。内部は凸凹が多く、天井の低いところもあるため注意が必要です。また、コウモリのほか、真洞窟性生物と呼ばれる希少な生物や目が退化した昆虫が生息しているほか、本穴と枝穴が分岐する辺りの「神棚」と呼ばれる場所では、溶岩のすき間から昭和初期に直径約11cmの青銅鏡が発見されています。

住所: 静岡県御殿場市駒門69
アクセス: 東名高速道路「御殿場IC」から車で約15分

東山旧岸邸

東山旧岸邸は、御殿場市にある元首相・岸信介の自邸で、1969年に建築家・吉田五十八によって建てられました。伝統的な数寄屋建築の美と現代的な住まいとしての機能を両立させた近代数寄屋建築で、吉田氏の晩年の作品であり、建築美学の到達点のひとつとされています。敷地面積は5,669.17㎡、延床面積は567.66㎡、木造一部RC造、地上2階、セメントスレート葺の構造で、小川が流れる和風庭園に囲まれています。玄関ホールの天井には木材や竹、塩化ビニールなど、旧来の素材と工業生産材料を融合した吉田氏の近代建築の特徴が取り入れられています。また、東山旧岸邸は、多くの要人や海外からの賓客をもてなしてきた歴史のある邸宅で、建築家吉田五十八氏による代表的建築と緑豊かな庭の調和、適切な管理が評価され、第5回静岡県景観賞「優秀賞」を受賞しています。

住所: 静岡県御殿場市東山1082-1
アクセス: 東名高速道路「御殿場IC」から車で約5分
公式HP: https://www.kyu-kishitei.jp/