
1度は行きたい北海道の離島!利尻島・礼文島おすすめ観光スポットをご紹介!
「利尻島・礼文島」とは?
利尻島と礼文島は、北海道の最北端に位置する島全体が国立公園に指定されている美しい離島です。利尻島は「利尻富士」として知られる1.721mの山を中心に、湿原や沼など自然が豊かです。一方、礼文島は「花の浮島」と呼ばれ、約300種類の高山植物が生育しています。
おすすめのシーズン
利尻島・礼文島に行くなら5月から9月がベストシーズンです。島でしか見られない花々が見頃を迎え、ハイキングやトレッキングをするのに最適です。また、この時期にはウニやホタテなど海の幸を楽しむことができ、豊かな自然と新鮮な海産物を満喫できます。
おすすめの服装
観光に最適な春から秋にかけて、おすすめの服装をご紹介します!利尻島や礼文島は風が強く、気温差が激しいため、重ね着など調整できる服装がおすすめです。急に天候が変わることがありますので、雨具や紫外線対策も忘れずにご用意ください。
・春(3月~5月)
肌寒い日が多く、長袖シャツやパーカー、長ズボン、ウィンドブレーカーなどの重ね着がオススメ。
・夏(6月~8月)
日中の気温が最大で25℃前後に達しますが、風が強く体感温度は低く感じることがあります。半袖シャツやTシャツ、短パン、サンダルなどの涼しい服装と軽い羽織物があると安心。
・秋(9月~11月)
朝晩は暖かいアウターなどで防寒着の準備も忘れずに。
利尻島おすすめ観光スポット4選
利尻島は、北海道の離島の中でも屈指の魅力を誇る島です。雄大な利尻富士をはじめ、美しい海岸線、豊かな自然など見どころ満載です。
富士野園地(エゾカンゾウ群生地)
利尻富士の麓に広がるエゾカンゾウの群生地です。6月下旬から7月中旬にかけてエゾカンゾウというオレンジ色の花が一面に咲き誇る美しい景観が楽しめます。また、展望台からはポンモシリ島が見渡せ、北には宗谷海峡、南には利尻富士を望むことができます。
姫沼
利尻富士のふもとにある静かな沼です。原生林に囲まれた人工沼で、その周囲は約800メートルあります。姫沼は、星空が美しく見えるスポットとしても知られ、湖面に映る逆さ利尻富士が特に人気です。散策路も整備されており、約20分で一周することが可能です。
沼浦展望台(白い恋人の丘)
利尻山と日本海を眺望できる利尻島で人気の観光スポットです。 北海道の銘菓「白い恋人」のパッケージに描かれている雪山は、この付近から眺めた利尻山だといわれているため、「白い恋人の丘」と呼ばれています。 展望台からは、オタトマリ沼と日本海を見渡すことができ、特に晴れた日の夕方には、利尻山と夕焼けが同時に楽しめる美しい景観が広がります。 また、この展望台はプロポーズのスポットとしても知られており、ここでプロポーズをしたカップルには、石屋製菓公認の「プロポーズ証明書」が発行されるサービスもあります!
オタトマリ沼
利尻島最大の湖沼で、沼の周囲には遊歩道があり、湖面に映る利尻山を眺めながら散策ができます。オタトマリ沼の魅力は何と言ってもその絶景です。沼の周辺には高山植物が咲き乱れ、その姿はまさに「高山植物の宝庫」と呼ぶにふさわしい美しさです。中でも6月下旬から7月上旬にかけて見ることができるエゾカンゾウの群生は圧巻です!
礼文島おすすめ観光スポット4選
涼しい気候から独特の生態系を育み、約300種類の高山植物が見られることで「花の浮島」と呼ばれています。標高490mの礼文岳や美しい海岸線が魅力で、観光やトレッキング、またウニやホッケなどの海の幸も堪能できます。
レブンアツモリソウ群生地
礼文島のシンボルともいえるレブンアツモリソウは礼文島でのみ自生し、絶滅危惧種に指定されています。貴重な高山植物レブンアツモリソウは、礼文島北側にある「レブンアツモリソウ群生地」で見ることが出来ます。見頃は5月下旬から6月上旬で、群生が見られる海岸線には遊歩道が整備されており、花を間近で観察することができます。群生地は「岬めぐりコース」の途中にある為、トレッキングと一緒に可憐な花を楽しめます。
スコトン岬
島最北端の断崖絶壁に位置する景勝地で、礼文島の人気観光スポットの一つです。岬の先端からは、雄大なオホーツク海と利尻島を望むことができます。スコトン岬は、その名の通り、スコトン岩と呼ばれる巨大な奇岩が特徴的です。スコトン岩は、高さ約120m、幅約200mにも及ぶもので、その迫力ある姿は圧巻です。
北のカナリアパーク
2012年に公開された映画「北のカナリアたち」を記念して設立された公園。映画の撮影に使われた校舎が保存され、当時の写真や衣装が展示されています。公園内にはカフェも併設されており、利尻富士を眺めながらゆったりした時間をお過ごしいただけます。
澄海岬
ぐるりと弧を描いた美しい入り江の先端は、礼文島で最も人気の観光スポット。透明度の高い美しいコバルトブルーの海を望むことができ、澄んだ海と空の眺望が楽しめます。天候によって海の色が微妙に変化する様子も魅力の一つで、特に夏には、太陽の光を反射した水面が美しい輝きを見せます。
利尻島・礼文島の絶品グルメ
新鮮な海の幸の宝庫である利尻島と礼文島。この島々の旅をさらに豊かにするために、ぜひ味わいたいのが絶品グルメの数々です。
ウニ
利尻島・礼文島のウニは、北海道でも特に有名で、ウニの宝庫と呼ばれています。主に「ムラサキウニ」と「バフンウニ」の2種類が水揚げされています。それぞれ旬の時期は異なりますが、一般的に4月~9月にかけて最も美味しいとされています。採れたての生ウニを使ったウニ丼やウニいくら丼が人気です!
ミルピス
利尻・礼文島を訪れたら、ぜひ味わいたいのが「ミルピス」です。ミルピスは、利尻昆布を煮出して作ったエキスと牛乳を混ぜ合わせた、北海道ならではの飲み物です。ミルピスの味は、飲む人によって「磯の香りがする牛乳」「昆布の旨味が効いたクリーミーなスープ」など、様々な表現がされます。土産物店や飲食店で様々な種類のミルピスが販売されており、昆布以外にも利尻産のホタテやウニなどのエキスを加えたミルピスもあります。ぜひ、お好みのミルピスを探して、利尻島・礼文島の旅の思い出に味わってみてください。
アクセス方法
利尻島へのアクセス方法
利尻島へのアクセスは、航空機とフェリーの2種類あります。航空機利用では、札幌丘珠空港と新千歳空港から直行便が就航しています。飛行時間は約40~50分です。フェリー利用では、稚内港から利尻島の鴛泊港までフェリーで約1時間40分です。利尻富士町営フェリーとハートランドフェリーの2社が運行しています。
礼文島へのアクセス方法
礼文島へは、フェリーのみです。稚内のフェリーターミナルからのフェリーが1日2便~3便運航しており、利尻島の鴛泊港から香深港の経由便も運航しております。夏季になると利尻島の沓形港からのフェリーも運行いたします。 稚内から香深港までは、約1時間55分、利尻島の鴛泊港から香深港までは、約40分です。
航空機とフェリー、どちらのアクセス方法を選ぶかは、予算や時間、旅行スタイルによって異なります。 自分の旅行スタイルに合わせて、最適な方法を選択しましょう。
さいごに
ビッグホリデーでは、今回ご紹介した利尻島・礼文島を巡るツアーを夏季限定で販売しております。2つの島を周遊することができ、島々の魅力をゆっくりと満喫いただけます。今回ご紹介した記事を参考に、北海道の離島「利尻礼文」を訪れてみてはいかがでしょうか。

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