北陸新幹線

北陸新幹線 敦賀延伸開業前夜-Vol.1 新幹線がやってきた街-

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令和6年能登半島地震により被災されました皆様に、心よりお見舞い申し上げますとともに、早期の復旧・復興をお祈り申し上げます。 微力ではございますが、旅と観光を通じて被災地支援に貢献できるよう北陸地方の魅力を発信してまいります。1人でも多くのお客様に地域の歴史、文化、自然環境などの魅力をお伝えし、今後の観光客誘致へつなげ、被災地を継続的に応援してまいります。

※掲載内容は2023年取材時のものとなります。ご予約・ご出発の際は、現地の最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。

祝!北陸新幹線 敦賀延伸

2024年3月16日に北陸新幹線がいよいよ福井・敦賀まで延伸します。現在の終点である金沢まで開業したのが2015年。首都圏から遠く離れた印象だった北陸地方が、わずか2時間半で行き来できるようになりました。 この記事では、北陸新幹線がやってきた3つの都市をピックアップ!私、「寿司詰」独自の目線で、それぞれの街と鉄道の魅力をご紹介します。

●寿司詰ってだれ?
寝ても覚めても鉄道のことばかり考えているビッグホリデーの社員です。

●寿司詰メモとは
寿司詰くんのちょこっと雑学や独り言です。

中学時代に訪れた思い出の上越妙高

上越妙高駅

最初にご紹介するのは、上越市と妙高市の玄関口である上越妙高駅。妙高と言えばスキーエリアとして知られていますが、上越市には何があるのでしょうか…?

左:直江津D51 レールパークではSL が動く、乗れる、見られる! 右:雁木が連なる高田の街並み

北陸新幹線から在来線に乗り換え、一路日本海へ!高田城の城下町として古くから栄えた高田は、雁木(がんぎ)が連なる美しい町並みが魅力的♪雪から歩行者を守る、雪国ならではの都市景観です。さらに、海沿いの直江津は鉄道の街!新潟県で最初に鉄道が開業し、北陸本線※と信越本線※の二大幹線が交わる交通の要衝としてにぎわいました。※現在はえちごトキめき鉄道に転換

右:コンテナを活用した、新しい駅前商店街

実は寿司詰、北陸新幹線が通る前の中学生時代に上越妙高駅を訪れています。 当時は、脇野田駅という名前の郊外の小さな駅でしたが、今回訪れてみると、その面影は全く残っていませんでした。新幹線の駅をつくる際に、在来線の線路を移設して、全く新しい駅をつくっていたのです。そのおかげで、新幹線から在来線の乗り換えは非常にスムーズでした♪

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横に長い新潟県は、京都に近いエリアから上越、中越、下越の3つのエリアに分かれています。上越エリアは、県庁所在地の新潟市よりも長野市や 富山市のほうが近く、昔から結びつきがあったのですが、新幹線開業後は 両市まで1時間以内で移動できるようになり、その傾向がより顕著になりました。その一方で、新潟市までの交通アクセスの改善は大きな課題となっています。県は上越と新潟市を結ぶべく、ミニ新幹線や高速特急列車の導入を検討しており、今後が気になります。

鉄道マニアの隠れ聖地?富山

一般人と鉄道マニアでイメージが乖離(かいり)している都道府県ランキング(by 寿司詰)第1位の富山県。実は、元西武鉄道の特急や、古い路面電車、トロッコ列車が走っていたり、日本初のLRTが開業したりと、鉄道マニアにとっては、懐かしさと最先端が同時に堪能できる魅力的な場所なのです!

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実は、日本初のLRTは、富山駅の北側を走る富山港線(旧富山ライトレール)です。昔ながらのローカル線を、バリアフリーで利便性の高い都市交通に生まれ変わらせました。その後、富山駅の南側にもLRTをつくることで、駅で分断されていた中心市街地を南北に接続。車がなくても、市内をスムーズに移動できるようになりました。

右:北前舩の寄港地として栄えた岩瀬浜

そんな富山の鉄道には、私寿司詰も何回か乗りに行っています。富山駅に着いて改札を抜けると、すぐ目の前に路面電車のホームが!ここから街中へス ムーズに移動することができる便利な街なのです。 誰もが知っているような観光地ではないかもしれませんが、中心街にはガラス美術館やキレイな図書館があり、郊外に出れば岩瀬浜の古い町並みも。夜は富山ブラック(ご当地ラーメン)を食べ、朝は遠くに立山連峰を眺める…。富山は、まだまだ隠れた魅力を発見できそうな、じっくりと散策してみたい街です。

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どうして富山市は、LRT の整備に積極的なのか?それは、コンパクトシティ政策を推進しているからです。車社会が進んだ地方では、郊外に大型ショッピングモール等ができて賑わい、反対に街の中心部が衰退するという、ドーナツ化現象が起きています。そこで、公共交通機関を軸に各地域の拠点や都心を繋ぐ、コンパクトな街づくりを目指しました。そのための公共交通機関が、LRTや既存の鉄道路線なのです。旅行者にとっても、公共交通機 関だけで自由に移動できるのはありがたいですね!

北陸の観光情報や最新のツアー検索は こちら(https://bigs.jp/hokuriku/)

言わずと知れた人気の観光地!金沢

いよいよ北陸新幹線の現在の終点、金沢までやってきました。北陸地方の政治・文化・経済の中心であるとともに、国内外から多くの観光客が訪れる人気観光都市でもあります。

ここまで“鉄分” 濃い目で語ってきましたが、金沢の魅力は歴史!文化!アート!見どころは、兼六園、金沢21 世紀美術館、金沢城公園、ひがし茶屋街、 国立工芸館、尾山神社…多すぎて紹介しきれませんので、詳しくは 金沢市おすすめスポット10選 をご覧ください。

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江戸時代の金沢は、江戸、大坂、京に次ぐ全国4 番目の大都市でした。ところが、明治維新や戦後の高度成長期になると、太平洋側の都市が急成長。 日本海側の地域は、その発展から取り残されます。しかし現在、インバウンド需要が高まりを見せる中で、金沢は多くの訪日客から人気を集めています。東京や京都、大阪からのアクセスの良さと、加賀百万石の歴史が詰まった都市としての魅力が、国内外を問わず多くの人をひきつけるのでしょう。

雨にぬれずにバスやタクシーに乗り換えられるようにつくられたおもてなしドーム

金沢駅は、首都圏からの新幹線と、中部・関西からの特急列車が発着する、北陸のターミナル駅。加賀、芦原、和倉などの人気温泉地へも、ここで乗り換えます。敦賀延伸後は、ターミナル駅としての機能は失いますが、これからも北陸の中心駅であることは間違いありません!

寿司詰メモ

北陸の中心都市である金沢ですが、市内の公共交通機関は、以前あった路面電車は廃止されており、現在はバスが大部分を担っています。一方、中心市街地である片町・香林坊は金沢駅から離れており、それらを結ぶ新しい公共交通機関の導入が検討されています。もし実現したら、兼六園や金沢21 世紀美術館にも行きやすくなるでしょうね♪

金沢の観光情報や最新のツアー検索は こちら(https://bigs.jp/hokuriku/kanazawa/)

乗車レポート

生まれてからずっと関東で暮らしている寿司詰ですが、北陸新幹線ができてからは「金沢に旅行に行きたい」という声をよく聞くようになりました。 新幹線開業前は、上越新幹線と在来線特急はくたか号を乗り継いで約4 時 間!それが今では2時間半です。昔から関西圏との結びつきが強かった北陸地方ですが、新幹線開業後は関東圏との人流が大幅に増加しました。一方で、かつての乗換駅だった越後湯沢駅から、北陸へ向かう乗り換え客が 全くいなくなったり、何もなかった場所に駅ができて街の新たな玄関口となったりと、人の流れが大きく変化しました。もう一つの大きな変化は、 新幹線開業を契機に、街を大きく変えようとする動き。街の魅力化や観光整備に取り組んだり、駅から中心街までの二次交通を整備するなど、街づくりの在り方を見直すきっかけになりました。新幹線は、ただ移動時間が 短くなるだけでなく、人の流れや街のあり方を大きく変える存在なのです。

ということで、次回は、北陸新幹線がこれからやってくる街を紹介します。

マップ・アクセス情報

石川県・金沢駅

[東京発]往復北陸新幹線利用フリープラン・レンタカープラン

プロフィール

寿司詰太郎

ビッグホリデー株式会社 営業部
寿司詰太郎(すしづめたろう)

鉄道大好き通称"寿司詰太郎"と申します。 旅行会社に入社して鉄道に関わる業務に携わっています。 休みの日は愛読書JR時刻表で鉄旅の研究をしています。 個性的な旅のスタイルで様々な地域の魅力を皆さまにお届けできるよう 日々邁進してまいります。

寿司詰くんの出張弾丸ツアー体験記一覧は こちら

【寿司詰くんのぷち情報】
寿司詰くんが旅先のランチで念願の瓶ドンを食べようとしたところ、中身が全然でてこなくて焦っている様子。Xでプチバズったこの動画が寿司詰太郎の名前の由来です。

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