
第2弾!青森観光まちなか編-旅行会社社員はこう歩く-
はじめに
第1弾で温泉に入りまくり、疲れが吹き飛んだようなヘトヘトになったような状態で青森に到着しました。あとはホテルでのんびりしたいところで すが、それはもったいない!青森の魅力を取材すべく、日が暮れてきた街へ出かけてみました♪
※第1弾の出張弾丸ツアーは こちらの記事をお読みください
ウォーターフロント
青森県観光物産館 アスパム




お土産を買い忘れたのを思い出し、駅から徒歩10 分ほどの観光複合施設「青森県観光物産館 アスパム」へ!展望台からのベイブリッジの夜景がとってもきれい。
寿司詰メモをよむ
1Fの売場には青森の物産品が充実!どれを買おうか迷ってしまいます。また、館内には3D シアターがあり、青森の四季の美しさと祭りの迫力を体感できます。展望台のステンドグラスには青森が都市になる前の様子が描かれており、歴史とロマンを感じます。
- 場所
- 青森県観光物産館 アスパム
- TEL
- 017-735-5311
- 住所
- 青森県青森市安方1丁目1番40号
- 会館時間
- 8:30~19:00 (3D シアター10:00-17:15 /展望台9:00-18:00)
※店舗によって営業時間が異なります。 - 公式HP
- http://aspm.aomori-kanko.or.jp
A-FACTORY



オシャレでカワイイお土産を探すなら「A-FACTORY」がおすすめ!青森県産りんごで醸造したシードルのテイスティング(有料)もできるとのこと。
寿司詰メモをよむ
グッドデザイン賞を受賞したオシャレな建物と広く明るい店内は地元の方にも大人気!館内中心部にあるシードル(りんごから造られる醸造酒)の工房はガラス張りになっており、タイミングが合えば青森りんごの搾汁作業など職人の手作業を見ることができます。
- 場所
- A-FACTORY
- TEL
- 017-752-1890
- 住所
- 青森県青森市柳川1-4-2
- 営業時間
- 10:00~19:00
※店舗によって営業時間が異なりますので、公式HP をご覧ください。 - 公式HP
- https://www.jre-abc.com/wp/afactory/index/
現在と過去が交錯する地



お土産を買い終えたので、ウォーターフロントをお散歩♪綺麗な建物が並ぶこのエリアが…。



かつての北海道への玄関口でした!まさに現在と過去が交差する地ですね。
寿司詰メモ①をよむ
青森ベイブリッジの下にある歩行者専用の橋「青森ラブリッジ」からは、青函連絡船メモリアルシップ「八甲田丸」や「ねぶたの家 ワ・ラッセ」「あおもり駅前ビーチ」などの観光施設が見えます。今は市内を代表する観光スポットですが、かつては北海道への貨物列車が発着する、物流の拠点でした。青函トンネル開通後にほとんどの線路が撤去され、商業と観光の地として再開発が行われました。まさに、二次産業から三次産業への転換ですね。
寿司詰メモ②をよむ
青函連絡船は人だけでなく、鉄道車両もそのまま丸ごと運べました。今回は見学できませんでしたが、船内には当時のまま鉄道車両が残されています。また、かつて列車と船の乗り換えに使われた跨線橋も残っており、現在は駅の東西を結ぶ歩道橋として活用されています。
- 場所
- 青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸
- TEL
- 017-735-8150
- 住所
- 青森市柳川一丁目112-15 地先
- 営業時間
-
冬季 11月1日~3月31日
9:00 ~ 17:00※入館受付は16:30 まで
夏季4月1日~ 10月31日
9:00 ~ 19:00※入館受付は18:00 まで - 料金
- 八甲田丸(有料展示コーナー)観覧料
大人510円、中・高校生310円、小学生110円
駅前通り周辺


夕食の場所を探して、駅前通りをブラブラ。途中、「青森市発祥の地」といわれる善知鳥神社を見つけて参拝。明日もいい取材ができますように!
寿司詰メモをよむ
青森駅前のメイン通りは、飲食店などのお店が駅前から続く商店街。ウォーターフロントからも徒歩圏内なので、食事や買物などにとても便利でコンパクトな街です。善知鳥神社の善知鳥(うとう)とはうみすずめ科の海鳥のことで、かつて善知鳥が生息していた「善知鳥村」が「青森村」となったのが始まりとされています。「青森県観光物産館 アスパム」の展望台にあるステンドグラス風ねぶた絵には善知鳥(うとう)が描かれていますので探してみてください。
アウガ新鮮市場



朝、海鮮丼を食べたくて「アウガ新鮮市場」へ。気合を入れて開店時間に行ったら、なんと食堂は6 時から…。すぐに新青森駅に向かわなければならなかったので泣く泣くあきらめ、乾物店でお土産を買って駅へ向かいました。
寿司詰メモをよむ
「アウガ」は、青森駅前の再活性化をめざして作られた複合施設で、地上階は市の窓口や図書館、市民のコミュニティースペース、地下は青森グルメが集結する市民の台所「アウガ新鮮市場」になっています。場内の食堂は6時から、生鮮を扱うお店は7 時半頃から営業しますので、朝ご飯を食べながらお土産を探すのもおすすめです!
- 場所
- アウガ新鮮市場
- TEL
- 017-718-0151
- 住所
- 青森県青森市新町1-3-7(アウガB1)
- 営業時間
- 5:00 ~ 18:30
- 休業日
- 公式HP でご確認ください
- 公式HP
- http://www.auga.aomori.jp/shinsen.html
新青森駅周辺



今回は時間がありませんでしたが、ここからバスで「青森県立美術館」「三内丸山遺跡」に行けることを確認!「三内丸山遺跡」は、二戸へと向かう新幹線の車窓からチラッと見えるはずと思っていたら、見えるのは反対側のE 席。遺跡の代わりに雄大な八甲田山を眺めながら、青森をあとにしたのでした。
寿司詰メモをよむ
「奈良美智さんの出身地でもある青森県は、県内に" 青森五感" と呼ばれる5つの美術館(弘前れんが倉庫美術館/青森公立大学国際芸術センター青森/青森県立美術館/十和田市現代美術館/八戸市美術館)があります。今回は温泉を巡りましたが、アート巡りもおすすめです!
出張レポート

アスパムを訪れたとき、地元の方に言われた一言「南部や弘前と比べて、青森は歴史がない」。確かに古くからの城下町に比べれば負けますが、“交通”の観点からすると話は別です。港が造られ、北海道への航路ができ、鉄道の終点となり、新幹線が開業し…。交通の要衝として成長し、都市になった。それが青森市なのです。今回は夕方から明け方にかけてという、最も観光に適さない時間帯に回りました。しかしながら、暗闇に佇む善知鳥神社や、海上に輝く八甲田丸。開店準備の市場や、朝焼けを浴びる陸奥湾など、エモーショナルな風景に出会いました。宿泊地に着いたら、もうひと踏ん張り。部屋に籠らず、街へ出よう。