東京港竹芝桟橋からおがさわら丸で24時間!丸一日船の中で過ごしてやっとの思いで着く憧れの島「小笠原諸島」。
飛行機であれば地球の裏側まで到達できる時間を使っての国内旅行!
それも東京都内の旅!住所は東京ですが島固有の動植物がたくさん。
東京港竹芝桟橋からおがさわら丸で24時間!丸一日船の中で過ごしてやっとの思いで着く憧れの島「小笠原諸島」。
小笠原諸島に、今では24時間で行けますが過去には最大で約44時間もの時間がかかっていました。
初めて定期運航を開始したのは、1972年から。船舶は「椿丸」で、東京・父島間を44時間かけて移動していました。
翌年1973年からは「父島丸」(所要時間:約38時間)。1979年からは「初代おがさわら丸」(所要時間:約28時間)。
1997年からは「二代目おがさわら丸」(所要時間:約25.5時間)。2016年から現在「三代目おがさわら丸」という歴史があります。
船旅は海況に非常に左右されます。特に小笠原は1000km24時間の超ロング行程です。
海の状況が悪い日や途中から悪くなることもあるので酔止めの薬があると安心♪
竹芝出港後13時頃までに服用すれば東京湾を出る頃に酔い止めが効いてきます。
船内売店に「酔止め薬」は無いので乗船前に準備することをおすすめします。
「おがさわら丸」には6種類の船室タイプがあります。
上位等級から「特等」「特1等」「1等」「特2等」「2等寝台」「2等和室」です。
「2等和室」は大部屋にマットレスを敷くタイプ。「2等寝台」と「特2等」はカーテンで、「1等」以上は個室でプライバシーを守ることができます。
対面する上下二段ベッドの寝台になります。
それぞれにカーテンが付いているため「2等和室」に比べるとプライベート空間が確保され 自分の時間を楽しむことができます。
それぞれにコンセントついているので携帯電話等の充電も安心!
※弊社ツアーでは2等寝台が基本等級となっており、それ以外の等級に関しましては割増代金をお支払いの上、ランクアップすることができます。
船内レストラン「Chichi-jima」は、朝・昼・夕の各時間帯に営業しています。
メニューは1,000円前後で、定食から麺類、ご飯ものまで豊富な品揃え。
席数は約130席で広々としており、ゆったりと食事をとることができます。
また、トレーやテーブルには滑り止めが施されているので揺れで滑り落ちることもほとんどありません。
一度も陸続きになったことがない小笠原諸島の動植物は、隔離された環境にいたため独自の進化を遂げています。
そのためほかの地域では見ることのできない固有種が数多く存在し、植物では自生種の約3割が固有種とされています。
また植物だけでなく固有種の鳥類や哺乳類、昆虫類などの動物から貝にも固有のものが生存しています。
小笠原諸島に行った際には、固有種の生き物に注目しながらハイキングやトレッキングをしてみてはいかがでしょうか。
小笠原諸島の固有亜種であり「国内希少野生動植物種」及び「天然記念物」に指定されています。
ハトの仲間としてはやや大型で、全身が金属光沢を帯びた黒色、頭部は赤紫、喉はブドウ褐色。
翼を広げると1.5m近くになる大型の鳥。トビウオやイカを空中から見つけてダイビングし、捕食します。
タコノキは父島でも母島でも色々な場所で見ることができます。パイナップルみたいな実をつけていますが、この実はとても固く、甘い果物ではありません。
気根という根をタコの足のように伸ばしている姿から「タコノキ」と呼ばれています。
小笠原の「村の花」ムニンヒメツバキ。
父島では島のいたるところで見られます。
5月〜7月にかけて、シーズンを迎え、満開時には白い絨毯のように見える場所もあります。
小笠原諸島には箱物と呼ばれる博物館・美術館といった個人で楽しめる施設が限られています。
その代わり体験アクティビティが充実していたり、美しい景色をいたるところで見られます!
島内滞在中はたくさんのアクティビティツアーに申し込み&参加し「世界自然遺産」の小笠原の自然を心ゆくまで満喫することをお勧めします。
地元ガイドが小笠原の自然を展望台や景色の良い場所を中心にご案内致します。
小笠原で採れた島バナナのタルトを4日目(父島滞在3日目)のアクティビティ終了後にお召し上がりいただきます。
外国産のバナナが多く食べられるようになるよりも前から日本で食べられてきた歴史ある品種です。
小笠原で栽培されている希少品種で1杯1000円程度の「ボニンコーヒー」とともにお召し上がりください。
※9/27出発は通常のコーヒーの提供となります。また収穫の状況により提供内容が変更になる場合があります。
ボニンブルーと呼ばれる小笠原特有の青色に包まれるマリンタイムをお楽しみください。
島回りではイルカの他、マンタやアオウミガメなどの海洋動物に出会えるかもしれません。
父島北側に位置する「兄島海域公園」(父島と兄島間の海峡)ではたくさんの魚の群れを観察でき、その海の透明度は見ているだけでも楽しめます。
また、当日気象、海状が好条件の場合に限り、環境保護のため上陸時期が限られている無人島「南島」の上陸も予定しております。
毎年冬の時期の約3ヶ月(11月初旬〜2月初旬)は入島禁止期間となっており上陸チャンスは限られています。これは南島に生息する植物の回復期間を設ける目的で定められています。また1日の最大入島者数は100人限定!
上陸の際は南島の貴重な植物を保護する為決められたルートを歩いていただきます。
上陸予定の当日海況や天候を考慮し上陸が本当に可能かジャッジします。様々な決まりを守りや運を味方につけやっと上陸できる憧れの島です。
幕末の探検隊が小笠原諸島を発見した際に日章旗を立てたと言われている旭山を登ります。標高は267Mと気軽に登れる山です。
山頂からの景色は二見湾側が素晴らしく、おがさわら丸が停泊している姿やその周辺の集落が眼下に広がります。
世界自然遺産の森である東平サンクチュアリを散策します。自然保護の為ガイドなしでは入ることが出来ない場所となっています。
サンクチュアリ入り口で外来種を持ち込まないため身についてしまった種子を払ってから入場します。
サンクチュアリ内では自然に詳しく自らも自然保護の活動を行っているガイドより小笠原諸島特有の自然の姿を解説します。
2016年に新しくなったおがさわら丸で行く憧れの小笠原!
旅行代金:176,000円(おひとり様)